2019/09/16 のログ
■リス > 「りゅう、ごでん………。」
彼らの言葉、少女の耳は確りと捉えていた。彼らにとってのひそひそ話であろうとも、少女にとっては普通の会話と変わらない、他の酒場の喧騒もすべて聞いて把握できるのだ。
不穏な計略の暴露と、後、自分の実家のあだ名が聞こえてしまったのだ、そっか、実家はそんな風に言われているのか―とか、思ってしまうのだ。
そういえば、確かにちらほら見たことのあるような顔もいる気がする、前に荷物を運ぶとき、船で雇ったことのある人だったか。
と、思い出すあたり、実は少女の方も顔を覚えているのである。
「ふにゅぅ。」
しかし、其れも、すぐに隠れてしまう。
恋人が凄くすごく興奮した模様、そして、ぎぅ、と抱きしめてくるのだ。
強く熱烈な抱擁は、ちょっと痛いかもしれないぐらいだけれども。
はだける服を、肌を隠すようにそっと抱きしめ返して、もう、と軽く息を吹いて、先端を舌で擽る悪戯。
「あら?そうなのね?
では、ごきげんよう―――。
グレン様に、ジョルド様、また、トゥルネソルのお仕事を受けていただけるときは、お話しくださいまし。
少し、色を付けさせていただきますから。」
通りがかり、と言う彼ら。
少女の方は顔を覚えて、名前も覚えているのは、乗員名簿に目を通すからである。
にっこりと笑って見せて、手を振って去っていく彼らをお見送り。
――きっと疚しい心の彼らは、顔と名前覚えられてると、思っているのであろう。
間違いではないが。
「あら……あら?」
おすすめは、と言うのに、自分で食べちゃうの、と。
抱き着いてるから、手を出せなくて、彼女が食べさせてくれるのかな、と少し期待してあーんとしたところ。
ぱくんと、ゼナの口の中に入ってもぐもぐもぐ。
リス、悲しそうにその唇を眺めて。
「んむ!」
唇を奪われて、彼女から零れてくるトロトロの唾液交じりのご飯。
むぐむぐむ、と抵抗することなく受け入れて食べていくのだ。
そして、ちゅうううううう!
と、強くすすり上げる。
人前でも、問題はない、だって、夫婦ですもの。
■ゼナ > 『――――ひぃっ!?』『そ、そんな、滅相もねぇっ!』『こ、ここ今後ともご贔屓にっ!』
幾度か雇われ使われた事が有るとは言え、下っ端の人足でしかない自分たちの顔など覚えてはいまいと高をくくっていた大男達は、竜族の姫君と噂される少女にぴたりと名前を言い当てられて転がるように逃げていった。
後日、リスの噂に『人の過去を見る神通力がある』なんて情報が追加される事になるのだが、それはまた別の話。
今はそれ以上に差し迫ったトラブルが、竜娘に襲いかかろうとしているのだ。
「んっふ……❤ んむぅ…っ、ぁむ、んちゅる、れる、んちゅ、んふちぅう…っ❤❤」
酔っぱらい娘の口移しによるオススメ料理のおすそ分け❤
唾液とピリ辛ソースを纏わせた舌が、恋人の口内に噛み潰された肉塊を送り込む。酸味と辛味と肉汁の甘さが絶妙な配分で絡み合い、解された肉の繊維質と、それらを覆う衣の柔らかさをアクセントとして竜娘の舌に塗りつけられる。
サラサラの唾液によって交わされるいつもの甘酸っぱいキスとは異なる、ある種スカトロプレイにも通じる変態的なディープキスが、ぐち、にちゃ、ぬちゅう…っと卑猥そのものの粘音を奏でながら、竜娘に『ピリ辛あんかけの鶏唐揚げ』の美味しさを刻み込む。
「んんっ❤ んんぅっ、んんぅうぅうう―――っ❤❤」
無数の血走った瞠目に視姦されながらの変態的なレズキス。
