2021/08/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からソルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にイグナスさんが現れました。
イグナス > 朝の喧騒、朝食時の大通り。
仕事やら朝食やらで通りはごった返していた。
その中を男ものしのしと歩く、大きな大きな体躯。
時折立ち止まっては露店から、食事を買って、食べる。
もしゃ、…おっきなサンドイッチを貪りつつ、さて、次の店に。

「おう?」

どん、って感触がした。己に何かがぶつかった感触。
ああ、まただ。たぶんこっちからぶつかったんだろうけども。
あんまり大きくて硬いせいで、相手が転んでしまったやつではないか。
視線をそちらに向けながら、イヤ悪い大丈夫か、なんてクセみたいに口にして。

イグナス > ―――おや、気のせいであったろうか。
姿は見えず、まあいいかと男はその場を去っていった

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にタピオカさんが現れました。
タピオカ > 時刻は夜。腹ペコ冒険者たちは食事を終え、そろそろエールの3杯目の乾杯をジョッキに打ち鳴らす頃。

「ふぁ……。頭がぼーっとしてふらふらする……。
へへ……。でもちょっといい気分……」

繁華街の端、街を流れる大きな河川に沿った酒場から小さな人影がゆっくり歩いて。すぐ前にある川の欄干にもたれかかる。その顔は褐色肌の上からでもはっきりわかるほど火照り、足元は少しおぼつかない。

「戦勝祝いでご馳走食べてる最中に……。
しぼりたてのジュースがあるからって飲んだら……お酒入りだもん……。
……ひっく……。
お店のマスター、意地悪だよう……」

パーティを組んでトロール討伐の依頼を無事に完遂。
無事に受け取った報酬で酒場にてご馳走を皆で堪能していた。口の悪くて気のいいマスターが奢りだと勧めた飲み物には酒精が入っており、アルコールに耐性の無い自分は一杯目でこの有様。夜風を求めて外に出てきたというわけで。

他のメンバーはお酒の勢いもあって中でさらなる飲み食いに励んでいるのだろう。調子っぱずれの歌が外に届くのを耳にしながら、秋近づく夜風にておでこを冷やしている。
とろんと瞼が重たげな、赤らんだ横顔。

タピオカ > 喧騒が聞こえる。川を下る小舟の、舳先に吊るしたランタンが水面にきらきら輝いている。
酔いも加わって綺麗だし、何か良いことが起きるしるしにも見えた。
石畳の歩道を連れ添って歩いたり、または追いかけ回したり。
腰掛けて集まり、何やら声高に議論をしている人たち。
同じように腰かけて、既に次の冒険への旅程を地図を広げながら検討するパーティの姿もある。

顔は十分冷えたけど、まだ少しここに居よう。
薄手のマントの襟元を緩めながら、ふっと微笑み――。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からタピオカさんが去りました。