2019/07/03 のログ
ご案内:「王都マグメール とある酒場」にタマモさんが現れました。
タマモ > ここは王都マグメール、平民地区にある酒場の一つ。
どこにでもあるような、宿を兼用した普通の酒場だ。
何かあるとすれば、極稀に、変わったミレー族らしき店員が現れる事か。

その店員が現れた時、それを限定して、ある事が行われる。
ある行為とは、賽を使った賭博。
賽を振り合い、大きい方が勝ちと言う単純なルールだが、それだけで終わる訳もない。
負けた方は、負けるたびに一枚ずつ身に付けた衣類を脱いでいく、所謂脱衣賭博なのだ。
そして、全裸となったら終了、決められた金額を払うのである。
………まぁ、それで終わるのは、選択肢の一つ。
その後、更なる勝負を行う事で、追加ルールが取り入れられる事に。
そこから、更に負け越せば、負け一つで勝者の言う事を一つ聞く、と言うもの。
負ければ負ける程、それが増えていき…後は、ご想像にお任せしよう。

ちなみに、それに関しての説明は、その店員が居る時を限定し、壁に看板が掛けてある。
そう、今日、この酒場に訪れたものは、その看板を目にする事となるだろう。

「………うむ、承ったのじゃ。
少しばかり、待っておるが良かろう」

店員らしからぬ、偉そうな口調。
その言葉と共に、店員らしき衣裳を身に纏う少女がカウンターへと向かう。
ミレー族らしき、狐の耳と、複数の尻尾を持つ少女だ。
店主であろう男に、手にしたメモらしき紙を渡す。

「ほれ、テーブル席の注文じゃ。
………っと、もうこんな時間か。
そろそろ、終わりも近いし、あれも外して良さそうな時間じゃろうかのぅ?」

窓から覗く夜空、それを見遣り、少女は壁に掛けた看板を親指で指し示す。

ご案内:「王都マグメール とある酒場」にマーナさんが現れました。
マーナ > 「はー、今日も疲れた! お酒とおつまみちょうだい!」

そう言って元気よく入ってくるのは、青い髪に薄着のミレーのような少女。
艶やかな四肢を隠そうともせず、薄着にハーフパンツという格好で尻尾を揺らしながらカウンターに着く。

「看板見たけど、また何か始めたの? あまり変なことしてると長続きしないよー?」

クスクスと笑いながら、お通しをつまみつつ、エールを注文していた。

タマモ > ぴくん、少女の耳が揺れる。
その反応は、来客の気配を意味するもの、それは店主も分かっているようで。
交わそうとする言葉を切り、メモを手に厨房へと入って行く。
少女はと言うと、扉へと顔を向け…

「いらっしゃいませ、なのじゃ。
ふむ…カウンター席に一人、酒とつまみを一つじゃな」

先の言葉は、入って来た少女に。
後の言葉は、厨房に向けてのものだ。

「………うん?…あぁ、あれか?
そうかそうか、妾が居る時に来たのは初めてじゃな?
安心せい、もう一年以上は続いておるからのぅ」

笑いながら、お通しを摘む少女からの言葉に、ちらり、と看板を見る。
と、それが意味する事と判断すれば、ふふんっ、と偉そうに胸を張ってみせた。
店員らしくない?これが己のスタイル、気にしたら負けだ。

マーナ > 店員らしからぬ態度だが格好を見るに店員なのだろう。
なるほど、確かに店員の格好はしている。
看板に書いてあったのはこの子の事かと思うと、チラッと店員を一瞥して、届いたお酒を一口。

「なるほどね…じゃあ私と勝負しようよ。あまり厚着はしてないけど、まぁいいでしょ」

見た所着てるのは下着を含めて3、4枚程度の薄着。だがそれでも気にせずに勝負を挑む。

タマモ > 初めて見るならば、十中八九、店員かどうか考えている感じだろう。
そんな事は気にせず、出すものは出して、仕事に戻ろうとするも…

「…おぉ?…良いのか?
見た感じ、着ておる数は妾の方が………まぁ、合わせれば良いか。
厚着も面白味はあるが、薄着も薄着で面白味はあろう。
…で、本当に勝負をする、で良いのじゃな?」

