2021/03/09 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にテアンさんが現れました。
テアン > 家路に着いた少年がストリートを歩いて行く。
周囲には様々な人がいる。
冒険者、傭兵、商人…農民や、場合によっては漁師も混じっているだろう。
行き交う人々を見ながら歩いていれば、時折娼婦姿の客引きも混じっている。
年ごろの少年には目の毒な為、思わず目を逸らしてしまったり…。

そんな様子を見せながら、ゆっくりと歩いて行くだろう。
ふと客引きの娼婦姿の女性が、冒険者だろうか?男性と連れ立って歩いて行く。
とどのつまり『そういう事』なのだろう。それを目端に捉えてしまって少し顔を赤くした。
まだ軽く流せるという程でもない様子で。
しかし、ふと少年も脚を止めるとストリート脇のベンチへと足を向けた。
ちょっと疲れちゃったかな、と腰掛けるもののそれほど少年は歩いていない。

本人も気づかない内に、無意識に沸き起こった衝動に従っている。
誰かに精を捧げなさい、女性に奉仕なさい、という衝動だ。
敏感な種族なら誘うように良質な精の香りを放っている事に気づくだろう。
ぼんやりと佇む少年は非常に無防備だ。それに気づく者がいるだろうか…?

テアン > 特に声をかけられるでもなく。
しばらくした後、はっという表情で我に返る。

しばし時間を潰してしまった事に首をひねりながらその場を後にした。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からテアンさんが去りました。