そんな行為にすら愛情たっぷりな積極性を持って応えられた戦士娘は、ビクッ、ビクッ、ビククッと肉付きの良い薄着姿を不意の痙攣に跳ね震わせた。軽い絶頂に昇っているのである。
それが分かるのは、いつもの寝台での夫婦の営みの直前、とろとろの姫貝から香る淫らな雌臭が、雑多な匂いに満ちる食堂内、鋭い嗅覚を持つ竜娘の鼻孔を擽ったから。
もしも今、戦士娘の太腿に食い込むホットパンツを引き下ろしたなら、その裏地にさえねっとりと淫蜜のシミを広げるぐちょぐちょの蕩けぶりを見ることが出来ただろう。
■リス > 「はい、どうぞよろしくお願いします。」
にこやかに少女は、逃げ去る男たちに言葉を投げかけるのだ。また働いて欲しいからである。
竜の人生で言えば、一年でも一日のようなもの、普通に記憶していただけなのに、なぜそんな噂が立つのかと、後で首を傾ぐことになるとは思いもせずに。
「ん……んっ、んむ、ん、ちゅ、ん……。」
唇が重なり、擦りついて、強く強く吸いたてられる。
舌を伸ばし、彼女の口内から唾液と、食べ物をもらう雛のように絡めてすすり、塗りつけられる味を楽しんで見せる。
深く、強く、舌が絡まり、ねろ、ねろ、とすすり上げて吸い上げてみせるのである。
ねえ、もっと、と微笑んで見せる少女は、ふぅ、と酒精の混じると息を、彼女の中に吐き掛ける。
忘れてはいけない、つい先ほどまでしこたま酒を飲んできているのだ。
嫁と違い、娘は酒にめっぽう強いのであった。
「ぷぁ……っ。
ゼナ、注文したご飯ぐらいは、食べて、いいよね?」
お酒ばっかり手お腹が空いているのだ、だから、ご飯食べたい。
先程注文したお肉が届くのを見て、じゅるり、と舌なめずり。
おそらく、恋人の前での舌なめずりだから、第三者から見れば、きっと。
そして、少女の方からも、一度ぶちゅううっ、と強くキスを返し。
唇をこすり付けて、息を吐き出して。
そして、食事にありつくのであろう。お嬢様らしく上品に。
■ゼナ > 「―――っぷぁ、はぁ…っ、はぁ…、はぁ…っ❤ ん、そう、ですね。唐揚げのお礼のおすそ分けをくれるなら、待っててあげます❤」
唐揚げの味わいの中に酒精を含んだ恋人の唾液を残したゼナは、酔いに紅潮した顔にセックスの興奮を滲ませながら頷いた。そして料理が届くまでの手慰みの如く、今度は彼女からの熱烈な口付けを受け入れて、唾液の溢れる唇端から卑猥に蕩けた喘ぎを漏らす。
そうして料理が届いた後は「あぁ……んぅ❤」と半開きにした唇でお裾分けを強請り、竜娘の権力フィールドで暴走を封じられた男達の淫気を向けられながらの食事を手早く済ませる。
アルコールによって最低限の性モラルさえ溶かされた淫乱娘は、トゥルネソル館までの帰り道すら待ちきれないとばかりに彼女の手を取り、前合わせのボタンを外したホットパンツの狭隘に招き入れ、粘つく淫蜜で蒸した雌華への手淫をせがむ。
その合間にも何度も何度も深く爛れた口付けを交わす歩みは遅々として、結果的に二人の帰宅を遅れさせた。
ようやく館に辿り着いた後は、全てお見通しといった風情の使用人達とすれ違いざまの挨拶を交わし、何かしら声を掛けようとして完全に発情しきった早歩きを前に『はぁ…またかぁ……お姉ちゃんってばぁ……』みたいな呆れた表情で見送る妹を置き去りに、駆け込むような勢いで二人の寝室、愛の巣へ。
「リス、リスっ、リスぅう…っ❤ んちゅる、れりゅっ、れるりゅぅう…っ❤ はむ、ちゅ…っ、れちゅるっ、ぺろ…っ、んちゅるる…っ❤」
