2020/12/18 のログ
■タン・フィール > 「…なんだか、ちょっと、『こばら』すいてきちゃったかも…
っふふ、夜のお店って、どんな食べ物食べれるんだろ?
…お酒じゃなくって、お菓子とかあるのかな?」
意外と長い家までの道のりに、薬屋を訪れるおとなの、酒飲みのおじさんの語彙をわざと真似て『小腹』などと呟いてみながら、
時折酒場から香る、芳醇な酒のにおいやそれとよく合うのであろう、
子供舌の幼子には分からぬ酒の肴の、塩っ気や燻製香の強烈なにおいに惹かれる。
「おさかなの燻製に、腸詰め…子豚のあぶりに、干し肉とドライフルーツ…うぅん、おしい!
ホットチョコとかのめるとこ、あればいいんだけど…」
さきほどまでののんびり帰路とは違った、
好みの匂いや店構えや商品を求めてのちょっぴり探検めいたお店の物色がはじまった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 夜の商店街」からタン・フィールさんが去りました。