2019/07/28 のログ
レンチェフ > 「最低限で冒険者を始めるのも度胸があるな。
それで実地でか……才能があったのかもしれないか。

腕が折れても?流石に無茶だろう」

そんな奴がいるのかと呆れと怒りを覚えてしまって。

「…違うのか?」

完全に勘違いしたままに彼女を見返してしまう。
仕事の付き合い以外で他人と話すなどあまりないだけに何がと判らないままエールを口にして。

「気が付かなくて悪かった。
場所がよくないな…」

そんな事はないと首を横に振ってみせ。
考えの足りなかった言葉に怒っていないことに安堵をみせて。

シスター・マルレーン > 「無茶だと思うじゃないですかー。
 やればできるもんなんですよね。」

遠い目をしながら笑うことにする。はっはっは、と豪快に笑い飛ばして。


「いえ?」

きっと会話が慣れていないのと、人間とミレー族を完全に自分の中で分けているのだろう、となんとか解釈をしておく。


「気にしなくて構いませんよ。
 話を聞いてもらわなければいけない、ってわけでもありませんし。
 ここでの会話は、私が一方的に話しているだけですから?」

ですから、責任はちゃーんと自分で取ります、と胸をぽん、と自分で叩いて。

レンチェフ > 「それで出来てしまうから無茶を言われるだけじゃないのか?」

遠い目をして笑う彼女、その行動力ができると思われているのではと勘ぐってしまい。

「そうか…」

人間とミレー族の違いを無意識に考えている。
そのせいで会話がずれているな思わずで。

「それならいいが……。
聞いているのは席が同じと俺のお節介か。
つまりは俺が前にいるだけか…あんたは本当にいい人だな」

責任と取ると言い切る姿に驚きと尊敬の念を持ってみて。

「…いい頃合いだ。俺はそろそろ失礼しておく。
話せて楽しかったよ、次に会えたら酒を奢らせてくれ」

ふと外を見ると月はずいぶんと高い位置、今日の宿探しもあるのでと席を立って。
また逢えたらその時はとつげて代金を置き去っていく。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2 酒場」からレンチェフさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 酒場」からシスター・マルレーンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」に黒須さんが現れました。
黒須 > (賑やかになっている平民地区の大通り。
ここでは、様々な店が立ち並んでいる。
果物、肉、野菜、花、服、アクセサリー…目を回してしまいそうな程に立ち並んでいる。)

「…ああ、そうだ。
ついで、それもくれ。」

(そんな中、色鮮やかな通りの中、一人少し異様な姿をしている男が居た。
全身黒づくめの姿をしており、高身長ではあるが、どこか人間と違う雰囲気をしている様子だった。
果物屋の前で店主から真っ赤に売れた林檎を買い、支払うと、片手に持っている紙袋の中に入れて歩き、また別の店を歩き続けようとした。)

黒須 > 「さてと…あとは…。」

(煙草を咥えながらその街を歩いている。
紙袋を抱えている手とは逆の手に持っているメモを眺めながら歩き続ける。
まだ何か買う予定らしく、紙袋だけのものでは十分ではないようだ。)

「ん…ここが良いな?」

(歩き続けると見つけた一軒の店。
その店に足を止めるとその中に入っていった。)

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」から黒須さんが去りました。