2020/01/02 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にボブさんが現れました。
■ボブ > (新年を向かえ、大半の店が閉めている夜の繁華街をぶらりと歩いている褐色肌の男)
「さっすがに新年早々店を開けている所はないかぁ~。
もし開いていたとしても結構ぼったくり価格で営業してそうだよなぁ~、他に空いてる店がないんだから独占状態って事で…」
(夜の繁華街とは思えないくらいシーンとした通りを歩きながら、独り言をもらしていって)
■ボブ > (数少なく開いている店を窓から軽く覗きこんでみるが、開いている店が少ない分、男たちもそこに集まっているようで
待合スペースに男たちで溢れかえっている店ばっかりを見てしまって)
「こりゃあ~~、この時間から店に入るのは無理だな。 今日の所は撤退撤退っと」
(やれやれっと首を左右に振りつつ、今日遊ぶのは無理と諦めを決めればふらりと夜の街の中へと姿を消していった)
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/酒場」にテルミドールさんが現れました。
■テルミドール > 年明けの初任務成功を祝う冒険者パーティーの歓声が聞こえる。
まだ年若いリーダーが乾杯の音頭を取ってジョッキを掲げ
周囲の仲間たちがそれを囃し立てる。
微笑まし気に彼等を見つめるのは先輩の冒険者達だろう。
そんな、平民地区の冒険者や兵士達が集う酒場兼宿屋に似つかわしい風景。
カウンターの一番端の席に腰を下ろした男が、それを見つめていた。
「あァ…新年初、じゃなくてパーティーを組んでの初任務だった訳か。」
酒場の主人の言葉に、笑ってみせる。
「それじゃあ、彼らに一杯。」なんて気前の良い提案を
他の客からもつまみや祝儀が送られる中に、軽く混ぜた。
こういう喧騒は決して嫌いではないのが理由のひとつ――。
頭を下げるまだ若いリーダーに軽く会釈を返せば
自分のグラスに唇をつける。つまみの類はない。
ただ、琥珀色の安酒で喉を潤す。
――こんなもので渇きは癒えはしないけれど。