行為前のシャワーどころか、脱衣の間さえ許さぬ発情が、酒場での出会いのハグどころではない、淫性の気配に塗れた抱擁と共にぽってりとした唇を密着させた。若夫婦ならではの欠片の遠慮も存在しない口付けが、帰り道の合間にも散々行った唾液の交換をせがんで舌先を送り込み、卑猥な水音を奏でながら体液を混ぜ合わせる。
彼女の太腿にはデニム地にすらじっとりとシミ出す程の愛液を湛えた恥丘を擦りつけ、押し付けた下腹は竜娘の逸物の逞しさを着衣越しに感じ取ろうとする。
■リス > 「―――もう、そんなに食べてるっていうのに。」
仕方がない娘ねと。少女はにこやかに笑って見せる、お礼の御裾分け、と言うので。
自分の分のレア肉を取り分けて、自分の口へ、そして、先ほど彼女がしたのと同じように。
唇を重ねて、彼女の口の中へと咀嚼したお肉を返すのであった。
そんなイチャイチャする姿を見せていれば、なぜかこの日、酒よりも珈琲……しかもブラックが飛ぶように売れたとか売れないとか。
「きゃ……!?」
食事を終えた少女は、恋人に抱き上げられて、物凄い勢いで運ばれていく。
当然、少女は人竜で人よりも身体能力があるように思われるだろうが。
実はとても鈍臭い。
足は襲いは走れば転ぶわ、なので、ゼナが運んだ方がはるかに速いのだ。
自宅にお持ち帰りされる少女。
「あ、ヴァール、明日の朝食は重めにお願いね!!」
畏まりました、とお辞儀する家令長。
そして、お持ち帰りされているところを陰のメイド長シスカちゃんに見られて、てへへ、と少し恥ずかしそうに。
もう、と少しぷんぷんしてるので、後で謝りにいかないとだめかしら、とか。
「ん……、んちゅ、ん、んむ……んっ。ふ……んんっ。」
家に帰るも、其のまま寝室へと連れ込まれる少女は、部屋に入るなり、布団に転がされるなりのしかかり唇を重ねてくる彼女を受け入れる等に腕を伸ばして抱き返す。
そして、唇を触れ合わせつつ、彼女の服を落としていくのだった。
「も、ぜな……っ。は……エッチな匂いで、くらくら、しちゃう……。」
彼女の甘い体臭が。
求めてくる彼女の唇が、動きが、すぐに興奮を作り上げていく。
むくり、むくりとそそり立つ少女の肉棒。
少女からも押し付け、ゼナの褐色の体を、腹筋を持ち上げる。
甘く微笑みながら、腰を振って、誘うようにしつつ、褐色の胸に己の胸を押し付ける。
「ゼナ……。」
愛してる、と耳元でささやくのだ。
■ゼナ > 姉の醜態にむくれるシスカも、その結婚相手たる義姉のてへへ笑いにはずきゅんっと撃墜されたらしく、勢いよく寝室に向かう二人を黙って見送ってくれた。
開け放った扉を閉める事すらもどかしく、姫抱きにした恋人を寝台に横たえると同時に伸し掛かる。これではどちらが雄欲を有するふたなり娘なのか分かった物ではない。
「はむ、ん、ぅ…❤ んちゅるるっ、れるぅ、んっ❤ ちゅ、ちぅうっ、ちゅぱ…れちゅるぅ…っ❤」
口端を伝い落ちる唾液を気にも留めないディープなレズキス。息苦しい程に押し付け拉げさせた豊乳が、柔らかさと弾力の混在の中に、ぴんっと尖った乳首のしこりと、興奮に荒ぶる鼓動を彼女に伝える。
珠汗を巨乳の谷間に伝い落とす小麦の体躯は、柑橘の汗匂の中に甘酸っぱい発情臭をはっきりと香らせている。
彼女の着衣はこちらの手で、こちらの着衣は彼女の手指で、互い違いの脱衣が性的興奮に火照り潤んだ裸身を露わにする。寝台脇に投げ捨てられる衣達が、生々しく夫婦の営みを飾り立てる。
「はぁ…っ、はぁ…っ❤ もっと、もっと嗅いで、興奮して、ください…っ、は、ぁ……んんぅ…っ❤」
全裸となった小麦肌が、滲む珠汗をローションめいて塗りつける様に肢体を擦り寄せる。ふんわりとした脂肪層を薄く纏った腹直が、浮き上がる凹凸で怒張を舐る。
