2020/11/25 のログ
ボブ > (ゆったりとコーヒーブレイクの時間を過ごした男が喫茶店の窓の外に目をやって)

「さて……そろそろ向こうの店も開く頃かな?
今はまだ開いてなくても歩いていく内に開いているだろうしな」

(そう言葉を発し、カップに残ったコーヒーを飲みあげれば、席を立ち、喫茶店を後にしていった)

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にミンティさんが現れました。
ミンティ > 大通りに面した商人組合の建物から出てきて、深い溜息を吐き出した。必要な書類を提出したり、連絡を受けるために時々足を運ばなければならない場所だったけれど、何度やってきても緊張してしまう。そのせいで普段から小さい声がますますか細いものになってしまうから、話を聞き返されるたびに居た堪れない気持ちになって。
やっとの事で解放されて、強張っていた肩の力もすこしずつ抜けてくる。ちょうどお昼時間という事もあってか人が増えてきた大通りをのろのろ歩きながら、お店に戻る前にどこかに寄っていこうかと考えるものの、行先も思い浮かばず、どうしようかと小首を傾げて。

「……んん」

組合の建物の近くに最近オープンしたカフェは、今日も混んでいるなと難しい顔。人の多い場所が得意じゃないから、あのお店でお茶を飲めるようになるには、もうすこし先の話になるだろう。
満席になっていそうなカフェの様子をしばらく眺めたあと、自分のような性格でも落ち着いて過ごせる静かな場所を求めて、また歩きはじめ。

ミンティ > なんとなく歩いていたら、よく利用している喫茶店の近くまでやってきていた。たまには新しいお店を開拓してみたい気持ちもあったけれど、結局こうやって通い慣れたところにばかり足を運んでしまう。
今日はどうしようかと迷ったけれど、あまりふらふらしていられるほど時間の余裕もなくて、いつもの喫茶店で昼食を取る事にした。店内に入って、ちょうど今日から新しいメニューをはじめた事を聞かされる。思いがけないタイミングのよさに、先ほどまでの悩みもすぐに消えてしまって…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からミンティさんが去りました。