2019/07/14 のログ
■ボブ > (王都での仕事を終え、ふらり公園へと散歩に着ていた褐色肌の男。
遊歩道を一人歩いていたが、少し歩き疲れたな……と思い始めていたようで)
「う~ん……四阿まであと少しだけど何か人が居そうだよな。
別に最近、雨も降ってない事だし、ここらで休んでも問題ないよな」
(四阿まで向かうのが面倒になったのか、遊歩道から少し外れて、芝生の上に移動すると
その芝生の上でゴロリと横になり、両手を頭の下に敷けば軽い昼寝状態へと移行してみせていく)
■ボブ > 「Zzzzz………」
(芝生に寝転び、目を閉じていた男は適度に生い茂る木の日陰の中で静かに寝息を立てていて、
そんな男の鼻の上にテントウムシが止まり、男の鼻の上を移動していけば、
その移動のむず痒さに男は眠りに落ちつつも、身体を揺らし始め……そして鼻のくすぐったさが限界に達すれば…)
「へっくしゅんっ!!! んあっ? あれ?軽く一休みのつもりが寝入っちまったか。
いくら暖かい季節とはいえ、完全に寝入っちまったら夏風邪引いちまうな、帰るか」
(寝転がっていた男はハンドスプリングでスタッと立ち上がれば、ズボンのポケットに両手を突っ込み、
遊歩道の順路に沿って遊歩道を踏破し、公園を後にしていった)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 公園」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にニユさんが現れました。
■ニユ > 夜も更けて、賑わう平民地区の繁華街…そろそろ帰宅に向かう人々の多い中、
一人の少女が、学校指定ではないセーラー服を着て、娼婦の集まる一角に居た。
木に背を預け、鼻の下を伸ばした雄が、女性の品定めをしつつ、時には、
寄り添ってこの場を去る娼婦もいる…
やはり他の娼婦と比べると、見劣りがするのは仕方ない…
「ふうっ…」
立っているのが辛くなってきたのか、ベンチに腰かけて…足を組んで…
今日も諦め顔。親には友人の所に泊まってくるとは言ってあるが…
途中で買ってきたオレンジジュースを一口…
こんな調子じゃ、固定客なんて付きそうにないなーと思いつつ…
何げなしに夜空を見上げる…肩を落としてハァーと大きなため息をついた所で、
だれかに声をかけられるだろうか…
■ニユ > 「ふむ…」
先ほどの人とは商談成立とはならなかった様だ…
気まぐれに来てみたが、これなら中心街か居酒屋行った方がマシかと。
そう思ったニユは、近場の居酒屋に向けて歩き始めた…
特に何か思いついた訳でもないが…
まあ、エール一杯位、仰いで帰ろうかと。
そう思い入った居酒屋のトイレに入り、町娘風の衣装に着替え、
カウンター席に座って、注文をするニユ…
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にダグラスさんが現れました。
■ダグラス > 略奪品の商談も終わり、宿までの帰りに一杯ひっかけてから戻るかと居酒屋を訪れ。
いつものようににぎやかな声が聞こえる中、空いている席を探して視線を巡らせ。
カウンター席が一つまだ空いているのを見ればそこへ向かい。
「ねぇちゃん、横失礼するぜ」
先客の紫髪の女性に声をかけながらカウンター席に腰掛け。
注文を取りに来たウエイトレスにエールを大ジョッキで注文し。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からニユさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にニユさんが現れました。
■ニユ > 「ん?…どうぞ…?」
横目でみるは、白銀髪を横に流した、筋肉質の男…
この当たりではよく見かけるタイプの男で、特に気にしてる様子でもない。
注文したエールをちびちび飲みながら、ただ、時の流れに身をまかせるかもしれず…
ニユのお仕事は既に終了モード。若干不貞腐れるのもあって、機嫌は少し悪そうである。
■ダグラス > 「ありがとよ」
返事を貰えば軽く礼を言い。
届いたジョッキを手に持てばぐびぐびと喉に流し込み。
「くぁ~、やっぱ仕事終わりのいっぱいはたまんねぇな。