おびただしい量の愛液は、高炉から流れ出す溶鉄の如くどろりと垂れ落ち、ふたなり娘の剛直の根と、その下の割れ目にいやらしい粘感を伝わせる。
「ふあぁぁ……っ❤ わたしも…っ、わたしも、愛してますぅ……っ❤❤」
耳朶への甘い囁きに、感極まった様な震えを返した戦士娘は、純白の首筋にちぅう…ッ、ちぅう…ッと吸い付いて、いくつもいくつもキスマークを刻み込む。
他の商人や貴族達との商談も多い彼女が、首筋などの目立つ場所へのキスマークを隠すのに苦労しているのは知っているけれど、それでも控える事の出来ないマーキング。
その代わりとして今宵も捧げる雌孔に、たっぷりと彼女の匂いを注いでもらうのだ。
■リス > 物凄い勢いで移動していく風景、そして、色々な人物。
知り合いにはあとでお話しておかないとだめねーと、暢気なものなのである。
扉は開かれたまま――と言う訳ではなく、一般のメイドラゴンがちゃんと閉めてくれるのである、わざわざ外側から鍵も掛けてくれる親切。
閉じ込められたわけではなく、後で中から開けられるので大丈夫、気にすることは一切ないのである。
「ん……はむ、あむ、ん、ちゅ、んちゅ、んんんんっ。」
ディープな口づけに、少女からも舌を伸ばして絡ませて、唾液を塗り啜り、舐めとっていく。
ナメクジのように舌が絡まり、どろりとした唾液を垂らしていくのである。
じゅぷ、じゅぱ、じゅるる、と唾液が絡まる音が響いていくのだった。
「は……あ……んっ、ぜなぁ……っ。」
甘く笑い、少女も、自分の服が彼女の手により、するりと脱がされて、肌を重ねていく。汗ばむ肌が、硬くなった乳首が、彼女のそれと絡んで擦れて、びく、びく、と甘い快楽を思い出させるのだ。
熱く濡れた吐息を吐き出しつつ、ふにゅ、と柔らかな乳房を押し付けてつぶすようにして、絡ませる。
服は投げ捨てられて、お互いの肌が、晒されてしまうのだ。
少女の股間には、そそり立つ肉棒が、しっかりと。
先端から精液が滲み、リスの秘所も、雌の匂いを、愛液を滲ませるのだ。
「んっ、ふ……ぁ……んっ。ん」
甘い吐息を零しながら彼女の匂いを求めるように顔を押し付け、乳房の間に鼻を押し込んで、クンクンと匂いを啜るように。
それからゆるり、と動いて彼女と体位を変えてベッドに押し倒していくのである。
肉棒で愛するのは、彼女を組み敷くのは、私だ、と言わんばかりで。
「ゼナ……。
ふふ、そろそろ、したいな。」
首筋にキスを受け、少女も首筋にキスを落としていく。
彼女の場合は、冒険者であり、少しぐらいキスマークがついていても大丈夫であろう。
と言うよりも、最近自分以外のキスマークが多い気がするので、ちょっとむくれ気味でもある。
「そろそろ、ゼナが誰のものなのか、ちゃんとにおいとまーきんぐしておかないと、ね?」
浮気自体に怒りはしないけれど、でも、定期的に、自分のものだ、としっかり覚え込ませないとだめよね。
彼女の濡れそぼっている秘所の入口に指を這わせ、ねばねばの愛液をいじりながら、目を細めて問いかける。
■ゼナ > 「――――あ…っ❤」
恋人の白躯を貪っていた戦士娘が、一瞬の隙をつかれて攻守の位置を入れ替えられた。基本的にはタチでありつつ、それでも時に苦手としているネコの立場でもゼナの相手を受け入れてくれる器の大きな竜娘。その癖、ゼナの心が雌の気質を覗かせた際にはこうして再び攻めへと回る敏感さ。
それは、受ける事も攻める事も出来る同性相手の行為に慣れた彼女だからこそ読む事の出来る機微なのだろう。
