2020/11/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にテアンさんが現れました。
テアン > ふと少年は気づく。
気づいた時には平民地区のメインストリートを歩いていた。
普段ならすでに帰宅している時間帯である。

(……なんでここにいるんだっけ。)

どこかぼんやりとする頭で考える。
が、いくら考えても思考がおぼつかず、もやもやとよくわからなくなっていく。
なら少年が考える事は一つだけだ。

(わからないけど……帰らないと。)

そう思いながらどことなく惚けた表情で歩いて行く。
本人的には帰宅するつもり。
しかし歩いて行く少年は無意識の内に『精を捧げろ』『餌になれ』という囁きに支配されていた。
その言葉通り、甘い精気の香りを振りまきながら歩いて行く。
もしも甘い言葉で誘われてしまえば、少年は簡単に陥落してしまうだろう。

(さぁ、帰らないと。)

少年自身はそう思いながら、ストリートを歩いて行く…。

テアン > そのまま、ふらふらと夜の街へと消えていった。
翌朝、いつの間にかたどり着いた家で何事もなく起床した、とか…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からテアンさんが去りました。