2020/05/19 のログ
■ローゼリア > 胸先をたしなめるよう弾かれ、背筋からゾクゾクと震えがくる。
衣服を脱ぎ捨てた彼の体躯は筋肉に裏打ちされた美しさで、異性の裸身に不慣れな女は思わず視線を逸らしてしまった。
名前を褒められると素直に喜ぶものの、彼の言葉通り、食事めいた愛撫が始まり――。
「ありがとう、ございます……――あッ……!」
果物にかじりつくよう胸を、突起を口内に含まれると、
唇と舌の感触に、神官らにたっぷりと開発され、感じやすい身体は
ぴりぴりと走る鮮烈な快感を受け止められず、無意識に脚を暴れさせてしまう。
「ふあぁっ……! そんな強く吸っちゃ……! んっ、あん――ッ……!」
彼の首に腕を回し、縋るように抱き着いて。腰をくねらせ欲しくてやまなかった快感を享受する。
舌と指を勃起した乳首で押し返しながら、やがて彼の手が秘所を探しているとわかると、
くびれた腰は艶めかしく揺らぎ、愛撫を待ちわびて涎を垂らす淫らな蜜口を、自ら彼の指先へ押し当てた。
熱に蕩けきった瞳で上目遣いに彼を見つめて腰を振り、見せつけるよう硬くなった秘芽をぐりぐりと中指で擦ってみせて。
「ガザ様ぁ……ロゼの、ここも……食べて、ください……」
■ガザ > 相手が。自身の秘所を見せつけるようにすれば。胸から顔を上げ。
「なんだ、思った以上に男に媚びる方法を知ってるんだね~。可愛いなぁ」
なんて、ニヤニヤと口角を上げれば、ではお望み道理にと、顔は相手の細足の間。一番大切な場所にむしゃぶりついて。
先ほどまで以上に、いやらしい、粘着質な水音が部屋に響く。ローゼリアさんの腰が逃げないよう、しっかりと両腕が捕まえている。
じゅる、じゅる、ぴちゃ、じゅる………
暫く、甘い泉源を舌で味わえば、ゆっくりと口を放し。
「おいしかったよ。ローゼリアの大切な花びら」
なんてかっこつけた事を言いながら、立ち上がる。すでに、自身の股間のモノは、反り立つように立ち上がっている。
「じゃあ、ベッド。行こうか」
そして、ローゼリアさんの手を取り、ベッドへエスコート。ゆっくり寝転がせ、自身はその股の間に膝立ちになる。
「バックより、こうしたほうが、お互いの顔が見えるよね」
なんて言えば、自身のモノを、手でローゼリアさんの秘所へとロックオンして。
「……挿入れるよ。飛んでいかないように、俺の背に、手ぇ回せ」
そっと、耳もとで低く囁けば、ゆっくりと、太い長竿がローゼリアさんの膣を割って入っていく。
あえてゆっくりの挿入は、相手の肉体に、今日あったばかりの男に犯されていると教え込むため。
ゆっくり、沈めれば。相手の一番大切な部屋の入り口を、モノの先でノックしようか。
■ローゼリア > これが媚びることになるのか、経験の少ない女には判然としなかったが、
可愛いと言われると胸は満たされ、神にそうしたように、この男に体のすべてを捧げたくなる。
ねだる女に応え、彼は屈むとすっかり濡れそぼった蜜壺を吸い上げてくれる。
粘ついた水音が部屋に響き、女は眩暈を引き起こしていた。
「あっ! やあっ、だめえ……! きもち……、い……!」
強烈な刺激に華奢な足腰はガクガクと震え、もう立っていられなくなる。
だから、彼がベッドに誘ってくれたのは幸運だった。
向かい合って身体を重ねると、言いつけに従って細い腕を回した。
そそり立った雄の証は、みちみちと音を立てて媚肉を掻き分けて、
きつい女の中を乱暴に擦り上げながら恐ろしいほどに快感を生む。
「ふあぁ! やあッ……! ロゼの体は、神様のものなのにぃ……ッ。
気持ちよく、なっちゃう……!
ぁんッ、ガザ様ぁ、いけないロゼに、おしおき、して……?」
子どものような甘えた声でそう言うと、開いた脚をも彼の体に絡めて。
膣肉は突き入れられた肉棒を食むようにぎゅうぎゅうと締め付け、奥へと導いていった。
硬い先端が子宮口に達すると、その衝撃に白い喉を晒してのけ反り、いやいやと首を振って。
「んあぅっ……! だめっ、そこだめえっ! やなのぉ……!」
雄を咥え込んだ割れ目からとろとろと涎を垂らしながら、せり上がる快感に怯えたように啼くのだった。
■ガザ > 相手が乱れる姿。それを向かい合いながら、間近で見られるのは、征服欲を心地よく満たしていく。
自身の体が、神のモノというその唇に、キスを落とし。
「違うよ。今晩のローゼリアの体は、俺の物」
そう囁き、最奥まで埋められたモノを、ドチュン!と、突き上げようか。
「俺とのセックス中に、神様の名前を出す悪~いローゼリアには、お仕置きだ」
多分、相手の言うお仕置きの方向は違うだろうが、ガザはそうとらえた。
相手の体が自身に絡むのと同じように、あいての細く柔い体を、自身のがっしりと固い体で抱きしめ、腰を大切な入口に打ち付けるように、激しい挿入による交尾行為。
「ほら、もう一度、言ってごらん。今晩は。今晩だけは、君は、誰のもの?」
なんて意地の悪い質問をしつつ、激しかった突きは、ゆっくりとなったり、また激しくなったりと、緩急をつけ、相手の狭い膣をえぐる。
「今晩だけは、君は俺の物……わからせてあげるよ。君の体に」
そう囁けば、ジュブン、ジュブンと蜜が攪拌されるいやらしい音が響き……
そして、ひときわ強く相手を抱きしめれば、モノが膨れ……
「……っ!」
びゅる、びゅるる……ドクン、ドクン……と、ローゼリアさんの大切な部屋を、ガザの白濁が穢していって……
「はぁ……ふぅ……まだ、いけるよね。俺はいけるから……放さないよ」
そう、耳元で囁けば……相手が疲れ切り、寝息を立てるまで、激しく相手をむさぼろうか。
そして次の朝日が、窓から差し込むとき、部屋にガザはいないだろう。
そして、ローゼリアさんの衣服は整えられ、
机の上に、昨日の詫びと一筆書かれた、ロゼワインが置かれているだろうか……?
■ローゼリア > 「ひ――あッ……!」
獣どうしの交尾のような激しい性交に、体が揺れるたび脳までも揺れて、
瞳の焦点が合わなくなってくる。
喘ぎすぎてシスターに聞こえてしまうのでは――そんな懸念も蕩けた頭からはすっかり抜け落ちて、甘い声でよがる他ない。
今晩だけは俺の物……と囁かれては、酸素を求める呼吸と舌が絡まって、ごくこくと頷くことしかできなかった。
受け入れた熱棒が膨らんだかと思うと一気に弾け、火傷しそうなほど熱い体液に体の中が白く染まっていくのがわかる。
体を震わせ自らも絶頂すると、ぼんやりと涙に滲む視界の中、彼の言葉だけが耳に残った――。
やがて夜が明ければ、あれは一夜の夢だったかと女は自身を納得させるだろう。
その後、そばに置かれたメッセージに気が付いたかどうか――それは女のみが知るところとなるのだった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 路地裏」からローゼリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 路地裏」からガザさんが去りました。