2019/10/28 のログ
■シロナ > 「……甘いの行こう!」
しばらく、ふらりふらりと屋台の間を歩いていたのだけれども、ふと、目に入ったのは、どろりとしたチョコレート。
確か、凄く甘くておいしい飲み物だと聞いたことがある、でも、値段が高いし、希少だし、お貴族様とか、お金持ちでないと飲めない其れ。
分類でいえば、お金持ちのお嬢様であるがお小遣いはあまり貰えてない。
自分の手持ちでチョコレートとか飲めるだろうか、お財布を開いて中身を確認。
買い食いぐらいならともかく、甘いものとかはとにかくお金が高いのである。
うう、ちょっと足りなさそうだ。
しょぼんとしつつ、クッキーとかそっちの甘いものにしようか、と泣く泣くチョコレートを売っている屋台より視線を外す
■シロナ > 「んぅ……どうしようかなぁ。」
甘いもの、クッキーとかも甘いし、チョコレートは家に戻ったらおねだりしてみよう。
其れでくれるとは思わないけれどワンチャンあるかもしれないし。
そんなことを考えながら、屋台の間をふらふら歩いて。
甘いものを色々と試したいし、少女は考えながら、露店を覗いて。
寄って覗いて買い食いして。
ふらふらふらふら、歩いていくのだった―――
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 屋台通り」からシロナさんが去りました。