2022/05/19 のログ
ミンティ > そのまま、いつまで樽の上に腰かけていたか。しばらくあとには自分で帰ったか、それとも誰かに連れていかれてしまったか、細い路地からは姿を消していて…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からミンティさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にラミラさんが現れました。
ラミラ > ふんふん♪と鼻歌混じりにやってくると、カウンター席の一つを陣取る。
マスターに一杯ちょーだい♪と酒を要求し、足をぶらぶら。
先程までステージで舞踊を披露していた少女はニマニマとした微笑を浮かべながらやってくるグラスを待つ。
見たところ子供が酒を頼んでいるようにしか見えないが…店主はわかった上で日雇いをしていた。

見事、かつ艶やかな舞踊を披露する少女が踊りに来れば、何せ上階の宿の方の儲けが増える。
少女はと言えば舞踊でひっそりと発情を促し、何人かからは精を抜いている。
その事は内緒ではあるが、win-winというやつであった。

今日もひとまずは踊り終え、もしくは小休止をし、一杯おごってもらおうという算段。
踊り子の衣装のままの背中には、何やら熱っぽい視線もいくつか感じる。

(まァ発情させた人らはもういないんですけどねェ…♪)

単純に、ヤらせろ、という男性の欲望の視線だろう。
それも心地よい物と平然としながら酒の注がれたグラスを受け取る。
そこまで安っぽくヤらせてはあげませんけどねーと考えながら…。
可愛い人とか、お堅い人とか、何か面白い相手でもいれば考えるのだが、そんな事を思っていた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にナータさんが現れました。
ナータ > 「ふいー……っと……今日はここで最後かぁ……」

日雇いの仕事、配達人。
今日も日が高いうちから各所へのそれを続け―――件数ごとの歩合なので―――
とっぷりと日も暮れたころ、最後の配達先。
ショーなども執り行うバーへの配達物は、売掛金の請求書。

カウンターの奥にある裏側の勝手口をノックスして暫し。
扉が開けられマスターが顔を覗かせて。

「あ、えと……お届け物ですー……」

ペコリ、と会釈して封筒を差し出す。
マスターはそれを受け取ると扉を開けたまま一度店内奥へと。

配達物の受け取りサインをするため、万年筆のある所へと向かっていた。

ラミラ > くぴ、と舐めるようにシードルのグラスを傾ける。
ついに声をかけて来た脂ぎった男性を「おととい来やがれですよ♪」と丁寧にお断り申し上げつつ、
マスターの睨みもあってかそれなりに平和に過ごしていると、

おや、とカウンターの裏の勝手口を覗き込む。
そこには少し野暮ったい印象の娘がやってきていた。
何かの配達だろうか。

(磨けば光りそうですねー…♪)

そんな印象を受けながら、マスターとやり取りをしている。
書くものでも取りに行っただろうか、少女と言ってもいい娘は少しの間待っているようだった。

ふむ。と少し考える。

少女がもし店内を覗けばカウンター席の踊り子と目が合うかもしれない。
これもタイミングですネ、とすうっとやけに艶っぽい流し目で踊り子が見つめている。
…魅了の魔力が混ぜられた、くらりとするような視線で店内へ誘うように。

ナータ > ややざわつきの残る店内はまるで「一仕事終えた後」のよう。
カウンターに腰掛ける少女の背後には、興奮を持て余した男たちが
どう少女に絡もうかと待ちあぐね―――勇気を出して声をかけた男
あっさりと袖にされていた。

「……、……」

手持無沙汰の少女。
酒を飲めないわけではないが、そんな贅沢は敵である。
幸か不幸か、最後の配達先ということで直帰―――定宿の安宿に―――可能であった。
賃金の半分は先払い。
それくらいの信頼は得ていたようで。

