2022/07/09 のログ
フリージア > とうとう完全に陽も落ちてくる。
もうじきこの辺りも深淵の闇が訪れるだろう。
つまりは、夕食の時間となるわけで。

…流石にそろそろ食事メニューを頼まないと怒られちゃうよね。
店の中に長く居座るには相応の対価が必要なわけで。

アタシは徐にメニューを開き、悩んでみる。

「せっかくだから、誰かと一緒に食べる方が良いんだけどね。」

ついに本音が口から出てしまった。

フリージア > 結局、この日のアタシは大人しく一人で食事をすることに。
メニューは季節のおすすめだけど、それはまた今度。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からフリージアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にフォイアルディアさんが現れました。
フォイアルディア > 「……おじゃましまーす。んへ、相変わらず、魔力が渦巻いてるなぁ、この店は……。」

昨日、山賊の討伐報告を確りと行ったお陰で、また臨時収入があり――結果、今日はオフにした。
露店で買い食いをし、武器屋の冷やかしをし、ダンジョンに向かうという友人を見送ったりしてから――

向かった先は、とあるお店。平民地区にある魔具専門店。
シンプルなポーションから、魔法が付与された武器防具。
他にも、魔法――とは名ばかりな魔力を宿す薬品から、呪いめいた危険なものまで入荷している。
そういった意味でも自分がよく利用している店である。

さて、なんで今日はこんなお店にやってきたかと言えば。

「……あー。どもどもー。へへ。……ちょっと昨日、川にポーション流しちゃってさ。
 買いに来たんだけどある?ああ、うん。初級レベルで大丈夫。
 後、魔族用の発情抑制の薬も頼むよー。そろそろ月が近付いてきて、じわじわきてんだよねー……。」

――昨日、全身を川に沈めた際、ローブの中に隠しているポーションが流れ出てしまったのである。
ギルドの知り合いには「お前がポーション使うなんて珍しいな!?】と驚かれたりした。――池に沈んで流したなんて言えないし。
後、そういったアイテムも売ってるってことで、"そういったもの"もオーダー。

先天的な両性という存在故に、常人よりもそれが襲いかかってくるときが、まずい。

店主は頷き、店の奥にいる在庫管理の店員に声を掛け用意してくれるらしい。暫くカウンター近くの椅子に腰掛け、品が揃うのを待つ事にして。

フォイアルディア > 「あ、まだ時間かかりそ?……あ、そう。んー。じゃあ、ちょい店の品物も見させてもらうよー。」

品を揃えるのはまだ少しかかるらしい。恐らく、時間がかかってるのは抑制の薬に関してだろう。
それなら、目でなにかいい感じのアイテムを見繕うのも悪くない。よっこいしょ。と年齢を感じる掛け声と共に身体を起こし、店内に視線を巡らせる。

まず、目に入るのは色とりどりのポーション。
濃度によって回復量が違うそれら。勿論、その効き目に合わせて値段が上下するもの。
自分はあまり大怪我をしないタイプなので初級の安めのものを買っているが――冒険者なら割といい効き目のものを数本は常備しておきたいところ。

「んー……相変わらずの品質ってとこねー……。いつもお世話になってるよ。へへー……。お、これなに?」

次に、視線を送ったのは――。

「なーにこの……全身タイツ。……んー。魔具?耐熱系とか?」

言葉の通り、全身タイツだった。全身を覆うタイプのフリーサイズなそれ。見た限り、魔力のうねりを感じるってことは……そういうものだろうか?
基本的にこういったタイツ生地の装備は、焔や雷への耐性を持っていたり、水の加護を持っていたりと様々だが。

「……なになに。包んだ対象の肌を過敏にさせるエロ衣装?…… わぁ。……嗜好品かー。」

――斜め上の商品だった。けど、割と気になる。

フォイアルディア > 「え?気になるのかって? ……いやー。ちょっと、今。性格がそっち寄りなのもあってねー。割と気になる。
 けど、過敏にするぐらいなら薬でもなんとかなるじゃん?……なんでこんな高いのー?」

――そう。そこに書かれたゼロの数は、此処に並んでいる普通の魔法防具と同じか、それ以上。
それには秘密があるのだろう?そう言いたげに視線を向ければ。

「なになに。対象者の魔力や、他人の魔力によって、追加効果付与?
 面白そうだけど完全に呪いのアイテムだよね、それ。……ちなみに炎の魔力だとどうなんの?