かくん?と首を傾げつつ、ちょいちょいと看板を再確認するように指差して。
珍しくの女の挑戦者なので、読み損なったりしているか、念の為に確認を。
まぁ、良いなら良いで、開始するだけだ。

マーナ > 「わざわざ合わせてくれるの? ハンデのつもりだったけど」

看板を再確認してから、いいよと頷いて備え付けのダイスを掴む。
わかりやすいようにテーブル席へ移動して向き合う格好にすると、手の中でダイスをコロコロと鳴らして。

「ダイスは何個で勝負するの? 1つ、2つ?」

ジャラジャラと音を鳴らしながら、店員に問いかける。

タマモ > 「互いに身を削る賭博、それこそ楽しみも大きいものじゃろう?
そんなもの、妾には要らん」

ひらひらと手を振り答えながら、続いてテーブルへと向かう。
少女がテーブルへと向かえば、それを迎え入れるように、埋まっていようとテーブル席は一つ空く事だろう。
先ず少女が座り、よいせ、と己も腰掛ける。

「幾つあったって、そう変わりまい?
一つで十分じゃ、片付けも楽じゃしのぅ。
で、その様子だと、先手はお主で良いみたいじゃな?」

賽を手に、弄ぶ少女。
それを見詰めながら、問い掛ける。

マーナ > 「なら、先行は貰うよ。私の服は…3枚ってことにしておくよ。」
少し身を軽くして、黒のタンクトップとジーンズ生地のショートパンツ、そしてアンダーの下着という軽装備。
豊満な胸を隠すにはタンクトップは心もとないが、あまり気にした様子もなくはみ出そうな胸を揺らしながらダイスを握って。

「そぉれ!」

かくして賽は投げられた。
[1d6→5=5]
マーナ > ダイスは盆の上を転がり、5の目を向けて静止する。

「うん、いい感じ。さ、君の番だよ」

手を差し伸ばして、手番を交代する合図を送った。
出目が好調なせいか、小さく笑みを浮かべている。

タマモ > 「ふむ…」

少女の出した目は、なかなかの数だ。
気にした様子はなく、ひょい、と賽を手に取る。

「さてはて、初手は良い感じじゃが…時の運は怖いもの、ではゆくぞ?」

指先で賽を弄り、ぴんっ、と弾く。
[1d6→6=6]
タマモ > かつん、かつん、とテーブルの上を跳ねる賽。
止まり、その目の確認をすれば…少女を上回る、6の数字。
うむ、と頷いて。

「………のぅ?時の運は、怖いじゃろう?」

えっへん、とまた胸を張る。
………今言った、己の言葉を思い出せ、そう言われそうだ。

ご案内:「王都マグメール とある酒場」にマーナさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール とある酒場」にマーナさんが現れました。
マーナ > 飛び跳ねるダイス目を見て、うげげっと目を見張る。
1/6とはいえあっさり抜かれたあたり、これは手強そうだ。

「ぐっ…やるじゃない!」

腰で留めていたホックを緩め、ボタンを外してショートパンツを下に下げていく。
黒い下着が薄っすらと裏にある肌の隆起を透かし、ショートパンツの時から見えていたムチっとした脚を露出させる。

「二戦目だ…いくよ!」

再びダイスを手にとって、回すように投げる。
[1d6→3=3]
マーナ > タンクトップとショーツだけという格好の狼娘は、尻尾を揺らしながら出た出目を見る。

目は3…先ほどの事を考えればまだまだ勝ち目はある数字。

「…君の番だ」

タマモ > 今日は珍しく、違いが女同士の賭博勝負。
時間が時間、とは言え、酒場内に客がいない訳ではない。
自然と、中央テーブルで行われる二人に、視線が向けられて。
そうした中、一発で下着姿となれば、歓声を上げる者も出てこようか。

「まぁ…先も言った通り、時の運。
連勝あれば、連敗も起こりえるものじゃ。
妾としては、接戦が好きではあるが…はてさて」

再び賽を手にすれば、ちらり、一度周囲に視線を向ける。
今度は手の平で軽く転がし、ぽとり、と落とす。
[1d6→2=2]
タマモ > 勝つだけを考えるなら、余計な事を言った、ともなるだろう。
しかし、己はそうではない。
今度は少女より低い目だが、浮かべる笑みはそのままだ。