「はぁ…っ、はぁ…っ、リ、スぅ……❤」
キングサイズのベッドの上、転がされた小麦の裸身が弾力に富んだ柔肉をたゆんっと左右に揺らして乳首のピンクを軌跡に描く。恋人の首筋に所有の証たるキスマークをつけるのが好きな癖に、己の裸身に刻まれた跡には無頓着な迂闊娘は、不倫の証がとうの昔に彼女に気付かれているとは知らぬまま。
ハーレムの建造を公言する彼女は、その恋人の不貞にも鷹揚だ。
ゼナが他者との関係を素直に告白しようとも、きっと怒ったりなどせず、『別に気にする事なんてないのに』と困った様に笑ってみせるだろうけど、それでもゼナは気にしてしまう。
その癖、自分では隠せているつもりの不倫の証を目にして、可愛らしい妬心を抱いてくれる彼女には気付かぬまま
「はい、リス❤ 今日もゼナの身体を愛してください、わたしの旦那様❤」
キスマークの返礼にも幸せそうに裸身を震わせ、むっちりとした脚線をそっと開いて形作る交尾の姿勢。秘所はずっと前からどろどろで、本気汁とも今朝方彼女に注がれた精の残滓とも付かぬ白濁までもをヒクつく膣口から溢れさせてしまっている。
「―――――っ!? わ、わたしの身体はいつだって、リ、リスの物、なんですから……あっ、ひぁあ…っ❤」
挿入を直前に控えた独白に、不貞の罪悪感をチクリと刺激された淫乱娘は一瞬ビクッと小麦の体躯を跳ねさせて、そわそわと不安げに蒼瞳を泳がせた後、小動物めいて弱々しい上目遣いで彼女に告げる。
その言葉自体に嘘はない。どの様な状況にあっても、自分の心と身体はリス1人に捧げているつもり。それでも、淫蕩な身体はすぐに快楽に流されて、訳がわからなくなってしまうのだ。
それらをうまく説明する術を持たぬ戦士娘は、処女膜の再生も追いつかぬ程に愛を注がれる姫園への刺激に逃げる様に、甘声を漏らして身悶えた。
■リス > 「いつ見ても、ゼナの体は、とても素敵。」
上下を反転させる少女、下に組み敷かれる愛おしい嫁の姿、彼女の肉感的な体は、女性である自分をもって、少しばかり羨ましく思える。
強い肉体なのに、それでいて、雌の色気が強く、寝ていても、その乳房はつぶれることなく上に、重力に逆らうようで。
筋肉だってついていても、女豹のようで、色気を醸し出している、二度目でも言えるぐらいに凄いのだ。
ああ、と感嘆の吐息を零して彼女の腹筋を撫でる少女。
「ゼナ……愛してるわ。」
揺れる乳房に視線が動いて、彼女の胸の先端を両手で摘まんで転がして見せる。
ころころと硬くなった先端を指で転がし、弾いてこね回して見せる。
ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ。
首筋に、乳房に、何度も少女は自分のものだという後を、キスマークを付けていくのだ。
ときおり、かぷ、かぷ、と甘く甘く噛んでも見せる。
「ふふ―――、奥様私の可愛いお嫁さん。
たっぷりと、つきあげてあげるから、ね?」
足を開き、濡れているその場所を眺めて笑い、己の先端を押し付ける。
こん棒のような大きさの肉棒を、入り口で擦り、愛液を自分の先端に押し付けるのだ。
そして、ずぶぅ、と挿入していく。
「――ゼナ、体は、良いの。
大事なのは、心の方よ?体は許すから、心は駄目。」
浮気も、不倫も許す、肉体関係も、問題はない。
でも、心だけは、私だけのものでいて、少女の願いである。
お願い、と言いながらも、少女の腰は淫らにくねり、彼女の膣の肉をかき混ぜて。
ゴツン、と子宮の入口を叩いて見せるのだ。