 ……ふんふん。汗だくックス確定。……まぁ、そーね。そーなるよねー。」

意訳:神経が過敏になるのに合わせ、発汗も促される。タイツの中は汗で蒸れ、発情香たっぷりになるらしい。
想像した瞬間、こくん。と喉を鳴らすが、そもそもの話。こんなのを着用してくれる人がいるかどうかの話。
まぁ、自分は使えないし。自分が使ったら折角良い値段のものだったのに燃え尽きるから。

「いやー……後は、あれねー。全身タイツ。着用してくれる人いるの?ってやつ。
 ……え?普通に店に全身タイツの少年や年齢問わず女性が来る?……やるねぇ。
 ま、裸マントの我には言われたくないかもだけどねー。あははー。」

フォイアルディア > 「正直、他の属性の魔法でどうなるか気になるけど……んー。」
予算的な余裕はある。あるが、此処までそういったことに特化した物を購入したとして、それを使う相手が都合よく現れるか。其処が大事なところ。
人との関わりが狭いわけじゃないが。いきなり「エロ衣装着て♥」みたいな事言ったら、間違いなく正気を疑われる。
――……一応、普段は真面目に働いてるし。

「ちなみにー……これを買ったらおくすりおまけとかしてくれたりする?セット料金的な感じの。
 ……え?何がほしいのかって?……んー。母乳誘発するやつとか、子宮の排卵促す奴あたり?後は、精力剤。
 ほら、中でぐちゃぐちゃになってさー……なんかすごいことになりそーじゃん……?

 ――あ、おっけー? 助かるー。じゃあ、買うわー。」

――ご購入ありがとうございます。と、店員が告げ、其処に置かれていたインナーはハンガーから外され、何本かの薬品と共に店の奥に消えていく。今、自分が用意してる抑制剤と一緒に梱包してくれるのだろう。

「……謎出費。けど、しゃーないよね。なんかこう……気になったし。……ん。」

椅子に腰掛けながら、店員の背を見送る。誰もいない店内。さり気なく腿を揺らし、護符からはみ出そうな獣欲を、堪えるように。

フォイアルディア > ――用意、終わったぞー。っと言う店主の言葉に合わせ、ぴくん。と身体を揺らし、立ち上がる。
獣欲は我慢出来ている。そんな爆発させたりはしない。腹筋の浮かぶお腹辺りをローブマント越しに撫でつつ……カウンターへ。

「はいはーい。ありがとね。えっと、ポーション10本。排卵誘発剤3本。母乳誘発剤3本。精力剤3本。抑制剤が5本で、一ヶ月分。それとさっきの服ね。
 で、結局値段どのぐらい? ……う゛ぇ。……あいあい、払う、払うよ。払えないわけじゃあないし。」

提示された金額は予想以上に高かった。と言っても、払えないわけじゃない。
これも、いつか訪れる誰かとのソレのための必要経費だと思っておこう。タンスの隅で埃を被る可能性の方が高い気がするけど――。
ローブの内ポケットから財布を取り出し、金額分の金貨、銀貨を取り出し、相手に差し出せば、
……まいどあり。と――店主は丁寧にそれらを梱包してくれる。恐らく割れたりしないように細心の注意を払ってくれている。そもそも、ここに来たのもポーション割れたからだし。
梱包されたそれらを、ローブの中にしまっていく。何処にそんな体積があるかと言われれば――企業秘密。
収納を終えれば、店主から告げられる言葉はよくある『まいどどうも。今後ともご贔屓に。』

「……うん。いつもどーも。……また在庫なくなったらお邪魔するよー。」

そう告げ、店を後に――。歩いてる最中、ポーションのビンたちががっしょんがっしょん音を立て、割と喧しかった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からフォイアルディアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にブレイドさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にカティアさんが現れました。
ブレイド > 「いいって。
変な演技されるよりかは…なんか…
そのほうがいい」

謝るカティアだが、吐息だけであっても十分。
声には弱いが、彼女の反応は、むしろ素直さを感じられて逆に胸がときめいてしまう。
撫でられると、やはり子供扱いされているようでもあるのだが…。

