2021/01/27 のログ
■イグナス > どうみても、……ふむとやっぱり首を傾げた。
じいって、視線はやっぱり無遠慮に。
「ルフィナ・ニコルフ…貴族の子女、はあ、お嬢様じゃねェか。
あんまりそう、あー……、まあでもそうみりゃ、そう…か?」
ま、それなら余計、ケガをさせなくてよかったってものだ。
それでも、女と主張する部分にははてと首を傾げた。
だが―――うん、これはこれで悪くない。うん、と首肯して。
「でもまァ、いきなりビビらせて悪かったな。
ルフィナ…だったか、おれァイグナスというンだが。
なんかの縁だ、謝罪も含めて、飯でもどうだ?」
ひょいと近くの飯屋の方角、指さしながら。
■ルフィナ・エニコフ > 「イグナスね。
別にいいわよ、どうせ暇つぶしに見てただけだし。
貴方がエスコートするというならついて行ってあげる」
相手の視線と言葉からまだ納得いっていないことを悟りつつ。
雌としての本能が、相手が何かを察したことを感じ取りながらも、相手の誘いには小さくうなずき。
相手が歩き出せばついていくように近くの飯屋についていき。
「普段はこういうところで食事しないから、これはこれで新鮮ね。
やはり研究室もいいけれど、こういうところを見て回るのもいい刺激になると思わない?」
店に入って席に座り、注文は相手に任せるつもりで話しかけ。
■イグナス > 「おう、よし、そうこなくちゃあな。」
だいぶ尊大な彼女の態度が、なんだか楽しくなってきた。
クク、と喉を鳴らして、お店の方へと歩き出す。
そう時間もかからず、ほどなくついた店屋。
がやがやとやかましい、喧噪が響いて。
「はァ、研究室。……ほんっと、貴族様ッてえのは、いつでも変わンねえもんだな。
研究ってえと、何してンだ。」
適当に席に座って、注文はひたすら肉。
普段交わることのないふたり、冒険者と貴族の子女、そういうものでの会話が始まって――
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からルフィナ・エニコフさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にイグナスさんが現れました。
■イグナス > 平民地区の酒場――、夕刻でそこそこ盛況で。
喧噪の中、それでもやっぱりひとところだけ、凄い空気管のところがあった。
「ン、ぐ、……ッはふ、次。あー、酒と。
そーさな、羊肉の、さっき頼んだやつ、ぜんぶ。」
4人掛けのテーブルを占領して、所狭しと並べられる料理たち。
酒と肉、大量に並ぶそれらをがしりと掴んで、ぐわしと食らう。
その体躯に見合う量を摂取しようと、その大男は食事を続けているのだった。
「ん、ー……っはふ。」
ぐいと口元をぬぐう。決してお上品な食べ方とは言えないが、食べる量はなかなかのもの。
既に机の端っこには、ウェイターが急いでも間に合わないくらいに食べ切った皿が並んでて。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にルフィナ・エニコフさんが現れました。
■ルフィナ・エニコフ > 「よく、食べるわね……」
二人で入った酒場の奥。
テーブルで向かい合うように座りつつ。
圧倒的な勢いで食事を勧める相手に対し、やや引いたような声で話つつ。
自らはとっくに食事を終えたのか。
別で頼んだ紅茶を飲みながら感動するほどの喰いっぷりを見せる相手を眺めていて。
■イグナス > 「おう?……おう、そりゃあそうだ。
食べねェから、ンなにちっちゃいんじゃねえのか、お前は。」
食べる顔をあげて、平然と言い放つのは大男だ。
目の前の小柄といえる少女に対して、ずいと手元の肉皿を彼女の方へと追いやる。