「……?……ぁ―――」

マスターはまだ戻ってこず、少女の視線は店内を巡り
そして―――ゾワリ。
何かに舐められるような感覚の後、少女の脳には霞が掛った。

瞳の光はやや陰ったかもしれない。
その表情はぼんやりとしたかもしれない。

少女はフラフラと店内に入っていく。
カウンターの中から、外に回るように。

自分を導く煌めきを追いかけるように、片時も視線を外すことなく。

ラミラ > 自分の視線につられてやってきた少女。
お隣どうぞ♪とカウンターの隣の席を促し―――。
やがてマスターが店内に入った事に気づいてやってくるだろう。
飲んでいくのか?と少女に声をかけるだろうが…。

「ちょっと疲れてるみたいですヨ♪
上の部屋、私の分まだ空いてましたよね?」

カウンターに頬杖突きながら気軽な様子でそう告げる。
納品書へのサイン、咥えて一応と宿の台帳を確認する為に店主が視線を下げた瞬間―――。

「…二人っきりに、なりましょね…♪」

甘い声が、少女の耳元に吹き込まれる。
ちろり、と舌先が耳朶を軽くくすぐる。

少女が踊り子に視線を向ければ、ゆらり、と褐色の肉体がうねるように見えるだろう。
誰も彼もの視線を惹きつけ、釘づけにし、発情を促す身体。
すぐ傍でじっくりと少女に見せつけ、現実感を遠のかせ―――。

空いてるよ、という店主の声がふと聞こえる。

それじゃあ、とシードルのグラスを空け、少女の手を引くだろう。
ゆっくりと夢の中に誘い込むように。蜘蛛の巣に案内するように上階の部屋へ。

ナータ > 「…………はい……」
フラフラと踊り子少女の元へと進んだ少女。
隣を促されると。
店内の騒めきにかき消されそうな細く揺れる声で返事をし
カウンターチェアに浅く腰かけて。
サインを書き終えた店長がカウンターに戻ると
配達少女が店内に入っていた。
ならば客かと声をかけるも、少女はまるで聞こえていないかのように
踊り子少女を見つめ続けている。

代わりに答えた踊り子少女の言葉に
宿帳をマスターが確認した瞬間……

「は……ん、ぁ……」

甘い甘い声が、耳から頭に、脳に。
まるで煮詰めた練乳のような甘さに、少女の脳内はとろりと蕩け始める。

すぐ目の前の踊り子少女の肢体は、自分と同じ年頃の要なのに
自分よりも瑞々しく、且つ正反対のように育っており。

見ているだけで「愉悦」すら覚えるほどで。

空き室を確認したマスターの声はもう届いていない。
手を引かれ、夢現な少女、褐色の踊り子少女の後に続いていく。

この店までどう来たか、同店内に入ったかなど最早覚えていないような
どこかうっとりと笑んだ表情を浮かべながら。

ラミラ > 魅惑という沼にはまりこんだ少女。
その手を引いて上階の個室へとやってくる。
表情を見れば、すでにとろんと蕩け陶酔したような様子。
にんまりと踊り子は微笑んで入室を促すだろう。少女が部屋に入れば、ぱたり、とドアが閉まり鍵のかかる音がする…。

「…んふ♪」

ぼうっとしているであろう少女を尻目に、足早にベッドの脇へと向かう。
くるりと振り返って、ニマニマとした笑みのまま、ゆっくりと少女へと手招きをする。
少女がやってくる間―――とん、とん、とステップが踏まれる。
身体に刻まれた紋様が明滅し、少女の視線を惹き、
魅惑の踊りは、その短い間に更に少女を深い夢の世界へと誘っていくだろう。

「…よくできました♪」

そして少女がやってくれば、無造作に、その唇を奪おうとする。
重なれば、遠慮なく、舌でじっくりとその口内を侵していくだろう…。

ナータ > 手を引かれ、上階へと進んでいく少女が二人。
今頃マスターは興奮を持て余した男たちにどやされているだろうか。
いや、こんな場所のマスターなのだ、そんな客のあしらいにも慣れているかもしれない。

