2019/08/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にブレイドさんが現れました。
■ブレイド > 強い日差し、真っ青な空、積乱雲はそこらにあっても太陽を隠したりはしない。
役立たずどもめ。
この日差しの中、この格好は正直かなりきつい。
そして、まさか、この日差しの中で働かされっぱなしになるとはおもわなかった。
倉庫への荷物の搬入依頼…なのだが、こうも日陰がないとは。
しかも、倉庫の中の作業は別の職員に任されているため
それこそ多くの荷馬車から倉庫まで…じりじり照りつける太陽の下を往復し続ける仕事だ。
周囲の人間は『このクソ暑いのになんでこいつこんな格好してんだ?』といった視線を向けてくる。
お前らのせいだろうがクソッタレと悪態の一つも突きたいところだが
もはやそんな気力も残っていない。
■ブレイド > 外套の下は汗だくだし、喉だってカラカラ…
まさか街の中でここまで水袋の中身を消費するようなことはあるとは思ってもみなかった。
しかも昼休憩も終わってすぐ…ここからが暑さの本番。
このままではすぐに水もなくなってしまう。
「あー、わりぃ…ちょっと水汲んでくる…」
流石にこの炎天下の肉体労働に関わっているもので水の補給に否を唱えるものはいない。
自分は厚着のせいで少しばかり辛さがましているが、他の連中だって相当堪えてるのだ。
倉庫に荷を下ろすとそのまま最寄りの水汲み場へと向かう。
誰もいなかったら桶に掬って頭からかぶってしまおう…
■ブレイド > たどり着いた水汲み場には幸いなことに人が今はいないようだ。
少しばかり疲れた疲れた足取りで近づけば
公共の桶に水を貯める。
周囲を少し見回したあとフードをおろし、耳に水が入らないように下を向き…
そのまま頭から水をかぶる。
気持ちの悪い汗が洗い流され、一瞬だが熱気が拡散するような。
「っぁぁぁぁぁ……」
濡れた頭をブルブルと振るって水を払い、もう一度と桶に水を貯める。
■ブレイド > もう一度頭から水をかぶる。
それからようやく、水袋に水を汲み、そのまま口に含む。
井戸水は冷たく喉を潤してくれるが
水袋にためておけば次第にぬるくなってしまうだろう。
世の中には冷たいままに水を保存できる魔導具があるらしいが…
残念ながらそういった物は持っていない。
「少しばかり休憩してもバチはあたんねーよな…」
せっかくだし一息つこう。
そうでもなければやってられない。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からブレイドさんが去りました。