2022/04/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 冒険者ギルド」にガウスさんが現れました。
ガウス > お昼、ギルドの依頼が貼られている掲示板、その前で腕を組んで依頼を吟味している少年
眉間にシワを寄せて、むむむ、と悩んでいる
悩んでいる内容としてはいつも受けている薬草採取か
迷子のペットを探す依頼のどちらかである。

「どっちも安いけど……薬草のほうが良いかな」

取れた分だけお金がもらえるのでどちらかと言えば薬草採取の方がいい
でも、弱い魔物の討伐依頼も目に入って、ちょっと冒険してみようかな
とか手がスルスルと討伐依頼に伸びた所で、頭をバチンと叩かれた。

「痛いっ! 何すんのさ!」

振り返ってみたらよく見かける先輩冒険者の青年で
雑魚にはまだ早い とか言われてたしかにそうだけど、と頬を膨らませ

「仲間いればいけるし!」

そう反論した所で、誰もお前と組まねえよ、とか言われたので
確かに、と思う反面で、言い方あるじゃん、と睨んで大人しくギルドの隅っこの方のテーブルの席へと座って
テーブルに突っ伏して不貞腐れた。

ガウス > 自分のことを思って言ってくれているというのは分かるので
そこまで怒ってはいないもののやっぱり不機嫌にはなってしまう。

「仲間居ればって言うけど…僕弱いしなぁ」

自分の発言を思い返して反省。
たしかに仲間がいても自分が足を引っ張る未来が見えるから
大きくなって強くなるまではほそぼそとやるしかないか
ため息を大きく吐いて決めたけど、モヤモヤはしてしまう。

こうなったら薬草採取で気分転換、そう決めたら椅子から降りて
受付にダッシュ、薬草採集をするということを伝えてギルドを後にした。

ご案内:「王都マグメール 冒険者ギルド」からガウスさんが去りました。