やがて踊り子少女のためにあけられていた部屋へと入る二人。
後に続く配達少女が入り終えればカチャリと錠の掛かる音がして。

「は、っ……」

先導する踊り子が振り返り、手招きすると。
少女はほぉ、と吐息を一つ零しフラフラと進んでいく。
その最中、踊り子少女が足の動きを刻む。
瞬間、褐色の肌に何かが浮かんでは消え、を繰り返した。
それを目にした少女の脳内は更に更に霞んでいき―――愉悦を得た。

「ん、ふっ……んぅ、ん、ふ、ん、ぅ……」

いつしか少女は気を付けの姿勢で、ポカン、と口を開けていた。
そこに唇が重ねられ、舌が差し入れられ、弄られていく。

少女はそれを為すがままに受け入れていた。
気を付けの姿勢のまま、動こうともせず。

少女は「幸福」を得ていた。「自」を捨て、相手の意のままになる幸福。
されるままになる恍惚。
少女はむしろ、自分の意志など早く捨て去りたいとまで思うほどだった。

ラミラ > やってくる間の舞踊で、意志が抜けていくのがわかる。
虚脱したような少女の唇を奪い―――じっくりと口内を責め立てて。
歯列をなぞり、歯茎を舐め上げ、舌を絡ませる。
性に手慣れた技巧は、処女であっても性感を覚えてしまうようなもの。
時折唇を離し、にんまりと表情を伺いながら…。

「……服、脱いでくださいね…?」

甘い声が少女の耳朶に囁かれる。
踊り子の思うままになった少女の手を引き、さらに深い世界へと沈めていくために。
服に手をかける間も、じっくりと口内を侵し尽くしていくだろう。

「…ふふ。幸せそうな顔ですねぇ…♪」

更に表情の力が抜けていく様子を見つめながら、性感の高まりを確認するだろう。
頬の紅、そして股間の濡れ具合、など。
少女が服を脱ぎ終われば、ベッドの上へと誘っていく。
ベッドに上がれば、追いかけるようにして少女の上に、膝立ちのまま跨って…。

「…このまま、もっと幸せにしてあげますねェ…♪」

ナータ > くちゅり、くちゃり。
二人の重ねられた唇の中から卑猥な、粘着質な音が漏れる。
それはある意味一方的な凌辱に近い。
踊り子少女の舌が、配達少女の口内を這いまわり、嘗め舐る。
配達少女は唯快楽の漣に翻弄され続けていた。

「ふっ……はっ……」

口を離され言葉を紡がれる。
呼吸すら忘れるほど没頭し続けた少女は大きく息を吸い込み吐き
その手は当たり前のように自らの衣服に向かっていた。
ともすれば襤褸切れのようなコートから何から。
再度重ねられ舌を受け入れ、その視線は一時とも相手の瞳から離すことなく。

「はっ、はっ、はっ……幸……せ……?」

いつしか少女は全裸になっていた。
何をどう脱いだかなど覚えてはいないが、とにかく、全てを脱いでいた。
踊り子少女と違い膨らみの足らぬ胸も、無毛の股間も晒して尚
少女は恥ずかしがる様子はなかった。
だって「脱いでといわれた」から。
それは、当たり前のこと。

全裸のままベッドの上に誘われ、上がっていく。
踊り子少女も応用にベッドに上がり……

「シアワセ……?幸せに、なる……の……」

告げられた言葉にコクン、と頷く。
其れはまるで幼子が甘えるかのような表情で。
少女の脳は「幸せになる」というフレーズで埋め尽くされて。

ラミラ > 全ての衣服を脱ぎ捨て、生まれたままの姿になった少女。
それを膝立ちで見下ろしながら、可愛いですねぇ、と小さく呟く。
キスによって快楽を引き出した反応は、慣れたものではなかった。
しかし、それはそれで楽しみがいがあるというモノ。

「ふふ。そうですよ。いっぱい、幸せ感じてくださいネェ…?」

ゆっくりと覆い被さっていく。
間近で少女の表情を見つめながら、両の手が動く。
薄いふくらみへと手を伸ばし、じっくりと揉み始める。
もう片方の手はゆっくり内腿を撫で擦りながら、徐々に股間へと近づいていく。
そして少女の秘所に触れれば、その割れ目を解すようにして撫で回していき……。