「おやおや、続けて近い目か…今度は負けたがのぅ?」

先程は5と6、今度は2と3、いい勝負、とも言えよう。
よいせ、と立ち上がれば、ドレスの上着に手を掛け、もぞもぞと脱ぎに掛かる。
脱いだ上着を椅子の背凭れに掛ければ、再び座り直す。
まぁ、同じ下着姿でも、こちらは上だけ、相手は…見た目は、あれだ、こちらが有利っぽく見えなくもない。

「ほれ、次にいって良いぞ?」

ぴんっ、と賽を弾き、少女の前へと転がした。

マーナ > 相手の出目にふぅっと安堵の声。昔カジノで痛い目にあってる割には、こういう勝負事には首を突っ込んでしまう。
懲りずにまた身体を賭ける勝負に赴き、そしてダイスを握る。

「まだまだ…これからだよ!」

ダイスを手に、盆へシュゥゥゥーッ!!
[1d6→2=2]
マーナ > 「うぐっ、どんどん下がってる…」

これは…正直厳しいが、まだドローの可能性も高い。
周囲からの視線も気になるし、それに少しドキドキしてくる。

逸る気持ちを抑えて、ダイスを店員に譲り。

タマモ > 「運は常に波打つもの、上がれば下がる、下がれば上がる、そんなものじゃ。
………まぁ、上がりっ放し、下がりっ放しも、無い事は無いがのぅ」

腕を組み、うんうん頷きながらのフォロー…かと思いきや、持ち上げて落とすスタイル。
慣れの違いだろう、互いに周囲を気にするが、その気にする意味合いに違いがある。
少女は羞恥に、そして、己は楽しみとして。

「おっと、妾の番じゃったな。どれどれ…」

手にした賽、手の中で、ころころと数度転がし…ぽいっ、と放る。
[1d6→2=2]
タマモ > ころころ、ころん。
止まった賽の目は…同じ、2の目。
ほほぅ?と、楽し気に、目を細める。

「勝負を長引かせよ、そう言う事じゃろうか?
いやはや、これはこれで、面白味のある賭けではないか、のぅ?」

椅子の背凭れに、軽く背を預け、にんまりと笑い。
周囲の視線と同じくして、少女へと視線を向けてみよう。
いや、うん、反応面白そうだし?

マーナ > 転がり出た目に、ひとまず安堵の吐息。胸が上下に揺れながら、そっと撫で下ろし。

「緊張してくるね…なんか人も集まってきてるし」
突き刺さる視線をからかうように、身をくねらせながら尻尾を揺らし。

「この場合、次負けたら2枚とかあるの?」

ダイスを手にとって、滑らせるように手から落とし、盆の上で転がしていく。
[1d6→5=5]
ご案内:「王都マグメール とある酒場」にマーナさんが現れました。
マーナ > ダイス目は5…先ほどの結果もあり、いまいち喜べない出目だが…。

ここが勝負所かと相手を見やる。
ダイスを送り、タンクトップをパタパタと仰ぎながらお酒を口にして見守る。

タマモ > やはり、勝ち負けの揺らぐ賭博と言うのは、本当に楽しい。
少女の言葉に、ちらりと、揺れる尻尾を見詰め。

「いやいや、その緊張感が良いのじゃろう?
っと、二枚?いや、お主が望むならばともかく、このままじゃぞ?」

首を傾げ、少女の問いに答える。
そして、次は少女の番、転がり、出る目を見れば…
あ、うん、やっぱり今日の運は揺らいでるっぽい。

「となると…妾の次は、4か6か、じゃろうか?」

指先で賽を弄り、摘み上げ…ころん、と転がす。
[1d6→4=4]
タマモ > 止まる賽の目は、己が予想通りの目、まぁ、負けてるが。

「おぉ、今日の妾の勘は、より冴えておる。
出来れば、また同じ目で続けていたかったが…仕方あるまい」

普段なら、相手は男で、出目に周囲は一喜一憂だ。
しかし、今日の客達から上がる声は、歓声ばかり。
再び席から立ち上がれば、スカートへと手を掛け、するりと脱いで。
見た目、これでお互いに同じ位置となった訳だ、こちらが劣勢だが。
更に上がる歓声に、ひらひら手を振って応えながら、よいせ、と席に腰掛ける。

