2021/12/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にボブさんが現れました。
ボブ > 「ふぅ~ん……中々良さそうだけど、もう少し他の店のヤツを見てから考えるわ」

(通りの両端に並ぶ露店の品揃えを軽く覗き込みながら通りを歩いている褐色肌の男。
特に買う予定のモノもないが、とりあえずの時間潰しとしてのウィンドウショッピングをしていて)

「まぁ……何かかんかを買ってもいいんだけど、いまいち欲しいと思えるモノがないんだよなぁ~」

(ウィンドウショッピングを決め込んではいるが、それを覆す代物でもあれば、
買う事も考えなくもないと心の中で思いながらも、男は通りをぶらついていた)

ボブ > (何も買わずに通りを歩いているうちに冬という事もあり、日が落ちるのも早く、露天を仕舞う人たちもちらほら見えて)

「さて……ブラブラ歩きもここまでかな。 …だとすれば、この後、向かうべき場所は酒場か」

(日が暮れれば、露店とは逆に開くのは酒場……
それを目的に動こうと男は酒場が立ち並ぶ街中の方へと歩み、その姿を消していった)

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2  広場」にメルビレイさんが現れました。
メルビレイ > 最近の季節はよく冷えていることだろう
昼も夜も、薄い衣はいなくなってしまった

この広場では、温かい混ぜ物をした甘い酒を売りに出すものや
粉引きしたものを袋で煮出しただけの、ビターなホットドリンク
パン屋の窯で焼いてもらった芋や根芋を、炭の火と水の水蒸気で常温させたものを売る芋屋

寒ければ手が伸びる 足りなければ裏路地で集め、酒を煽る
乞う者は寒ければ寒いほど増えるのだ

そんな中でも、身軽な動き アクロバットスキル と呼べる技術を用いて
クラウンが一人広場で火吹きや、松明のジャグリングなどで広場でチップを集めている
見て楽しければそれでいいのだ 吟遊詩人と踊り子が屋内宿で小銭を集めることもたやすい季節


それをメルビレイは、無表情で眺めている
メルビレイはよく広場の大道芸人の傍にいる
主の用事以外 何も自身にすることがないせいだ
メルビレイ自身、なぜ通うのかはわからないものの
無表情という、無動の貌で見つめる先
危な気な様子で周囲をハラハラとさせているクラウン本人

ジャグリングを終え、今は炎に包まれたワイヤーの先でヌンチャクのように体の周りに振り回している

「……。」

メルビレイは、すり鉢状の広場で、階段のような段差で腰を下ろしたまま
両手を膝の上に揃えて、それをただ黙ってみているのだ。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2  広場」からメルビレイさんが去りました。