2021/05/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/大通り」にセルマさんが現れました。
■セルマ > 様々な商店が立ち並ぶ大通り。
そこを軽い足取りで歩いては足を止めて店を覗き、そしてまた歩き出す。
普段は決まった店でしか買い物はしないのだが、今日は仕事での臨時収入が多くあり普段は使わない店を覗き。
そして気に入った物があれば…洋服でも武器でも買ってみようと考えて。
「いつもはお金があればと思いますけど、いざお金を持つと中々…」
ない時になら欲しいと思う物もある時に見ればそれほどでもなく。
今も洋服店で眺めはしたが結局は購入せずに店を後にし、次は何処を見ようかと考えてよそ見をしながら通りを歩いていく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/大通り」からセルマさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区の酒場」にステイシーさんが現れました。
■ステイシー > 「おかわり、マスター」
酒場のマスターが心配するような顔でカウンターにいる女を見る。
もう既に、彼女は4、5杯は飲んでいたはずだ。
にもかかわらずけろりとした様子で再度酒を要求する。
マスターがグラスに酒を注ぐと、彼女はぐいっと飲み干した。
「んー、暇だなぁ。別にいいけどさ」
彼女…冒険者のステイシーは店内を見渡す。
最近大きな仕事を終えた彼女は、
しばらくは仕事せずとも暮らしていけるお金はあるが、
それもどうかと思うので酒場で仕事を待つことにした。
この酒場には、冒険者達が共に依頼をこなす仲間を求めてやってくる。
こうして飲んでいれば、誰かしら声を掛けてくるだろう。
そう思ってやってきたのだが、未だに自分を誘う冒険者は現れずだ。
「誰でもいいから誘ってくれないかな…」
ステイシーはゆらゆらとグラスを揺らし、中の氷を泳がせて遊んでいた。
■ステイシー > しかし、それからグラス2杯を飲み干しても誰も来なかった。
お客自体の数も、どうやら少なくなっているようで…。
「あぁもうやめやめ、今日はやめ!」
ステイシーは立ち上がると、代金をばん、とカウンターに置いた。
今日はどうも釣れないらしい。
「こうなったら自分で依頼受けようかな…?」
ステイシーは店を出て、隣の冒険者ギルドに向かった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区の酒場」からステイシーさんが去りました。