「ほれ、これで決着か、継続か………さて、どちらじゃろう?」

手にした賽を差し出しながら、楽しげに問う。

マーナ > ダイスが転がり、出た目は自分の出目に大きく接った4。
どうにか初戦の屈辱を晴らすことはでき、相手はほぼリーチ。

周りの男たちの視線を感じながら、ダイスを手にとって。

「ふふ、随分いい格好になったね。このまま一気に押し通させて貰うよ!」

運命を決める一投に念を込めて、するりと指の間から盆へ落とす。
[1d6→6=6]
マーナ > 出目は、攻撃的な数字…6!
並みの流れならこれは流れがきているが…相手も的確に流れを読んでいる。
これがドローなら…更なる混沌を招くかもしれない。

タマモ > 運命の賽の目は…うん、そう来たか。
そうなると、やはり出る答えは…

「まぁ、今回は枚数でなく、回数で少なめじゃからのぅ。
波の荒れを、もう少し楽しみたいものじゃが…さて?
次に出るのは…5か、上手くすれば6、か?」

指先で摘めば、その指を立て、その先で器用に賽をくるくると回す。
はしっ、と手に取り直せば、ひょいっ、と投げ落として。
[1d6→1=1]
タマモ > 「………負けるにしても、予想通りに、としたかったものじゃ…
ここまで下がるとは…外すにしても、あれじゃな」

出た目を見れば、はふん、と溜息を一つ。
その様子は、負けた事よりも、目の予想を大きく外した事に嘆いている感じを受けなくもない。

「まぁ、これもまた、起こる時は起こるもの、とな?」

もう一度、席から立てば、まずは上から…隠す布地が失せ、小柄な身丈に合わぬ膨らみが。
そして、するりと下も脱げば、その肢体が晒される事となる。
一層湧き上がる歓声の中、しかし、またも席へと腰掛けた。

「さて…ここからは、続けるか、終わるか、お主が決める訳じゃが…
どうするかのぅ?金を得るか、更に続け、特典でも得るか?」

看板にあった二択、全裸になった後のもの。
決まった金額を受け取るか、続け、負け越すたびに言う事を…と言うものだ。
言葉と同じく、どうする?と言った感じに、少女へと視線を向ける。

ご案内:「王都マグメール とある酒場」にマーナさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール とある酒場」にマーナさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール とある酒場」にマーナさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール とある酒場」にマーナさんが現れました。
マーナ > 相手の出目は最低の1、ひとまずの決着はついたといったところ。
安堵の吐息を漏らして、少女…と呼ぶにはちとアレだが、彼女のストリップを眺めながら、軽く一息入れて。

タマモ > 「まだ続くかは、お主次第じゃが…
いや、本当にお主はなかなかに強かったのぅ。
それなりに自信はあったんじゃが、この結果とは…」

この状況ともなれど、何度かはあったのだろう。
何一つ身に付けておらずとも、久々の負けっぷりに、楽しそうに話し掛ける。
言葉の通りだろう、ゆらゆらと揺れる尻尾も、楽しげだ。

マーナ > 相手は運が衰退、こちらは隆盛。
しばらくの間はこの流れは変わらない。ならば…。

「勿論、このまま連続でいくよ。マスター、あとで部屋貸してね。」

部屋の借り付けもよし。あとはひたすら、裸にひん剥かれた哀れな店員を残さず余さず食い尽くすのみ。
ダイスを片手に狂宴の舞台へ身を投じる。

タマモ > 「続けば続くほど、波は大きく荒れようが出来るもの。
さて、部屋を取ると言う事は、後戻りはない…って事じゃな?」

そう、先の事なんて分からないもの。
しかし、部屋を取ると言う事は、どちらに転んでも、後の場が出来てしまう。
己が連勝すれば、利用者は己となり、少女が連勝すれば、利用者は少女となる。
果たして、その勝負の結末は………

ご案内:「王都マグメール とある酒場」からマーナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール とある酒場」からタマモさんが去りました。