2019/09/29 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 どこぞの酒場」にタマモさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 どこぞの酒場」にシルヴァさんが現れました。
タマモ > ここは王都マグメールの平民地区、そこのどこかにある酒場の一つだ。
見た目もメニューも、そこらの酒場と何ら変わり栄えはない。
ウェイトレスの衣裳、そのドレスが可愛らしい?くらい?
極稀に、変わったミレー族がウェイトレスに入っている、そんな噂を耳にしているかもしれない。
そして、そのウェイトレスが居る時だけ受け付けている、ある賭博もあると言う事も。

客次第では、よく知っている者達も居るだろう。
主に、それが開催している時間帯に、よく来ている客達。
もっとも、その客達は賭博に参加せず、見物しかしない。
自分達が相手をすればどうなるか、分かっているからだ。
まぁ、だからこそ、普通に見れば一般的な酒場。
カウンターの横、そこにある壁に、賭博のルールが張り出されてはいるが。

時間帯としては、食事時は過ぎ、酒盛り連中がたむろしている頃合か。
ウェイトレス姿をした一人、変わったミレー族の姿をした少女が、カウンターに座っていた。

他のウェイトレスで十分な状況、寛いでいるようだった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 どこぞの酒場」からシルヴァさんが去りました。
タマモ > 理由は大した事でもない、偶然、来た時に満員御礼。
後で一食ご馳走するとの約束で、手伝ったのだ。

今、もう大丈夫だろう。
本当はもう少し、恒例行事でも…と、思ったのだが…
お腹がすいた、ご飯が食べたい。
と言う訳で、これから一食頂こう。
その後、どうなるのかは…さてはて。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 どこぞの酒場」からタマモさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にイグナスさんが現れました。
イグナス > 「もー、ひと声。いやァ、おっさん、こりゃ高ェよ。なあ。」

休日の広場、賑わう人の中で、ひときわデカくて目立つ男が難癖付けていた。
正確には値段交渉――、なんでもありのがらくた市で、これを売れ、アレを値切れと言いまわって、笑っていた。
こっちの迫力に気おされたのか、高いと店主も思っていたのか、しぶしぶの値下げでよくわからない陶器を買う。
別に金が惜しいわけじゃあない、やり取りが楽しい。

「おう、ウン、掘り出しモン、掘り出しモン。よくわかんねェけども。
 ――さァて、これどうすッかね。」

小脇に紙袋を抱えて、中身をどうしたもんかと思案する。
どうせがらくた市の品物だ、いっそどっかに売り払ってもいい。値段相応の値が付くかは知らないが。
ついでに小腹でもすいてきた気がする。美味いメシ、なんかないか、――面白いものでもいい。
何かないだろうかと、視線をぐるりと回してみる。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にルナルさんが現れました。
ルナル > 平民地区の一画。露店や屋台がある場所で、少女は謎揚げを売っていた。
謎揚げは揚げ物だが、何をあげたか謎なものである。
実際は各種動物のモツや端切れを使っており、味は良いが見た目は非常に悪い。なので謎揚げとして売っていた。

「おにーさん、ひとついかがです」

売れ行きはいまいちだ。原材料などほとんどお金がかかっていないが、売れるわけではなかった。

イグナス > 「———?」

さて、なんだあれ。小腹がすいたからってクンと鼻を鳴らして見つけたのは――。
なんと、形容していいか。見た目の実に悪い謎揚げだ。
つい興味に惹かれて店の前へ。おお、う?と首を傾けて。

「ン、む、いや――………なんだこれ、というか。
 何の、にくだこれ。」

ぴ、と指をさして問うた。実に怪訝そうに。
で、ただそれはそれとしてお買い上げである。指さすままに小銭も渡す。
何はともあれ味が良ければいいのである――。

ルナル > 「それは食べてのお楽しみです」

あまり売れてないので、古いほうからmgmgたべながら、一包み差し出す。
黒かったり、赤かったり、白かったり、なんだこれ、というような食べ物である。

「それにしてもお兄さん、立派だね、騎士さん? 冒険者さん?」

もしゃもしゃと食べながら、雑談を始める。なお、見た目に反して味は複雑かつ繊細でかなりおいしいだろう。

イグナス > 「んーあ、-………よし、くう。」

なんだこれって感じではあるが、男は度胸、食べると決める。
惡食の大男ではあるが、さすがにちょっとためらって―――もぐり。
もぐり、もぐ、…もしゃ、もしゃ。もういっこ。

「おう、なんだこれ、意外とイケんぞ、どうなってる。
 も一個――おう?…あー、おれァ冒険者だよ、冒険者。
 イグナスってンだ。…今日はまあ、ひまつぶし、か……?」

がしゃ、と小脇のガラクタを見せる。
いいものもあれば、悪いものもある、そういうがらくた群。
暫く放置して、そのうちどっかに二束三文で売り付けられるであろうモノたちだ。

ルナル > 「ゴミ回収ですか?」

冒険者の仕事の中にはごみを捨ててくるという雑用がある。
非力なルナルでは受けられない仕事だが、目の前のイグナスなら大量に運べるだろう、そんな失礼な感想が頭をよぎる。

