2021/12/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にフォールさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からフォールさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 バー」にフォールさんが現れました。
フォール > 平民地区のバー。
偶にはふらっと気軽に表に出てみれば、一年の終わりも近く、通りに人も少なくどことなく寒さをより強く感じる。
訪れたなじみのバー、木の分厚い扉を開ければ来客を告げるチリンと鳴る鈴の音。
鳴れたもので、ひらりと手であいさつをしてから、ウィスキーを注文してから通りに面したボックス席に腰を下ろす。
ギシッときしんだ音を響かせながら巨躯の男の体を受け止める。
店内を眺めれば客は今のところ男一人。
店内に設置された暖炉の中で揺れるオレンジの火が揺らめき狭い店内を暖めている。
窓の外へと目を向ければ人通りもなくがらんとした大通り。

フォール > 男の前に出されるつまみのナッツとガラスの器に入った琥珀色の酒。
グラスを持ち上げ口につけ少し傾ければ舌の上を転がる強い酒精。
外の冷たい風に冷やされた体がどことなく温かくなった気もする。
構内の芳醇な香りを楽しんでから飲み込めば胃へと落ちていく酒にふっと一息漏らし、皿の上に乗ったナッツを一粒つまみ口の中に。
カリっと砕け、塩気と豆の甘味とコクが広がっていくその味を楽しみながら、再び酒を一口。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2 バー」からフォールさんが去りました。