■ゼナ > 小麦の肉丘の上で、乳輪を従えぷっくりと膨れた桜色の小粒が、恋人の白指につままれ転がされる。そこからピリリ…っと乳奥に走る快楽電流が、膣口をキュッと窄めて纏まった量の愛液を噴き零させた。
「はぁ…っ、はぁ…っ、はぁ、う…っ、ンんぅ…っ❤ あ、あぁ……っ、りす、ぅ……っ❤」
繰り返し降り注ぐキスにぷるん、ぷるんと小さな揺れを返す柔鞠が、甘噛みの口唇に甘やかな匂いと薄塩っぱい味わいを伝える。それらの刺激に睫毛を震わせる蒼瞳が、潤む視界に竜娘の蠱惑的な笑みを見留て
「――――あっ、はぁ、ぁあぁぁぁあ……っ❤❤」
ずぷっ、ずにゅろぉぉぉおお…っ❤
どれほど慣れ親しんだとて、息苦しさが消える事の無い野太い巨根。拳めいたその先端が膣内を満たす雌蜜をごぷりと溢れさせつつ雌果実を潰して埋没していく。己の胎内、気持ちいい場所を、硬く、熱く、逞しい巨根が満たしていく多幸感。
それを受け入れる度に、自分が彼女の物だと実感出来る。
「はい、はい、ぃ…っ❤ わたしの、心は、はぁ…っ、はぁ…っ、リス、の……リス、だけの、もの、ですぅ……っ❤❤」
とっくに下降していた欲張りな子宮は、彼女の怒張が半分も埋まらぬ内にコリコリとした肉冠の口付けを密着させた。それを更に押し上げる様に腰を進ませれば、熱く蕩けた肉の泥濘はどこまでも恋人のものを受け入れて、長竿の1/3程を体外に残した所で行き止まりの抵抗感を彼女に伝えた。
彼女のとのセックスによって深みを増したゼナの膣孔も、30cm全てを受け入れるには子宮口の解放を必要とするのだ。
とはいえ、この状態でも肉丸太の先端でごりごりと子宮が潰され、その入口が抉られているのだ。日々の性交ですっかり開発された子宮口がもたらすポルチオ快楽が、ずぐんずぐんとゼナの肢体を昂ぶらせていく。
■リス > 「もう、ゼナ可愛いわ……。」
胸をいじるだけで愛液をどろりとこぼしていく彼女、潮を吹くさまに、自分の体に掛かる熱い飛沫に、笑みを深くしてしまう。
自分の刺激で、彼女がこんなにも乱れているのだ、と分かってしまうから。
キスを落とせば、彼女は乱れ、甘く息を吐き出すのだ。
そして、そのたびに乳房が揺れて、彼女の汗が飛び散り、きらきらと光るのだ。
それは、少女が大好きな風景。
「んん、んっ、は、ぁ、んっ……」
にゅるにゅる、と彼女の膣は少女の肉棒を広がりながら受け入れていく、愛液がたっぷりと零れているから、自分の肉棒を受け入れ、蜜がまぶされて、入り込んで行く。
きつく感じるその場所を広げながら侵入して彼女の中を埋め尽くしていくのだ。
彼女の膣も、悦ぶように締め付けて絡みつき、愛液をぶしっ、ぶしっ、と自分の肉棒に絡めていくのが判る。
「うれしいわ、ゼナ……。
愛してるわ、ちゃんと時間をとって、式も上げたいわ、ね?」
彼女は冒険者であり、いつも忙しそうにしているし、自分も商売で毎日のように飛び回ったりしている。
だからであろう、結婚すると誓っても、式も挙げてはいなかった。
女同士、と言うのも有るのだけれど、それを思い出して囁いて。
快楽を得ている彼女に、少女は、何度も子宮口を叩いてポルチオを刺激するのだ。
上から下へ、種付けプレスをするように腰を振って長いストロークで攻め立てて。
はぁ、はぁ、と荒くなる息を、膨れるペニスを、彼女に押し付けるのだ。
■ゼナ > 「あぁ…、リスぅ………❤」
元はといえば、弟妹の安住も主目的に含んだなし崩し的な婚姻関係。
愛する少女と、大勢の使用人の働く大きな屋敷で暮らし、家族のことも、お金のことも心配しなくていい今の生活。
