2022/05/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 酒場」に黒須さんが現れました。
黒須 > (しばらくして酔いが回れば満足して席を立つ
周りの酔っ払いも無視して、涼し気な顔をしながら、店をあとにした)

「さて…さっさと寝るか…」

ご案内:「王都マグメール 平民地区2 酒場」から黒須さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にミンティさんが現れました。
ミンティ > 夜の入りの時間、大通りを外れた細道。薄暗くなった中を、すこしふらつきながら歩いてきて、道端に並べられていた小さな樽の上に腰を下ろした。
外での仕事を終えた帰り、喉の渇きをおぼえたところで屋台の客引きにつかまって、一杯だけ飲んでいってほしいと頼まれるがまま、お酒を口にしてしまった。
そんなに強いものではなかったから、帰るまでは問題ないだろうと思ったけれど、不思議と頭がぼーっとするし、足元もおぼつかない感じで。

「ぅ…、ぅー……、ん、……ん、ぅ……、ふっ」

気持ち悪さはない。ただ身体が芯からぽかぽかと温まって、すこし熱さを感じる。頬の熱さを冷まそうと頭を振ってみても意識が晴れる事はなく、ずっともやがかかったみたいに感じられた。
なんとなく、両手を腿の間に挟む姿勢になって。そのまま、もじもじと身動ぎ。そうやって小さい吐息をこぼしながら、ふと思う事があった。
あの飲み物に、なにか入っていたんじゃないかと。今となっては確かめようもないけれど、夜の王都に出ている屋台、十分ありえる事だとも考えられて。