ねぇちゃんもそう思わねぇか?」
やや不機嫌そうな相手から流れる不穏な空気。
それを払しょくするように気持ちよさそうにエールを飲めば木製のジョッキをカウンターに置きながら言い。
■ニユ > 「ん~?今日は、売れ残り?だしね~ 美味しいお酒、という訳でもないかな…?」
盛大な男の声に、少しは気分は晴れただろうか、男がお酒を煽りはじめると、ニユも真似てか
一緒にぐびぐびと呑んで、ぷはっと声を漏らし。頬を赤く染めていく…あまりお酒に強い訳でも
なく、ただただ気晴らしに呑みに来ただけだが、隣の陽気な男のおかげか、そんな暗い心も
幾分か晴れ、ぼーっとカウンターの後ろを眺めていたニユではあったが、次第に男の方に、
少し躰を向けて、にこっと笑ってみせる。
■ダグラス > 「ほぉ、売れ残りねぇ……」
相手の言葉に娼婦の類だろうかと相手の仕事を想像してみる。
見た限りではまだ幼さの残る少女といった雰囲気の相手。
「ふ~ん、君くらいの子ならすぐに声かけられて売れそうな気がするがな。
少なくとも俺はほっとかねぇな」
此方に身体を向けて笑みを浮かべる相手に釣られてか。
自らも口角を上げてみせながら相手の身体を眺めて。
■ニユ > 「ん~売れてはいないですね~ここ最近は… ちょっと大人の魅力?が無いからかも?」
頬に人差し指を置いて、考える仕草で話すニユ。
ジロジロみられる目線は、あまり良い目線では無さそうなのはすぐにわかるが…
ニユもジロジロみてるのだから、お相子であろうが…
「じゃあ、オジサマ、私を買ってくれる?」
なんて、クスクス笑いながら、冗談ぽく言うニユではあったが…
心の中では、買ってくれたら今日の食いっぱぐれはなくなるかなーなんて思ってたりして。
■ダグラス > 「大人の魅力だけが女の魅力というわけでもないだろう」
悩むように話す相手に苦笑を零し。
エールを喉に流し込みながら続く言葉を耳にすれば軽く眉を上げ。
「いいぜ。けど、俺はちいっとばかし子供には刺激強いかもしれんぜ?」
一応店主は自分の事を知ってはいるが基本的に自己責任の考え方も強く。
此方をちらっと見てきた以外は何も言うことは無い様で。
■ニユ > 「そう、とも思いますけどねぇ…現実は…」
やれやれと手を上げて、首を振るニユ…当初はよく声をかけられたものの、最近はあまり
声かけられる事も少なくなってきてるのが実情で。まあ、性格のせいもあるかなとか思い
ながら、エールをぐびぐびと最後まで煽る…そして、コトッと木製のジョッキを置くと、
結構強い酔いが回ってきて、心も緩むだろう…
「んじゃ! 金額交渉~♪」
男のいう、「刺激が強い」という言葉に興味津々のご様子で。陽気に笑い始めるニユ。
ニユは指2本を上げる。大体10日分の生活費くらいの金額か。この金額に答えるかどうか
は解らないでいるが、相場としては、大体妥当かもしれず…
■ダグラス > 「いいだろう、交渉成立だ」
此方としては相手が承諾すれば即購入のつもりであったため。
金額を提示されればすぐに頷き。
ポケットからゴルドを取り出せば相手の前に置く。
その金額は相手が提示したものに対して少し色を付けたものになっており。
■ニユ > 「ふふっ…」
お金を見ると少し上乗せされていることが分かる…
気前の良い男は嫌いではない。それをお財布にいれると…
「交渉成立ですね~♪」
にこっと笑って、男の腕にだきつくだろうか…
「所でお名前は? 私はニユって言います。いつもはカバンに入ってる学生服で誘っていたり
するのですけど、今日はこのままでいいかな?」
頬をすりすりと…お仕事はお仕事であるが、それ以外でも男に興味があるのも確かで…
■ダグラス > 「ほぉ、学生か……そりゃ楽しみだ。
着衣がいいなら好きな格好で任せるぜ?」
相手が抱き着いてくれば幼い少女らしい甘い香りが鼻孔をくすぐり。
残っていたエールをすべて飲み干せば相手とともに椅子から降りて。
「マスター、上の部屋借りるぜ」
こういった酒場では場末の娼婦がウリをすることが少なくないのか。
兼業の休憩所を借りると言って店主に金を払えば相手とともに階段を上って簡易なベッドとテーブルだけ置かれた部屋に向かい。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からニユさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からダグラスさんが去りました。