「あ、ボクはルナル。冒険者兼コックです。ときどきギルドでも作ってますよ」

そういいながら、自分も食べながら、イグナスの手元に謎揚げを追加していく。

イグナス > 「買いもんだ!」

があ、っと食い気味に反論をば。確かにゴミに見えなくもないが。
ったく、と文句言いたげに息をつきながらも、謎揚げを追加で食う。
ギルド――であれば、彼女の食事を食べたこともあるだろうか。

「ほー、ン。コック、なるほど、……いやいや、それならそれで。
 見た目、もーちょっとどーにかならンかったのか、これ。」

美味いから食うけども、と。底なし胃袋にぽいぽいぽい。
ちゃりちゃりと小銭がたまってく。

ルナル > 「食堂の余りで作ったらこうなっちゃいまして。その分お手頃価格です」

一般的な鳥のから揚げの半分程度の値段で売っているので、かなり安い。しかし、見た目と安さでやばそうな雰囲気はより増していた。

どんどんと渡していくがだんだんペースが追いつかなくなっていく。

「はい、あーん」

と、めんどくさくなってついにイグナスの口に放り込み始める。
あーん、と入ってるがあまり甘さはない

イグナス > 「んむ、なるほど。いやま、その分食えるからいいっちゃいいンだが。
 …おい大丈夫かこれ。」

渡されるなかでもなんだか、実にヤバそうな見た目のもある。もぐ、と食べて、おいしいからまだいいんだが。
あーんとされて、ぱくりといく。
もぐもぐ、…んむ、見た目はひどいが、やっぱりうまい。

「――いうて、揚げもん以外も食いてェなあ、おい。
 ……他ないンか、ここは。」

ルナル > 「屋台ですからね。これだけですよ、あと水」

水を注いだコップを渡して一息。幸い売れ残りはすべてこの巨漢のお腹に消えていった。

「何なら出張コックでもやりましょうか。お代はまあ弾んでくださいよ」

内でも、イグナス産地でも結構です、などといい、上がり込む気満々で

イグナス > やっぱり、屋台じゃあkおんなものか。水は一応一杯だけ。
それもあっさりぐびりと飲み込んだ。
―—いやさて、それじゃあ何を食べようかと思ったけれど。

「おう?なんだ、いいのか。」

ぱちくりと瞬き。ちょうど腹は減っていて、この程度じゃ満たされない。
そう申し出てくれるならば願ってもないことである。
じゃあ、と口を開けば。

「俺ン家ってのは無ェんだ、安宿巡りでな。
 お前ンとこでいいなら、それで。」

ルナル > 「じゃあ、うちへどうぞ」

そう言って案内されたのは平民地区外れの神社。
ちょっと浮いた和風建築であり、もしかしたら知っているかもしれない。

「ちなみに何か食べたいものとかありますか?」

屋台の後かたずけを手伝ってもらい、そのままモフモフをイグナスと一緒に家に帰る。
神社には、狐耳の巫女さんが数人。外見から見た年齢はさまざまである。

イグナス > 遠目からは見たことあったが、来たのははじめて。
和風建築物、見たことないではないけれど、物珍しい。
ついでにいえば、狐耳の巫女さんも歩いているなら、おお、と視線はそっちあっちをふらふらと。

「おう?あー、おう、…にく、肉がいい、肉。」

なんとも雑な注文であった。
じろじろと見まわしていた神社内から、彼女の方へと視線を戻して。

「ってェか、うち、家ってここなンか。
 どうもまた、……これあれだろ、神社、ってやつだろう?」

ルナル > 「ほら、見ての通りボクも巫女さんなので」

くるりと一周、尻尾がもっふり。確かに紅白要素がある。痴女要素が多すぎて見えないかもしれないが、巫女なのである。

「ちなみにボクが一番偉いのですよ」

ふんすふんすと自慢げに。なお、他の狐娘たちは正統派の肌がほとんど出ない巫女服である。

「肉ですね。予算によって出るのが変わりますが…… 鶏肉、牛肉、ドラゴン肉、どれがいいですか」

家に会った肉を思い出しながらそんなことを提案する。

イグナス > 「巫女で、冒険者でコック?――また、まァ、多芸なんだな。」

巫女ってのが一番、なんだか変な感じもある、くくく、と肩を揺らして。
一番偉いって言葉には、ほんとかァ?って疑いの声。
ほら、服装的にもアレだし。

「あー、どらごん、久々にドラゴン肉いいなァ。予算は特に無ェけども。
 それよか、んーと、…その前に、ちょい、ちょい。」

人気のない、人目に付きにくいところはどこだろうか。
視線で探しつつ、ひらひらと手を振って、呼ぶ仕草。

ルナル > 「なんですか?」

ひょいひょいと着いていく。
神社内は狐巫女さんがいるが、家の中に入ってしまえば、一目はつかないだろう。
首をかしげながら、チョコちょとと誘われるまま

イグナス > さて、誘われるままどうなるか。
この狐耳の巫女さんが無事料理が作れるかは、この後次第で――

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からルナルさんが去りました。