「ただ挿れるだけってのも味気ねーし…
けっこうさ、いろんな感覚でアンタのこと知りてーし…はぁ…」

彼女のほぐれた膣内から指を抜いて、それをちろりと舐める。
すでに受け入れる事ができるであろう小さな穴。
それを確認すると彼女と体を合わせるように、正面から見据え。

「じゃ、その…痛かったら、文句くらいはきくからよ…
その、いくぞ…?」

初めてだといった彼女に対して、少し気を使いながらも自らの男性器で彼女をゆっくりと貫いていく。

カティア >  
 
「ん、そう?
 なら、いいけど」

 ゆっくりと呼吸しながら、青年の身体に触れて。

「色んなって――なにそれ。
 ふふ、なんか変態っぽい」

 自分の体液に濡れた指を舐める青年を、笑って見つめる。
 そのまま、そっと押し付けられる感触を見て、不器用な気遣いを感じておかしかった。

「ん、平気、たぶ――んっ」

 ゆっくりと肉を押し広げて入ってくる、青年を感じて、圧迫感に吐息が溢れる。

「ほ、ら――ね?
 大丈夫、でしょ」

 流石に小さな体には青年は収まりきらなかったが。
 下腹部を自分の手で撫でさすり。
 

ブレイド > 「わるかったな…
んっ、うぅっ!ぁっ…ぐ!」

変態っぽいだなんて。
少し内面にあるいろいろな性癖を言い当てられたようで少しばかり居心地が悪い。
だが、少女のような小さな艷肉に自身の一部を飲み込ませてしまうと
その小ささと快感に、うめき声をあげてしまう。

「…みてーだな…ほんとに初めてか?」

むしろ自分のほうが興奮しているようだ。
彼女の余裕ある態度は経験豊富なようにすら見える。
かすかに荒い息を漏らす彼女の唇。
それを塞ぐように一度、口づけを交わして

「大丈夫、なら…すぐに動いてもいいなっ…!」

収まりきらないくらいに小さな体。
動けば彼女の子宮を揺らしてしまうだろうが
それでも、カティアの膣内を突き上げずにはいられない。

カティア >  
 
「ん、やだ――ブレイドの方が女の子みたい」

 挿れただけで声をだす青年が、可愛くて頬に手を添えた。
 それだけ敏感になるほど興奮してくれてると思うと、悪い気はしない。

「なぁに、疑うの?
 心配、しなくてもほんと――んっ――はぁ。
 初めて、よ?」

 唇を重ね合って、少し名残惜し気に息を漏らした。

「んっ、ぁっ、もう――だぁ、め」

 収まりきらないままに腰を揺らす青年に、内臓を突き上げられて、息とともに声が溢れる。
 我慢できないといったような表情の青年を、あやすようにたしなめながら、首の後ろに両手を回す。

「最初は、ゆーっくりするの。
 そうして、お互いの形、を、ちゃんとなじませて――。
 切なくて、たまらなくなるまで、我慢して――ね?」

 そう、まるで手ほどきをするように、囁き。

「私の中、ちゃんと、自分の形に、したい、でしょ?」

 そんな誘うような台詞を口にする。
 

ブレイド > 「む、ぅ…しかたねーだろ…
だって、カティアのナカ…いいし」

頬に触れられ、出会ったときは少し鋭い目つきだったカティアを目を見据える。
女の子みたいだと言われると少し不服そうに。

「疑う、とかじゃなくて…
っ、ふ…最初はなんか痛えって言うだろ?
それに、こんなに…」

自分よりもよっぽど余裕がある様子。
年上であることを加味したって、初めての行為に及んでいるのに。
ちいさく、狭い彼女の性器はそれが真実であることを伝えているようではあるが。

「ん、ぐ…おう…わり…」

抱き寄せられ、たしなめられると動きを緩め
カティアに密着するように体を寄せ、彼女の囁きに応えるように
ゆっくりと彼女の最奥まで収め、抱き返す。
もどかしいくらいだが、それでも彼女が言うように…自分の形を覚えさせてしまいたいのだから。

カティア >  
 
「――ふふ、可愛い」

 少し不満そうにする様子が可愛くて、つい笑ってしまう。

「ん、ふ――もしかして、意外と経験、少ないのかしら?
 実際に裂けちゃう子、とかも、いるけど。
 ほとんど、準備が足りなかったり、男の子の気遣いが足りなかったり――」

