2022/04/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にエルジアさんが現れました。
エルジア > 平民地区、冒険者ギルドの入り口脇
この前同様に腕を組み考える女が一人。
ギルドに入っていくものには怪訝な目を向けられても
そこを動く様子はなく、どうしようかと再び悩んでいた。

まだ金が足りない。
本を買って引きこもるにはまだまだ金額が足りないので
依頼をやらざるを得ないのだが、やはり見るのもやるのも面倒くさい。
また、実入りの良い依頼でも、お金でもぽんとくれるようなお方はいないだろうか
再び駄目な思考を加速させながら貴重な時間をこうしてただ潰している。

もう少しして誰も来なかったら大人しく中に入ろう。
そう決めたのならば、通りかかる人やギルドの中に入っていく人を眺めながら壁により掛かる。

エルジア > うん、やっぱり中に入ろう
こうして外に突っ立っていても変な目で見られることしかないし
何よりも中のほうが温かいという当たり前のことに気づく。

中へと入れば、依頼が張られている場所へと足を進め
じっと眺めてみるものの、時間が立ちすぎていたのか
実入りの少ないものであったり依頼内容と報酬が釣り合っていないようなものばかり

すぐにこないとこうなるということは分かっていても、面倒臭さが先に立ってすぐに動けない。
こういうところは治したほうが良いと思いのだけれど、性分なので致し方なし。
依頼を受ければ気持ちが切り替わってきっちり遂行できるのだが、とため息を一つ。

エルジア > ただ見ていても依頼内容に変わりはなく
もうこれでいいか、と一番マシな依頼を剥がそうとした矢先
新しい依頼が職員によって貼られ、その内容に目を通す。

したら、これが中々の金額であり、内容もそれに見合ったものだった。
一人では少し心細いが問題なくできるだろうとその依頼をすぐに剥がし受付へと持っていく。
そうして、依頼を受け取った女はひとまず帰ろうと決め、家へと足を向けギルドを後にした。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からエルジアさんが去りました。