2021/09/22 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にイグナスさんが現れました。
イグナス > 朝の喧騒、朝食時の大通り。
仕事やら朝食やらで通りはごった返していた。
その中を男ものしのしと歩く、大きな大きな体躯。
時折立ち止まっては露店から、食事を買って、食べる。
もしゃ、…おっきなサンドイッチを貪りつつ、さて、次の店に。

「おう?」

どん、って感触がした。己に何かがぶつかった感触。
ああ、まただ。たぶんこっちからぶつかったんだろうけども。
あんまり大きくて硬いせいで、相手が転んでしまったやつではないか。
視線をそちらに向けながら、イヤ悪い大丈夫か、なんてクセみたいに口にして。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にタピオカさんが現れました。
タピオカ > 朝の賑わいはお気に入りのひとつ。
王都の魅力を語るに欠かせない大通りの喧騒。その中でちょうど、朝食の林檎をかじり終えたその時だった。

「っと。ごめんなさい!
……って、わあっ!イグナス!久しぶり!元気してた?」

人にぶつかったというより、その巨躯はまるで戦車の武装した象の装甲のよう。どうにかバランスを取り戻しつつ振り返れば、見知った半巨人の姿だ。
朝の光の中燃えるような赤髪も相変わらず、笑顔弾ませて手を揺らし。

「そしてー。
こっちも、……元気してた?」

不意に悪戯っぽい顔つきになると、挨拶に持ち上げた手の指で輪っかをつくり。その指に太ましいものをはさんで上下させつつ、舌を伸ばして舐め取る仕草。

イグナス > 「お?」

聞こえた声は知り合いのもので、少し不思議そうに眼を丸めた。
よくよく見てみれば、ああやっぱりこの少女か。
その姿に思わず口元笑みに、片手を貸してバランスを取るのを手伝いつつ

「もちろん、おれが元気じゃァないなンてあるもんかよ。
 ……で、お前も何かと元気そーだな。」

早速とばかりの悪戯に、呆れるような声音を出しつつも、口元はにんまりと楽しそう。
いやむしろ、そんな仕草を貪るようにすうと目を細めて

「なんなら、確かめてみるか?ほら、来い。」

なんて、支えた片手を今度は引っ張るものへと変化させる。
朝の喧騒を通り抜けて、望む場所へと引っ張っていこう、と。

タピオカ > 【移動します】
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からタピオカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイグナスさんが去りました。