2019/08/01 のログ
ボブ > (歓楽街の通りを歩くだけで十分目の保養になっている夜の通りを歩いて行き)

「さて……見てるだけならタダだが、見て満足できるほど出来た人間じゃないよな、俺も……
さて……どっかの娼館(みせ)にでも入って、色々見て興奮したものを一気に発散しましょうかね」

(しっかりとフリーランスの娼婦達の肌も露な衣装を見て堪能した男はその興奮をぶつけるべく
そのお相手を求めて、いい娼館を探し、その娼館の中へとその姿を消していった)

ご案内:「王都マグメール 平民地区 歓楽街」からボブさんが去りました。
ご案内:「平民地区・街中」にルビィ・ガレットさんが現れました。
ルビィ・ガレット > 屋根の上にいる。民家なのか、店の建物なのかは知らない。
影間の移動でいろんなものをすっ飛ばして到達したものだから。
――そこから、地上を見下ろす。夜目の利く眼が行き交う人々を鮮明に捉える。

「……心なしか、疲れた表情のやつが多いな――仕事帰りか。
 それとも、この暑さにやられてか。逆に活き活きとした表情のやつは、
 『愉しい』行き先が決まっているんだろうな……」

それは酒場だとか。娼館だとか。愛する家族が待つ我が家だとか。
デートの待ち合わせ場所や賭博場、なんらかの娯楽施設などもあり得るか。

「……」

ちなみに、女はどれも縁が薄い。情報収集や"餌"を求めて酒場に行くことはあるけれど、
酒は味がわからないし、そもそも酔えない。娼館はともかくありえない。
"本当の"我が家は遥か西方だ。デートには興味があ……ともかく、縁は無い。

賭け事は、知り合いと戯れに興じた程度だし――娯楽施設のような、人混みが多くて落ち着かない場所よりも、
こうやって今居るような――雑踏、喧騒から程遠い場所のほうが好きだった。

ご案内:「平民地区・街中」にブランシュさんが現れました。
ご案内:「平民地区・街中」からブランシュさんが去りました。
ルビィ・ガレット > 屋根から地上まで、結構な距離がある。
それでも耳を澄ませば、地上の人々の話し声を聞き取ることができた。
夜は聴力も長じる。鋭い知覚能力を総動員させ、何か面白いことはないかと探すが――、

「――だいたい聴こえてくるのが、仕事の愚痴だな。
 あとは、国政に対する不満や不安とか。……何かに対する悪態が多いな。
 金欠だとか、恋人が欲しいだとか。最近、誰々の付き合いが悪い――だとか。

 ……んん、目ぼしいものは無いな」

ため息混じりに言えば、脱力したかのように。その場に座り込んだ。
今のところ、こちらの視線や存在に気づいている者はいないようだ。