2021/07/11 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 酒場?」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
■メイラ・ダンタリオ > 平民地区の酒場
明かりの天井洋燈 店内を照らす焚火
室内を温めるものではなく、照らす為のもの
大衆酒場はテーブル席が多く並び、冒険者 店を終わらせた店主 流れの商人などが
酒を 食い物を そして話を交えて今日も賑わっている。
店にやってきたメイラは、一つのテーブル席にて 綿毛の獣の骨付き塩肉を盛らせた。
土で作られた焼き物のタンブラーには白エールが注がれ、酒場のメニューとしては上等な代物
回りには同席はいない しかしカウンター席や隣のテーブル席の冒険者や武器持ちとの談笑が交わっていた。
「皆は夏場は仕事も捗るのではなくて?」
バリィッという音を立て、骨付き肉を掴み、ギザ歯で噛み、食いちぎる
淑女や令嬢とは違う、骨付き肉は手づかみという平民の作法
肉を噛み砕きながらも、脚を組み肉を食らうメイラは、周りで樽ジョッキのエールを飲み干す者らと
最近の実情を肴にしていた。
『雨の時期もそろそろあけるからなぁ そろそろコレの季節だ』
そういう中年は、両手を柳のように垂らして前に出す
夏は亡霊や死体が蔓延る季節 ウィル・オ・ウィスプやスケルトンなど
駆除や冒険での出会いに事はかかない
『成りたての奴らにとっちゃ、朽ちすぎたスケルトン退治なんざ刺されなりゃスライムより簡単だ
ンっンッンッ……ブハァッ 俺も鮮度の悪いところばっかり狙って行ったもんだよ』
一人がエールを片手に、スケルトンのねらい目はやはりそのダンジョンの経過だと語る
メイラの、平民も貴族もある意味で差別しないやり方は、荒くれものや武器持ちとはなれ合いがしやすいのか
回りもへりくだりもせず、肉を片手に白エールを傾けるメイラと、夏の仕事の話題で持ち切りだ。
■メイラ・ダンタリオ > 「あら、悪いお人 そう言って殺られれば、新鮮なスケルトンやゾンビが増えて厄介になるでしょうに。」
もしくは、そのスケルトンの生前の歴
身に着ける装備や身に着けていた技術がスケルトンに反映されているのが一番怖いだろうと
回りもカラカラと笑って認めたようなものを表す
冒険者成り立てが、安くもらえるはずのアイテムに足元を見られ
ダンジョンで毒消し一つを手に入れるのに大枚を要求される 女ならば体も有りだろう
血錆び糞尿 腐肉のついた武具で傷をつけられてしまえば、洗わない限りは危険な状況
汚れた爪や腐毒の唾液のついた歯列で噛みつかれるのもご免だろう
動く躯の類は、簡単で厳しくて そしてどこから更に生まれるかもわからない
そこかしこで誰かが肉と骨になっていく王都の現状 夏は本当に稼ぎどきだ
メイラが骨を綺麗に一本一本磨くように食べていきつつ、二杯目の白エールを運ばせる最中
新たな肉を一つ、ガブリと食いちぎると、一人が指を鳴らす。
『体の毒に亡霊に動く死体 教会の連中や僧侶の類は今が稼げるんだろうな となると、薬師もか。』
回りが、PTで回復や解毒に努める面子が一人いるだけで助かる中
鍛えが足りていなかろうと、そう言った面子のありがたみに頷く
メイラもまた、骨ごとガブリと咥えたそれが、口づけするような音と共に骨だけになったものを
カランッと皿の上に放ってもぐりもぐりと咀嚼して頷く。
「確かにそうですわね でもシスターはよく見かけても、実践のプリーストの少ないこと。」
この荒んだ王都では、どこぞの宗教都市とは違い、そう言った面子は少ない
暴力の場所に身を置いていても、戦場でのお抱え以外で言えば教会のシスターくらいだと述べる
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 酒場?」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にレイさんが現れました。
■レイ > 「どれにしようかな」
何時ものように足を運ぶ冒険者ギルド。
何時ものように薬草やキノコの採取の仕事を探すのだが今日に限り出払ってるのか見当たらず。
なら変わりの仕事を探しはするも自分には厳しいか複数でないと受けれない仕事ばかり。
なのでどうしようかと困ったように掲示板を眺め。
「まだ余裕はあるんだけど……できれば稼いでおきたいよね…」
厳しいかもしれないけど狩り系の仕事にするか、それとも日帰りは出来ないが採掘系にするべきか。
そんな事を真剣に悩んで。
■レイ > 悩みはしたが無理をしてけがをしても意味はないと考え。
今日は諦める事として帰路と着いて。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からレイさんが去りました。