ご案内:「平民地区 露天市場」にクロナさんが現れました。
■クロナ > 午後の日差しを曇天に遮られた露天市場。
一雨来る前に用事を済ませようと足早に行き交う人々の中にその少女の姿はあった。
歩みに合わせて揺らめく髪は黒曜石の如き艶を見せる闇色。癖の無い長髪が風に遊ばれサラサラと流れる様は、月夜の清流を思わせる。
キャミドレスの肩紐や膝上でふわふわと揺れるスカートから覗く四肢は新雪を思わせる白肌で、髪とドレスの漆黒に対してはっきりとしたコントラストを作り出していた。
ドレスの薄絹に浮かび上がるのは薄く、淡い、未成熟な膨らみ。
その儚げなシルエットは、エルフの様に整った顔立ちも相まって幻想的な雰囲気を少女に与えていた。
その上で清楚なイメージを反転させているのが、黒艶髪の側頭から天へと向かう竜角の禍々しさや、長い睫毛に縁取られた双眸のルビーの如く鮮烈な紅色、小さなお尻の上端からにょろんと伸びる矢尻型の悪魔尻尾。
華奢な白脚の先に巻き付くグラディエーターサンダルの黒革がサディスティックな拘束具を想起させる事や、悪魔尾を通すためにドレスの臀部に開かれた逆三角形の孔が、お尻の谷間をチラ見せするフェチシズムに溢れるデザインである事も淫靡で妖しい気配の一端と言えよう。
「ククククク…。どいつもこいつもクロナの美しさに見惚れておるわ。 まぁ、それも致し方あるまい。このキュッとくびれた腰の悩ましさときたらもう、ホントやばい感じの大人ボディなのだから」
そんな少女の美しくも変化に乏しい無表情が、どこか眠たげなジト目のままでぼそぼそと独りごちた。おちょぼ口が描く仄かな笑みが、微妙なドヤ感を滲ませる。
少女の腰は確かに細い。それこそ中身が入っているのか心配になる程に。
しかし、その体躯が少女が口にしたような『大人ボディ』なのかと問われれば、大抵の者が首を傾げるのではないだろうか。その手足は棒きれの様に細く、背丈とて成人男性の胸元にも届かぬ程度しかないし。
■クロナ > さて、そんなちびっこがこの場で何をしているのかと言えば、何かを買いに来たとかそういうまともな理由ではない。
細っこい両脚をとことこ動かし林立する露天とそこを行き交う人波を縫いつつ左右に動かす紅瞳にて探すのは、クロナの食指に引っかかるくらいの美少女or美女。
そう、この少女の双眸はナンパの獲物を探してギラついているのである。
どこか眠たげな茫洋とした視線ではあるけれど。
「――――むっ、なんというでかぱい! ……あ、でもダメ。あの人、お腹もぼよんぼよん。あっちの子は顔は可愛いけど男付き……リア充にはてぃるとうぇいとすべき」
おちょぼ口から『はふぅ…』とため息を零し、竜角付きの小さな頭部を左右に振る。
これだけ大勢の人間がいるのだし、悪魔尻尾にビビッと来る様な獲物もすぐに見つかりそうな物だけども、中々そういう訳にも行かないらしい。
クネクネと気儘に動く悪魔尾の付け根、尻尾孔から覗くお尻の割れ目はすれ違う者の二度見を吸い寄せる物の、『やだ、美味しそうなお尻❤』なんて目で見てくれる同性の視線は中々得られない。大抵の場合は『えっ、お尻見えちゃってるけどいいのっ!?』みたいな常識的な視線か、ロリコン男のねっとりと絡みつく様な視線ばかりが向けられるのだ。
まぁ、ツンと小気味良く持ち上がったボーイッシュ型のお尻は可愛らしくも、美味しそうと言えるほどの肉感を有していないので、それもまた微妙な釣果の一因なのかも知れない。
■クロナ > 休日の露天市場を行ったり来たり。
曇り空といえども真夏も間近な気温の高さである。
人形めいて整った白皙の頬にも流石に珠汗が伝い始めた。
そして、きょろきょろとことこと石畳の上を進んでいた細脚が歩みを止める。
「――――……疲れた。今日はここまで。帰って母様達のおっぱい揉ませてもらおう」
市場の片隅、ぽけーっと突っ立った小躯がぼそぼそと呟いて、小さな頭部をこくんと一度頷かせた。
歩き始めた足先が向くのは少女の住まう館の方角。
小柄な体躯はすぐに人混みに紛れて見えなくなった。
ご案内:「平民地区 露天市場」からクロナさんが去りました。