 ゆったりとした動きに、熱のこもった吐息が零れる。
 狭い膣内でしっかりと青年を受け止め、細い体で青年の身体を抱き寄せる。
 身体を密着させれば、青年の鼓動が伝わって来る。
 その音と振動が、甘く、熱く、自分の中に染み入ってくるのを感じられた。

「はぁ――いいこ、ね。
 んふ、こうして、ゆっくりセックスできるなら、上出来。
 ほら、だんだん、馴染んで――よくなってきた、でしょ?」

 抱き合っているうちに、互いの性器がより密着して、より互いの感度を高め合うだろう。
 カティアの膣内は、すっかり、青年の形に馴染んで吸い付くように密着していた。
 

ブレイド > 「カティアが言うなよ…」

男は女にかなわないとはよく言ったものだが
こうされているとなんとなくそんな気がする。
だかれて、頬を撫でられていると、触れられた部分が熱くなっていくような。

「ぐ…ぅ、そういうわけじゃ、ねーけど…。
はじめての相手ってのは、勝手がわかんねーもんだから、な…」

先程からリードされっぱなし。
リードしてほしいと言われた手前、逸ってしまったところもあるような。
その結果、まるでこちらの方こそが未経験かのように手玉に取られてしまっている。
抱き合いながらゆっくりと互いの体温を交換して…ここでようやく彼女の鼓動を感じることができた。

「んぅ、ンッ…そ、だな…。
カティアの、ぴったりくっついて…」

彼女の膣肉がなじんでくれば、少し動くだけでも擦れあう粘膜が強い快感を生む。
激しく動いて隙間ができてしまうのが惜しくなるような…そんなゆっくりとした情交。
こういった交わりは初めてかもしれない。

カティア >  
 
「ふぅ、ん、そうなん、だ。
 じゃあ、私の方が女の子を好くするの、得意かも?
 これでも、同性経験は、それなりにある、し」

 言葉の合間に、はぁ、と熱い吐息が混じる。
 カティアの表情もどこか眠たげに緩んで、リラックスしてしっかりと性感を得ているのが見てわかるだろう。
 自分の五感が、少しずつ青年の熱に、音に、匂いに埋め尽くされていくのが、心地よく感じてしまう。

「んっ、いい、よ。
 ゆっくり、ゆっくり、動いて――。
 切なくて、苦しくなるくらい、いっぱいまで、我慢して、ゆっくり――」

 そんな言葉で、青年の動きを誘導して。
 そんな言葉も、明らかに感じているのが分かるような熱がこもっている。
 動きはゆっくりでも、少しずつ、確実に呼吸が荒く熱くなっているのが伝わるだろう。
 

ブレイド > 「なら、色々教えてもらわねーとな…。
はう…、ん…、よく、なって欲しいし…。
どーせなら」

このような緩やかな快感を伴う性交は初めて。
同性経験があるという彼女。
同性ならではというところもあるだろうが、自身も快感と心地よさを感じているあたり、カティアのほうが上手なのかもしれない。
こちらもすぅ、と音を立てて彼女の匂いを吸い込んで、時折唇を彼女の肌に落とす。

「なんか、こーいうの…。
あんましたことねぇかも、な。
あんたは、ゆっくりするのが好きだって、覚えとく…」

お互い息が荒くなっているが、動きはやはりゆっくり…遅く、肌が擦れ合う音が小さく聞こえる程度。
つながっている箇所から、彼女と溶け合ってしまいそうな快感を覚えながら
激しく動きたい気持ちを抑え、時間をかけて、彼女の中に自身の熱を伝えていく。

カティア >  
 
「私、も、男の子は初めて、だし。
 沢山、教えて、ね」

 どうしたら男が喜ぶのか、知識はあっても、実践したことはない。
 そもそも、この青年と偶然出会うような縁がなければ――こうして普通のセックスをするつもりもなかったのだから。

「ん、や――ブレイドの、キス、頭の奥まで、響いて――」

 唇が肌に触れる度、脳の芯までしびれるような音が響いて、鼻の奥に甘い匂いが広がって眩暈がしそうになる。
 自分の壊れた五感、その全部が、青年を受け入れてしまっているのを感じた。