それだけでもう十分過ぎる程に満たされてしまっていたから、結婚式を上げるなんて事は考えすらしていなかった。それでも、血なまぐさい冒険者の世界に身をおいて、自身の女としての無防備さにも無頓着なゼナではあっても、一応は女の子。素敵な結婚式で綺麗なウェディングドレスを着て、大好きな相手と生涯の愛を誓い合いたいという夢くらいは持っていた。
本人でさえ忘れかけていた、叶うことのないと思っていた夢を、他でもない最愛の竜娘に示されて、思わずじーんっとしてしまった―――のだけれど。
「――――んふぁっ!?❤ あっ、はぁっ❤ あっ❤ あっ❤ んぁっ❤ ふあぁ…っ❤」
胎内に埋め込まれた圧倒的な体積は、その余韻に浸る事を許してはくれなかった。ずるぅぅうっと引き抜かれる巨根が内臓を引きずる出されるかの喪失感で、ゼナの眉根を切なげに歪めさせ、切り返しの突き込みが肺腑を潰されたかの様な喘ぎと重く突き上げられるポルチオ快楽で下腹の肉を震わせる。
力強いノックに緩んで行く子宮口が徐々に彼女の先端を受け入れ始め、深くなっていく抽送が満潮に濡らされる砂浜の様に巨根の肉幹を愛液のぬめりで艶めかせていく。
■リス > 愛した女は生活が苦しかった、彼女には、沢山の弟妹がいた。
ただ、其れだけである、自分には救う手立てがあり、彼女の生活を改善することができる。
ならば、愛する女の負担を自分が負担することに何の躊躇いがあろうか?さらに言えば、彼女の負担は、自分にとっては負担でさえないのだから。
これが、金持ちの傲慢だというならば、言わせておけばいいと思っている。
そして、生活が安定し、彼女も安定したのならば、式を挙げたかった。
竜としての自分は、愛し合っていれば必要がないと思うのだけれど、其れでは駄目なようだ。
だからこそ、彼女と愛し合っていることを知らせるために、ウエディングドレスを着て、誓おう、そう思うのだった。
とはいえ。
「ゼナ、ゼナ、ゼナ………っ!」
彼女との交わりは、熱を増していく、彼女が欲しい、彼女ともっと一つになりたい。
欲望が止まることなく、彼女の中を突き上げ、貫いてかき混ぜる。
は、は、は、と小刻みに吐息を吐き出して、深く深く突き込んで、じゅぶじゅぶと、愛液を掻き出し、中を突き上げる。
ぬめる愛液、入り込む肉棒。
「ぁ……!」
にゅるん、と、彼女の子宮口を広げ、奥まで入り込む。
それから、少女は腰の動きを緩やかに、円を描くようにかき混ぜるのだ。
じゅぶ、じゅぶじゅぶ、と。
彼女の子宮の中に、たっぷり濃厚な精液を吐き出すために。
少女は、精液を溜めて、彼女の目を見ながらゆっくり腰を前後する。
「ゼナぁ……また、孕ませて、あげる、わ。」
にんまりと笑いながら、少女は、腰を振る。
■ゼナ > 「はぁっ❤ はっ、あぁ…っ❤ リスっ、リスっ、リ、すぅう…っ❤」
どちゅ、ごちゅ、ぶちゅうっ。
出しては入れてを繰り返す肉丸太が、結合部から噴き出し、泡立てられる雌蜜にて作る淫らなメレンゲ。それがねっとりと糸を引いてシーツに染み込み、濃厚なセックス臭を立ち上らせる。
たとえこの館に友人を招き入れる機会があろうと、この部屋にだけは絶対に案内出来ない。そんな決意が必要になるほど、この部屋には二人の淫臭が染み付いてしまっていた。
恋人のいない一人寝の夜、シーツや枕に染み付いたそれらの匂いをおかずにして自慰に耽ってしまう程に。
「んふゃぁああぁああぁあっ!?❤」
今やすっかり日常となったウテルスセックス。
