2020/09/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にミンティさんが現れました。
■ミンティ > 午前中に簡単な仕事をすませて、午後は完全に自由な時間となった休日の昼下がり。日頃お店の番で座りっぱなしだから、ときどき身体を動かしていないと、もともと高くない運動能力も鈍ってしまいそうで。だから、これといった予定もない時は、なんとなく散歩に出る習慣がついていた。
平民地区の外れにある、あまり人が立ち寄らない、穴場のような小さな公園。遠くに何人か幼い子どもたちが遊んでいる様子が見えるくらいで、休日とは思えない静かさだった。
木陰のベンチに腰かけて、ときどき水筒のお茶を口に含みながら、読みかけだった本のページをめくる。
穏やかな時間が流れて。そんな風にすごしているうちに、すこし眠たくなってしまうのも仕方がなかったかもしれない。うとうとする目を擦っていたけれど、しばらくすると、小さな寝息を立てはじめ。
「……ん」
腿の上に開いた本を伏せたまま、ベンチに深く身体を預ける。外で居眠りなんて不用心すぎたかもしれないけれど、木陰の下を通り抜けていく涼しい風の心地よさには抗えなかった。
■ミンティ > 小さく船をこぎながら、一時間ほどが経った。あとになって遊んでいた子どもたちが投げたボールが足に当たり、驚いて目をさます事になったけれど、それまでは気持ちいい昼寝の時間をすごす事になったようで…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からミンティさんが去りました。