「んっ、そ、う?
 激しい、のも――いいけど、ね」

 それでも、青年が知らないと聞けば、嬉しくなる。
 それは、自分が処女を譲ったのと引き換えに、青年へ知らない快感を、自分の「よさ」を教えられたのだから。
 青年にとって、唯一で、これからも、最初の女という事だから。

「――は、ん、いい、よ。
 そろそろ――限界、でしょ?
 好きに、動いて。
 きっと、痺れる、くらい、きもちい、よ」

 と、抱き合ったまま、耳元に囁いた。
 

ブレイド > 「どうせ教えるなら、もっとかっこいいところ見せたかったけどな?」

少女と見違えるほどに小さな体。
啄み、食み、舐め、抱きしめて…そうしてしまえば彼女の体をまるで包んでしまっているかのよう。
実際に包まれているのはこちらの方なのだが、少しくらいは見栄を張りたいと思っているのかもしれない。

「こういうキス、好きなんだな。
それも、覚えとく」

カティアの耳に囁やけば、その耳にもキスを落とす。
彼女がうっすらと表情に喜色を浮かべれば、膣内で自身のものが更にじわりと熱くなるのがわかる。
嬉しいという気持ちが、快感にかわったのか…。
そんなときに囁かれたものだから、ゾクリと背筋を快感が走って。

「んっ…ぁ、お、おう…わかった。
動くけど、あんたも、よくなってほしいからよ」

ゆっくりとした、音も立たない程度の交わりから、次第に水音が聞こえる程度に体を動かす。
激しくはない。
だが、彼女の言うように…痺れるほどの快感。
いや、焦がれるほどの快感か。
声以上に熱い吐息が漏れる交わりに身を委ねる。
激しさが鳴りを潜めているのは、彼女の「よさ」を噛みしめるためか。

カティア >  
 
「ぁ、や――んっ」

 キスを落とされるたび、小さな声が漏れる。
 それだけ、青年のキスがカティアにもたらす快感は穏やかで――大きい。
 興奮でじっとりと汗をかいた体は、うっすら赤く色づくほど。

「ん、もう――変な、事、覚えなくて――んゃっ」

 耳に触れたキスが、頭の奥を溶かしてくる。
 思わず零れた声は、少女らしい嬌声だったかもしれない。

「んっ、は――」

 ゆっくりと、けれどカティアの中を目一杯味わうような動きは、カティアの全身をぞくぞくと震わせる。
 思わず青年に回して腕に力が入って、もう一押しを強請ってしまうように、膣内でもより強く青年を抱きしめた。

「いい、でしょ?
 ん、はぁ――いい、こと、教えて、あげる――」

 そう言って、青年の耳元に顔を近づけ。

「私、まだ、初潮が、きてないの――」
 
 

ブレイド > 甘い声が耳に届く。
あまり声はあげないと言っていたが…聞こえる声色は艶を帯びていて、それでいてどこか幼さも感じるものだった。
そんな彼女の反応は、いままでの余裕を見せていた姿とは違い、可愛らしいもので。

「はぁっ…んっ、忘れられる、もんじゃねーからな。
そんな、可愛い声聞かされちまったら」

サラリと髪を撫でて、彼女の体に一層のキスを。
重なる体はより深く、つながりをもとめるように。
彼女に抱きしめられるままに、痛みを伴わない程度に身を預けて。

もっと味わいたい。
もっと知りたい。
そんな情に蕩かされながらカティアの無垢であろう膣奥に陰茎を押し付けたその時…
囁き。

「っ、あ…!それって…」

中にほしいということ、なのだろうか?
それとも、こちらを試しているのか…。
しかし、その言葉で堰を切ったようにじわりと溢れ出す。
彼女の、男を知らなかった幼い体に。

カティア >  
 
「ん――も、ばか――ぁ」

 言い返す声も、甘く蕩けたモノになってしまう。
 身体の芯から響いてくる快感に、すっかり全身の神経が蕩けていて。

「んふ――ぁ――っ!」

 膣内でソレが膨らんで、強く震える。
 今の言葉がスイッチになったのだろう事は明白で――。
 カティアもまた、青年の体を強く抱きしめて、びくびく、と、その小さな体を痙攣させた。