2020/08/17 のログ
ご案内:「平民地区の酒場」にレナード・イーストさんが現れました。
■レナード・イースト > 俺は平民がよく行く安酒場で憤懣やる形無しに酒を仰いでいた。
例の城塞都市を根城にしている賊の一団の討伐に参加して欲しいとのことだ。
話を持ち掛けてきた貴族は優柔不断の青瓢箪で、如何にも戦慣れしていない奴だった。
だから俺は全軍を率いてやると言ったのだが、あろうことかこう返してきおった。
『貴殿には一部隊を率いての遊撃をお願いしたい。』
王都にやってきて初めての大きな仕事だから聞き流してやったが、かつての俺であれば即刻首を刎ねていた物を。
俺は怒りに手を震わせながら、グラスを傾ける。