「ふふ…ほーら…♪」

女性の快楽を感じるポイント。まずはそこへと触れていきながら、紫色の瞳が淡く輝いていく。
視線をくぎ付けにしながら、心地よい恍惚感が頭の中に広がっていくだろう。
それと同時に肉体の快楽を徐々に引き出して、身体に触れられる事を幸福だと感じるように、それを結び付けていこうとするだろう。

ナータ > 配達少女の「内なるモノ」を果たしてどう評価したか。
取っ掛かり、は口付けによって引き出された。
そしてその先は。

「ふあ……んっ、あ……はぁっ!あ、ん、あ、ぁ、ん、あ、ふっ……」

踊り子少女の両手が蠢く。
片手が伸びるのは胸。
なだらかな其処を堪能するかのようにゆっくりと揉みしだき。
片手が伸びるのは脚。
そこを意識させるように擽りながら這い上がり、秘所の合わせ目に指を添えて。

少女は鳴く。
体内で快感が跳ね回る。
けれど逃げ惑うことも抗うこともない。
ただそれを受け止め、泣き笑いのようなくしゃくしゃの顔で
甲高く鳴いた。

淡く輝く紫の煌めきによって、少女の頭の中は
脳は、細胞は……快楽と幸福が結び付けられていく。
そしてその快楽は、踊り子少女からもたらされるもののみへの紐づけられて行って。

ラミラ > 快感で声を上げ始める少女。
ずいぶんとすぐに反応を見せると若干不思議に思うものの、
まぁ、それはそれで、と責める手つきは止まる事なく。

「いい声ですネ。……もっと聞かせてくださいねェ…♪」

じっくりと胸を揉んでいた手、指の間に起ち始めている先端を挟んでいく。
くにくにと指の間で乳首をこねながら、胸を揉む動きは徐々に大きく。

びくびくと震える腰の動きを加速させるように、くち、と割れ目に指が侵入していく。
指を曲げ、水音を立てながら少女が感じる部分を探っていくだろう。
その間も中をかき回すように指を動かし…外に出ている親指は、秘所の上の芽をかり、かりと撫で回して…。

「気持ちいいなら、気持ちいいって言っていいですよォ…?
私が与える快感を…楽しんでくださいねェ…♪」

その刺激によって、少女が軽い絶頂を迎えてもやめる事はないだろう。
それどころか、その表情を楽しむように覗き込んでいるに違いない。

ナータ > 「あ、ぁっ、んっ、あっ、ぁっ、あ、あっ……」
指に挟まれる尖った先端。
それを捏ねられ愛撫を受けると
リズムに合わせるかのように跳ねた声が漏れた。

「あ、く、はぁっ!気持ち、いいよぉ……気持ちいい、よぉっ!」

逆の手は股間を。
秘所に指を埋められ急所を探られて。
高まり昂る少女の快感。
煽るような、促さるような言葉に釣られ快楽を口に出す。
出せばさらに快感と幸福は強まっていく。

「はっ、ん、はっ……もっとぉ……もっとぉ……してぇ……?
ぜぇんぶ……幸せに、してぇ……?」

軽い絶頂に導かれ、痙攣を見せた少女。
踊り子少女に向けた表情は変わっていたか。

内面に秘めていた「淫」を浮かび上がらせたような。
破滅型のマゾ性すら感じさせるような、淫を追い求める少女のそれだった。

ラミラ > 愛撫によって軽い絶頂を果たした少女。
蕩け切ったその表情は、先に感じた野暮ったいものとは程遠く。
専門の娼婦のような表情を見せていた。
しかし、それに怖じる事もなくラミラは笑う。