普通の娘であれば、出産にも似た痛みばかりを感じる変態交尾も、淫魔の血を色濃く宿すゼナにとっては狂おしいまでの肉悦を感じる行為となる。大きく張り出した肉エラが膣口付近まで子宮を引きずり出してはじゅぽんっと怒張を解放し、続く突き込みで最奥にまで押し上げられた子宮口は再び彼女の先端を咥え込み、ツルンとした子宮壁への一撃にポルチオを超える快楽を感じて背筋を反り返らせる。
肉幹の太い所や、亀頭の膨らみにGスポットが潰されて、その度にブシャァッ、ジョバァアッとしぶく潮が恋人の下腹を濡らす。
「あぁっ、ふわぁぁああッ❤ リス、リスぅうっ❤ はら、むっ、孕む、からぁ…っ❤ あっ、イクッ、も、もぉ……っ❤ あっ、あっ❤ あっ、あっ、あぁあっ❤❤ あぁぁあぁああ――――ッッ!❤❤❤」
他者との性交の際には決して許容する事の出来ない妊娠の示唆も、彼女が相手であればいつ何時であれ受け入れる事が出来る。受胎の忌避を悦びを持って受け入れたゼナは、両手だけでなく両脚をも彼女の裸身に絡ませて、お腹の一番奥、子宮の内側で射精を受け止めようと合わせ腰を使う。
最奥を突き上げるポルチオ快楽と入り口で密着する腰に潰されるクリトリスの喜悦。それらが恋人への愛おしさと絡みつき、涙濡れた蒼瞳の視界の中に無数の閃光を瞬かせ、それがパァァッと全てを塗りつぶした瞬間、ゼナは快楽の波濤に全てを押し流されて絶頂する。
淫蕩な膣は痛いほどの締付けで巨根を締め付け、ぐぼっと膨らんだ子宮の真空で勢いよくふたなり娘の射精管を吸い上げる。
そうしてスペルマの奔流を一滴残らず受け止めたなら、蕩けきった雌の表情が熱の広がる下腹部を愛おしげに撫でながら
「大好きです、リス……❤ ん、ちゅぅう…っ❤」
事後の口付けを交わしていく。
そこから始まる後戯によって再び昂り、「リス、まだ満足してません、よね…?❤」なんて問いかけながら強請る2回戦。その日も、二人の夜は長く、朝方まで甘声を響かせ続ける事となるのだった―――。
■リス > 「ゼナ……んっ……ぁ、あぁ、……んっ!ぜなぁ……!!」
深く入り込み、彼女の中をかき混ぜて、そして引き抜かれる、ゼナの秘所から零れる愛液は白く泡立ち、自分と彼女の体に張り付いていく。
汗のにおいも、愛液の匂いも、それ以外の匂いも、全てこのベッドは吸い込んでいるのだ、毎日洗っても消えない匂いとして、べったり張り付いているのだろう。
偶に匂いを嗅ぐのはリスもしていたりする。
「ぁぁぁぁああああ!」
可愛らしい恋人の喘ぎ声、悲鳴みたいな其れさえも、心地よく思える。
ブルり、と強く身を震わせて、少女は彼女を見るのだ。
自分の肉棒がしっかりと奥まで入り込み、彼女の奥の奥まで支配――――犯しているのが見える。
続々とした支配感が少女の中に浮かんでいき、にんまりと笑ってしまう。
「ぁ、く、あぁああ、いく、でる、う……ぁぁぁあ!!」
両手両足でしがみ付く嫁、上から押しつぶすように挿し込んで、抱き着く自分。
汗を交えて、勢いよく精液を吐き出していく。
びゅる、どびゅ、びゅく、びゅう、と恋人の中を蹂躙するような勢いで精液吐き出される。
「愛してる、ゼナ。」
甘く彼女の言葉に返してから。
しっかりと抱き合って、抱きしめあって、身をこすり付けあって。
しばしの甘い会話を堪能し、後戯をした後。
愛し合う時間は、まだ終わらぬことを示すように、二人の嬌声が響くのだった――――。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からゼナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からリスさんが去りました。