で、相手が受け入れようが受け入れまいがお構いなしという感じで、また、もしゃり。
もぐもぐ、ごくんと飲み込んでから、酒をがばり。
見た目からすれば、少なくともお嬢様といえる彼女からしたら、だいぶ下品やもしれないが。
「ふ、い。…ああ、食った、食った。」
そして机の上にたっぷりと食べ終わった皿が並ぶころ。
ようやく腹八分目、といった具合に息を吐くのだった。
お前は食べたのか?って具合に、じっと視線をあげて。
■ルフィナ・エニコフ > 「別に大きくなりたいわけじゃないから、余計なお世話よ」
相手の失礼な言葉に対し、それほど気にしたわけでもないがサクッと切るように返し。
空になった飲み物のお代わりを頼みつつ、相手が寄せてきた皿を押し返し。
温かいお代わりの紅茶も空になるころようやく相手が食事を終えれば軽く肩をすくめ。
「えぇ、正直見てるだけでお腹膨れそうだったけど」
一応自分もパンとスープ、それに軽いラム肉を食していて。
相手の食べた量に比べれば前妻にもならないだろうが、小さく笑い。
■イグナス > 「ふゥン、ならいいけどもよ。」
無理に食べさすってつもりでもない。それならそれでって具合に、もしゃり、手持ちの最後を喉に通した。
ついでに、押し返された皿ももちろんしっかりと平らげるのだった。
「っくく、そうかい、そりゃあよかった。
―――はふ、………お代わり食うか?」
酒、ぐびって流し込みながら、よりによってそんな言葉。
まだまだ食えるぞって感じで、にんまり笑うのだった。
■ルフィナ・エニコフ > 「い、いえ……結構よ」
相手の言葉にはまだ食べるのかとさらに引いたような笑みを浮かべて答え。
「いくら体が大きいとはいえ、それだけ食べてよく平気ね。
やっぱり冒険者というのはそれだけエネルギーを使うものなのかしら?」
訪ねながら男らしい相手の体に視線を向けて。
■イグナス > そうか?とお代わり断られたのには、にんまりと笑う。自分の食事量がまあ、そこそこ自覚しつつだから、無理にも進めちゃしないけど。
「ン、あー……そンなもん、なんだろうな?
そういわれりゃァ、割とおれは、いくらでも食えるほう、かもなー。」
追加の酒を頼みつつ。
ついでにデザートめいたパフェもだ。甘いものも割とイケる様子。
酒を飲みつつ、ぐいと力こぶを作って見せる
なかなかのもんだろう、と。
「まー、身体がでけェのはどっちにしろ、あるか。
エネルギーの消費量ってのも、でかいンだろな。」
■ルフィナ・エニコフ > 食事もそうだが酒も底なしのようだと、追加で頼む相手のに苦笑をこぼし。
「確かに大したものね。
幾人か冒険者の知り合いはいるけど、あなたほどの偉丈夫はそう見ないわ」
自らの体をアピールする様子に小さくうなずきながら肯定して見せ。
「今の時代、力強い男性を好む人も多いし。
それなりにモテるんじゃない?」
なんて、雑談がてらに尋ねつつ。
相手が頼んだ時に一緒に注文したパフェが届けばそれを口にしつつ話し。
■イグナス > 「そりゃァそうだ。おれも俺よっかでけェのは見たことねェもの。」
至極、それが当たり前って具合に言ってから、にんまり。
おれより強いのも見たこたぁない、と実に自信満々に付け加えて。
「ふ、ン。そんなもんかねェ。…お前、あー、ルフィナ、だったよな。
お前はどんなのが好みなんだ?」
かくりと首を傾げて、パフェ…もちろん彼女のそれとはサイズ違いだが。
やってきたのをぱくりと大口開けて食べて
■ルフィナ・エニコフ >
「私?
ん~そうねぇ……」
自分の好みを聞かれれば少し考えるように首を傾げる。
もちろん最愛の相手は弟であるし。
それ以外は恋愛対象として見れないが相手が聞きたいのはそういうことではないだろうと判断し。
「しいて言うなら……私も力強い男性が好きよ?
