2020/03/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にイディオさんが現れました。
■イディオ > (冒険者とは、何も冒険だけをしているわけではない。冒険の準備もまた、必要で、男はその冒険の準備のために、商店街へとやって来ていた。
様々な店がある、冒険者御用達の店もあれば、そういう物ではない店も、ある。今回は、冒険者御用達の店に用があるので来ている。
その店は、乱雑に物が置いて有り、整理整頓されているとはいいがたいが、どれもこれも品物は一級品で、信頼できるものだという店。
冒険者、今日は身軽な服装で、腰に剣は佩いているが、其れだけである。
気軽な様子で店の中に入り、室内を見回す。)
―――やはり、ごちゃごちゃ、だな。
(その辺に、ナイフが転がっていたり、カバンが壁の上でプラプラ揺れていたり、帽子が棚の脇に掛かっていたり、カウンターで店主が死んだようにぐったりしていたりしている。
毎回のようにこんな感じなのである、これで御用達と言えるのだから、御用達とは……と、時々考えてしまうのだ。
男は、ハイライトの消えた目のままで、先ずは扉を閉め、倒れ伏してる店主の方へと近づく。
直ぐにたどり着けないのは、足の踏み場もないような、足元の為だ。)
店主、アイテム買いに来たぞ。
(この店の通例らしい、店主に目的を先に伝えて置いて、うめくような返答を貰う。それから、店の中を歩き回り必要な物を手にして店主の前に行くらしい。
なんでそんなことしなければならないのか、と何時も首を傾ぐ男。)