2021/06/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にミンティさんが現れました。
■ミンティ > 来客があるのは大体お昼をすぎたあたりから夕日が沈むまでの時間。それでも、出発前の冒険者なんかが朝早くにやってくる人もいるから、寝不足を理由にお店を開けないわけにもいけない。
今日もちょうどそんな来客があって、ぼーっとしていた眠たそうな顔を見られていないかと焦りながらも鑑定の仕事に励む。
「……ありがとうございました」
見積もりも商談もうまくまとまって、取引はスムーズに終わった。そうなると、とたんに暇になってしまう。お店を出ていくお客さまを見送ったあと、どうしようかと頬杖をつきながら考える。
お店の清掃や商品の整頓はすこし前にしたばかりだし、勉強のための本も今のところ読み終わったものばかり。いつもなら来客を告げるベルが鳴るまでは適当な事をして時間を潰していたけれど、今日に限ってはそれも難しそうで。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にキルシュナさんが現れました。
■キルシュナ > そんな少女店主の眠気を吹き飛ばすのは軽やかに響くドアベルの音と
「やぁやぁミンティちゃん、今日もまんこ使わせて……やなかった、今日はちょっとおもろい道具見つけたから買い取ってもらいに来たで♥」
大口に浮かぶにまにま笑いも軽薄な長躯の猫娘のハスキーボイスだった。
今日は普段のエロ装束ではない物の、しなやかに鍛え上げられた腹部のヘソ溝を露出させるタンクトップは褐色肌にぴったりとフィットするニット素材。
弾力に富んだ爆乳の形良い曲線だけでなく、ノーブラなのが丸わかりの乳首のぽっちまでも堂々と晒されている。
下肢を覆うのもトップスに負けず劣らずいやらしい、むっちりとした太腿に食い込むホットパンツ。
ローライズのデザインはただでさえハイレグTバックショーツの横紐をウエストの括れから豊満な尻への悩ましい稜線と共に見せつけているというのに、ボタンの外された股間の合わせからは見せパンのレース飾りを見て取る事さえ出来てしまう。
武骨なデザインの短靴や、腰後ろで交差させた双剣が、この猫娘がただの痴女ではないのだと伝えてはいるものの、美貌の形作る飄々たる雰囲気は、挨拶と同時に思わずといった感じで漏れた言葉と共にエロい事しか考えていない頭の中身を伺わせることだろう。
そんなエロ猫が少し眠たげな少女の眼前、カウンターにどすっと置いたのは、場合によってはセクハラ行為で訴えられてもおかしくない、卑猥極まる淫具であった。
■ミンティ > する事がないと思うと、ついぼーっとしてしまう。商人としては適正が疑われそうなくらい臆病なくせに、変なところで警戒心が緩くなったり、気を抜くとすぐに注意力が散漫になってしまう。
だから不意に響いたドアベルの音に極端に驚いてしまうのは自業自得なのかもしれない。うたたねしていた野良猫が人が近づいてきているのに気がついた時みたいに、目をまん丸にして、びくっと肩を震わせた。
「…………」
現れたのは、なにかと親しくしてくれている年上の女性だった。自分自身もすっかり気を許してはいるものの、開口一番の台詞には、さすがに目元がじとっとした表情になる。
彼女に反抗するという事をついこの間におぼえたから、その表情を誤魔化そうともしない。
「…………ここはそういうお店ではありません」
カウンターに置かれた品物に、さらに睨むような眼差しになった。
実際には、いかがわしい魔道具のような類を持ちこまれる事はあるものの、さすがにここまで一目で用途がわかってしまうものは断るようにしている。
買い取れませんと首を横に振りつつも、強引な人にはいつも押し切られてばかりいる。果たして今日は、どうなるのやら…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からミンティさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からキルシュナさんが去りました。