「ふふ、じゃあもっともっと。普通じゃ味わえない快感が、イイですよねぇ…?」

再び少女の上で膝立ちとなり、両腕を後頭部で組むように。
その姿勢のままゆっくりと身体を卑猥にくねらせ始め、
少女を夢の中へと誘った紋様がチラつき始める。

『ふふ…ほら、私を見てェ…♪』
『頭の中まで、気持ちよくなる…♪』

少女の両の耳元で甘い囁きが零れる。
踊り子は少しだけ離れているはずなのに、吐息が耳元に掛かる。

『貴女の手が動き出すよぉ…♪』
『さっきの私の手のようにぃ…♪』
『貴女をイジめ始めるよぉ…♪』

少女の視線を縫い留める淫猥な舞踊。
確認する事もできない視界の外で…甘い囁きと、舌先の感触が耳朶をくすぐり、
囁きに導かれて、少女の両の手が操られるようにして自身の愛撫を始めるだろう。
その舞踊を見ながら、微睡んだような意識で行うオナニー。
しかし、その両手はまるで踊り子さながらに、踊り子に愛撫されているように動いていくだろう。

ナータ > 自らの内に秘める淫を吐露した少女。
まるで別人のように……野暮ったく純情そうな先ほどまでとかけ離れて。
その様を嘲笑うでもなく否定するでもなく。

「もっと……もっとぉ……幸せ……?」

普通では味わえない、踊り子少女しか与ええない快感、そして幸福。
今の少女が最も求めるもの。
唯一、求めるもの。

「あ……ぁぁぁ……見てる、の……幸せぇ……」

やや離れた位置で舞踏を始める褐色の踊り子。
それを見たい、見ていたい。
見ていればずっと、幸せになれる。
脳に明滅する文様が刻まれていく。
永遠に消えない刺青のように。

「はぁい……はぁいぃ……!」
離れた位置にいる踊り子少女の
「すぐ耳の傍から」聞こえる囁き。
それに幸せそうな笑みを浮かべながら一々頷く少女の両手が動きお出す。

少女はいつしか膝立ちになっていた。
右手は股間に、左手は胸に添えられている。
左手の指で胸の先を挟み捏ねはじめ
右手の指先が自らの秘所に埋まって。
視線は魔言うづける少女に向けたまま動かず、両手だけがまるで機械的に動き始めていた。

「「触ってもらって」……気持ちいい、ですぅ!あ、あは、ぁっ!幸せ、もっと、もっとぉ!」

自らの手なのに、そうとは認識していない。
先ほど与えられた幸福と快楽の追体験。

視線だけは固定されたまま歪んだ自慰を始めた少女。
ベッドに着いた膝はじわじわと広がり、尻は徐々に後ろに突き出される。
踊り子の少女とはまた別種の、卑猥なポーズを顕わにさせて。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にナータさんが現れました。
ラミラ > 舞踊を見せつけ、少女の自慰を誘導する。
その行為に溺れ、幻に惑わされて自慰を踊り子の愛撫と思い込み始める少女。
にんまり笑いながら、更に深い快楽の沼へと…。

「ほーらぁ…もっと見つめてくださぁい…♪ えっちな私の、お・ど・り…♪」

身体をくねらせる。たゆん、と乳房が揺れる。
ねっとりと舌なめずりをしながら…組んでいた腕を解くと、踊り子も自分の胸をこね回し始めて。
しかしそれは自慰行為ではなく、セックスアピールのため。
もう片方の手は、ゆっくりと突き出した腰部の割れ目を卑猥に開いて見せる。
涎を垂らすように、銀色の雫がベッドへとたらたらと零れて…更に淫らな光景へと。

『えっちな光景に…釘付け…♪』
『見ながらするオナニー、気持ちいい…♪』
『ほらぁ…手が覚えていくよぉ…♪』

囁き声は止まらず、少女の自慰行為を加速させていくだろう。
ちゅく、ちゅく、ちゅく、と水音が耳元で鳴り響く。
それは舌先の感触なのか、自分の割れ目の水音か、幻はそれすらも曖昧にしていく。

『手が覚えるとね…私がいなくても…♪』
『貴女の手が…私の愛撫を思い出す…♪』
『イっちゃったら…焼き付いちゃうね…♪』

淫らで幸せな体験。
記憶してしまえば…例え踊り子がその場にいなくても、踊り子の愛撫で自慰行為をする事になるだろう。
絶頂を引き金に、それを少女に覚えさせようと…。

