2020/08/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」に鐵さんが現れました。
■鐵 > 平民地区でぶらぶらと遊ぶように練り歩く鬼。
現在の暑い季節を盛り上げようとちょっとした祭りの出店通りが並ぶ。
粉焼きからちょっとした見世物小屋などが並ぶ中、頬を少し赤らめる。
原因は片手に持つ焼き物の高級澄まし酒。
時折グビッと口をつけながら、見世物を見たり肴を買う程度ののんびりとした休日のよう。
「んー、平民地区だとちょっと暇だなぁ。
富裕層の物騒な場所にでも行くべきだったかな?」
そう言いながらも、ふらふらと今度は煙に従い串焼きの店に惹かれるように歩き。
「お姉さん、ボクこれとこれ。」
ニコッと糸目で塩焼きの二つを頼み、焼けるのを待ちながら煙だけもで酒を飲む。
■鐵 > 二本の串を貰いながら、むしゃりむしゃり ぐびぐび と続く中、酒が先になくなりそうかなと危惧。
しかしこういった出店が並ぶ場所では酒ですら置いてある。
案の定見つけながら、途中気まぐれに購入した上半身の狐面を身に着けるままに、店の前で酒が空に。
「マスター、これと同じのある?」
タコの如きスキンヘッドの店主に利くもこういう焼き物入りの澄まし酒は置いていないらしい。
代わりにこっちはどうだい、と月明りという名の穀物酒を勧められる。
同じ澄ましながらこちらは横に肥えた瓶に詰められ、度数は高い。
お勧めと言われ買ってみては、試しに呑むと雪のように澄んだアルコールの味だ。
鬼でなければこの量は直ぐに駄目になるほどに。
「うん、これはこれでおいしいかも。」
そう言って、編み籠で結わえられているので、そのまま片手で飲むことができる澄まし酒を片手に狐面のままふらふらと。
「んー、なんかないかなぁ。」
今はどちらかと言えば娯楽系を回ってみたい。
ミニゲームや鬼の気を惹くものがいい。
■鐵 > 新たな酒精を片手に徘徊するように、ちょっとした祭りのような出店街道の一角。
小さな人だかりの中を覗いてみると、そこで行われているのは腕相撲だ。
純粋な腕力勝負の勝ち抜きは現在、丸々としたガタイの良さで腕に重みをつけるような相手がチャンプだろう。
筋肉自慢や同じ体型クラスも仕損じている中、ふらふらと近づき立候補を。
狐の目元が隠れた面をつけたままに、見上げるその体格。
これが喧嘩だったらまた違っていただろうけれども、とりあえずお互いに腕を組み合った。
肘をまっすぐに立てる際、やや相手のほうが寝る形になる。
『レディッゴッ!』
ミシッと肘をつく丸太テーブルが軋む。
互いに端と端を空いている手で持ち、そこから力みを加えている中で、重く傾けていくのは鬼の鐵。
顔芸をしながら、力み、体重をかけるようにして持ち直そうと身を起こすチャンプ。
「汗で滑るぅ……!」
チャンプの手汗が逆に滑りそうで少し危険。