2020/10/24 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 酒場」にスピサさんが現れました。
スピサ > 平民地区の酒場
夜の営業と共に周囲の懐が温かいものらが酒精と食事で満たしに来る場所
それは今日という日を無事に生き延びた日であり、攻略情報や近況を一番新しく伝えることができる
中には失敗したクエストから英気を養う者もいるだろう
ではなぜ失敗したのか? それを聞くチャンスでもある

中には舌を巧みに動かし邪魔をする者や騙す者もいるだろう中で、女の中では身長が高いと言えるスピサはやってきた
手荷物は少なく、愛用の鈍器と探索用に使用したと思われる小道具の差し込まれたベルト
酒精や食事を流し込もうと、材料の仕入れを終えた後にそのままやってきた様子だった

「こんばん、は。」

少しどもりながらも、酒場のカウンターにそそくさと腰を下ろす
マスターは仕事上がりと言えど寒い時期
温めた葡萄酒や冷たいエールなど、どうするかと言われると、エールを。
スピサは種族性故の頑丈さなのか、相も変わらず素肌オーバーオール姿
出された金属ジョッキに注がれた泡立つ麦酒を水のように流し込み、もう一杯頼むだろう。

スピサ > 高身長 薄青の肌 途中から色の変わる毛先など
おおよそ人間とは違うそれは、ミレーと誤解される獣人よりは面倒はない
何より種族的な一番の主張される単眼を、革製の目隠しで覆っている

故に、青肌人としか知らぬ物は認識できなかった
エールが二杯目がくると、マスターが鍛冶場帰りに見えない様子を珍しい、と呟く
一緒に置かれた飛び海老のスープと焼き物 スピサの舌が対人では回りにくいせいか
マスターの勧めが無理のない程度に置かれていく 二人は顔見知りのようだった。

海の傍に位置するせいかそれらの鮮度はいい 塩漬けよりも味がわかる。
スピサはズズッと温かいスープに口をつけながら、珍しいと言われた理由
別に隠すことも無いように。

「う、うん。ど、洞窟擬きの巣 行って、たよ。」

洞窟擬きの巣 それを聞いて、マスターは五体満足そうなスピサを見ながら眉を持ち上げる。
焚き麦の小さく握った俵状なそれも並びつつ、もぐもぐと口にし。

スピサ > やがて食事が終わり、顔なじみから行った仕事作業を少し聞かれたりもしつつも、やがては自身の鍛冶場兼自宅へと戻っていくだろう
多人数な場所よりも、やはり一人二人で済む場所のほうが落ち着くようで。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2 酒場」からスピサさんが去りました。