学院に通う貴族の子息にはないような、荒々しい人なら特に興味は惹かれるかな……」
パフェを訪ねながら小さく首を傾げつつ答えて。
■イグナス > なるほど、当世はおれのような男が好まれるのか。
なんて、適当な思考。ふむりと首を傾けてから
「そりゃあ良かった。それじゃあ、俺にも惹かれてくれンのかね
―――やっぱ貴族のガキってのァ、そんなもんか。」
ふうんって実に世間話感。豪放でいてどこか飄々に笑い、話す。
パフェを食べるのもこっちがさらに、早かった。
けふ、とまた息を吐いたのちに。
「ごっつぉーさん、と。
…そういや研究つってたな、学生で…学者でもあンのか?」
■ルフィナ・エニコフ > 「ふふ、それはどうかしら?
私は特に、刺激が好きってのもあるかもしれないけれど」
相手の笑い声に対してこちらも柔く笑みを返しつつ。
「学者ってほどでもないわ。
親の研究を手伝っているだけよ。
人の魔力を高めるにはどうすればいいのか、とかね」
話すと長くなるうえに人に話して気持ちのいいものは少ないのか。
相手の質問に対しては少しはぐらかすように返し。
■イグナス > 刺激が好きねえと、相手に視線。じいって眺めて。
「見た目通りのおとなしい、貴族のお嬢さんっつワケじゃねェのな。」
それはそれで、面白い。研究とやらも含めて、さて、なにをしてんだろうか。
ほう、と魔力研究という言葉には目を細める。興味を示すように軽く身を乗り出し。
「―――魔力を高める、ねェ。
まったく魔力がないようなやつに、それを生み出させるってのは、可能なモンなのか。」
問う。己のことだ。魔力というのは、持たず生まれているゆえにだ。
■ルフィナ・エニコフ > 「そうよ、貴族の娘とはいっても両親は研究にしか興味がないし。
私もそのためにいろいろ使われていたから、きれいな体とは言えないし。
まぁ、中流貴族の子女に綺麗なまま育つのも稀かもしれないけどね今の時代」
なんて自虐的にいいながらもパフェを食べきり。
甘くなった口を紅茶で流し、相手の視線に気づけば肩を竦め。
「あ~元々素質がない場合は厳しいかな。
まだ幼少期とかなら、いろいろ手は打てるけど、大人になったら定着するから厳しいわね」
興味を惹かれた様子の相手に少しばつが悪そうに返し。
■イグナス > 「ふゥ、ン。まあ、この街ならそういうこともあるか。
……世知辛い、っつゥべきか。色々あンだな。」
あるいはそういう世の中で、当たり前のことなのかもしれないが。
だからこそ男も、そんなものかと当たり前のことのようにうなずいた。
――己の興味に対しては、良い答えはでなかったみたい。
ちぇ、と残念そうに、でも本気で期待していたわけでもないように笑う。
「ま、しゃァない。―――こいつはだいぶ根が深いからなァ、簡単じゃあねンだ。
………さて、飯も食った、そろそろ行くか。」
がたと席を立つ。食事もだいぶ終わって、まんぞく。食欲は満たされた。
「さて、どっかで昼寝でもするか――あー、お前はどする?
暇ならもうちょい付き合え、話し相手だ。」
■ルフィナ・エニコフ > 「いい方法がないか、今後の研究材料になるように両親に行ってみるわ」
相手の残念そうな言葉に肩を竦めては少し希望を持たせてやろうと答え。
「えぇいいわよ、どうせ時間もあるし」
相手が立ち上がれば自らも席を立ち。
自分の分は支払いを済ませれば相手とともに外に出て。
■イグナス > 期待せずに待ってるよ、と一言。
自らも会計も済ませれば、彼女を連れ立って歩きだす。
どうやら、暇つぶしに付き合ってくれるらしい。
「さァて、それじゃあ、どこに行くかねェ。」
ぼやきながら、歩き出す。
さて、どこへいくのやら、足取りはしっかりしつつも目的地は適当に。
まだしばらく、だべったりなんだりに、付き合ってもらうのだろう――
■ルフィナ・エニコフ >
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からルフィナ・エニコフさんが去りました。