「ほらァ…イく、イく、イっちゃう……♪」

ゆら、ゆら、ゆら。
踊り子の淫らな腰振りの動きが激しくなり、にんまりと笑った唇がから、絶頂を導く囁きが零れていく。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にナータさんが現れました。
ナータ > 踊り子の舞が視覚を通して
踊り子の声が聴覚を通して

少女の脳に焼き付けられていく。
夢から覚め現に戻ったとしても消えぬ傷痕のように。

揉みしだき扇情する胸の先に吸い付きたい。
卑猥に晒された秘所に舌を這わせ舐め啜りたい。

同性でありながら、掘り起こされる卑猥な欲求。
しかもそれは、「自慰」を続けることで膨らんでいく快感と幸福にまじりあっていく。

「見るっ、のぉ、幸せっ……っ聞く、のもっ、幸せっ、あ、あ、触ってもらうの、しあわ、せぇっ!」

もっと見たい、もっと聞きたいと上体は踊り子少女へ向けて前のめりになり。
自然と尻は後ろに突き出される。
それでいて両手は今も胸先と秘所を弄り続けていた。

「見てぇ、聞いてぇ、触って、もらってぇ、幸せっ、あ、あ、あ、いっぱい、いっぱい、幸せ、もっとっ……」

昇り詰めていく肉体と精神。
まるで踊り子と一緒に舞っているかのような錯覚。

「見てるからぁ、見てっ、聞いてるからぁ、聞いてぇっ!もっと、幸せっ、ずうっと幸せっ……幸せだからぁっ……イクからぁっ……あーーーー!」

とうとう体を支えられずに前のめりに倒れ、尺取り虫のように尻を掲げて。
顔は上がり、舞う姿を見つめ続け聞き続ける。
満面の歓喜の笑みを浮かべながら、幸福を脳に焼き付け刻む絶頂に達して。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にナータさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にナータさんが現れました。
ラミラ > くすくすくす、と笑みが零れる。
操られるまま絶頂を迎え、幸せそうな笑みを浮かべたまま崩れ落ちた少女。
視線の先で、淫猥な裸身を晒しながらゆっくりと少女に近づいていくだろう。

「ふふ。気持ちよさそうですネェ…。」

見上げる少女の頬を、細い指先がそっと撫でる。
視線の先で瞳が紫水晶のようにきらめき…。

「…また、自分の宿に戻ったら…『私の指先で』気持ちよくなるんですよォ…♪」

焼き付いた記憶を補強するかのように、暗示を刻み込んで…。
そして、さぁ、と言って自身の裸身を見せつけるように少女の前で誇示していく。

「…続き、しましょ? 今日は何度でも…私の身体を使って。私の愛撫で。気持ちよくなっていいんですから…♪」

動けず踊り子の指先の餌食となるか。
それとも少女が手を伸ばすのか。
その無防備な肉体を踊り子の指で、舌で。そして身体を絡ませて。
また少女の指に、柔らかで、底なし沼のような肉体で快楽を覚えさせるのか。
その部屋からは、一晩中女性の声が聞こえていたとか。

少女が次の朝を迎える頃には、ねっとりとした深い肉の快楽を記憶に焼き付けていることだろう。

ナータ > 「しあ……わせぇ……」
その様子に笑まれると、少女も笑みのまま口の端からツゥ、と唾液をこぼし。

「はぁい……はぁい、ぃ……気持ちよくしてもらってぇ、幸せに、なってぇ……」

自慰は自慰でなく、幸せのおすそ分け。

今後は自分の宿でも、幸せを感じられるように。

「もっとぉ、もっとぉ……シアワセ、に、なるの……」

その後は果たして。

「自」を捨てた少女はされるままになる。

貪り
貪られ

求め
求められ

絡み
絡められ。

「幸せ」とうわ言のように繰り返し
体液を垂れ流しながら意識を失った少女。

朝まで肉の悦びに溺れ続けた彼女
果たして自分の宿の日課は繰り返されたのかもしれない―――