2020/09/27 のログ
ご案内:「ヴァルケス武器防具店」にイーヴィアさんが現れました。
イーヴィア > (本来、とっくにこの時間は店仕舞いの筈だ
だが今宵は先刻まで、この時間にしか足を延ばせないと言う客人を迎えており
今はその後、のんびりと一人店に残って、仕事内容である武器の設計図面と睨めっこ
店の明かりは、最低限灯して置き、中に人がいる事を伝えるが
かと言って、通常通り開店して居ると言う訳では無いのだと
扉の前に、準備中、の札が下がって居るだろう。

無論、酔っ払いや急な用件で駆け込んで来る者が居ないとも限らない、が
まぁ、其の時は其の時、だ。)

「――――――……為るべく安上がりに、か。 ……なるべくっつーのが厄介だな。」

(図面を眺めながらの呟き。 否、この手の依頼は儘有るのだが。
今回の場合、相手が何処まで支払えるのかがイマイチ判然としなかった
安く、よりいいものをと望むのは、使う側の心理だろうが
其れこそ質を保証しなければ、何処までだって削れてしまう物なのだ)。

イーヴィア > (削る場所は幾らでも在る
だが、其れで武器としての最低限の体裁を保てないのでは意味が無い
態々己が店に頼み込んで来たという事は、はした金で買えるような代物ではならない

―――なら、基準とすべきは寧ろ金額よりも、己自身。)

「―――――俺が納得出来なきゃ意味がない、って事かい。」

(自分が、最低限納得出来る武器で在りながら
無駄をそぎ落とし、ただ、実用性のみを追求する
――なるほど、そう考えれば取り組み甲斐の有る仕事だ

眺めていた設計図を、暫し考えた後丸めて捨てる
今一度敗目から、コンセプトから考え直した方が良いなと
改めて請け負った仕事への気概を見せながら

さて、今宵はこの辺りで。 好い加減に休む事として――)。

ご案内:「ヴァルケス武器防具店」からイーヴィアさんが去りました。