2019/06/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/魔法具店『ビルスキルニル』」にトールさんが現れました。
トール > 大通りから入り込んだ路地の奥、簡素な作りの小さな店がひとつ。
少し傾いた看板には『魔法具店ビルスキルニル』と『何でも承ります』の文字。
ドアの横の唯一の小窓から中を覗けば所狭しと並べられた棚に様々な道具類が並べられているのが見える。
しかし、雑然とした印象は与えないのはきっちりと整理整頓されているからだろう。
知る人ぞ知る小さな店、売りは一手間加えた他の店では手に入らない魔道具類や魔法薬、そして、主に女性を愉しませる……所謂大人の玩具類。
そして、窓からは見えない奥のカウンターには一人の少女の姿。
長い輝く銀色の髪に漆黒のドレス、そして、そのドレスに強調された豊かな膨らみ。

「しかし……今日は暑いね。」

日もまだ中空にまで達していない時間にも関わらず、強い日差しに店内には熱気が籠もっていた。
深い胸の谷間に汗の珠を滲ませ、耐えきれずにボンネット帽を脱いで顔を仰ぐ。
赤い紡錘型のイヤリングが付いた狐耳をぱたぱたと動かせば少し涼しくなったような心持ちになれる。
しかし、それでも店内に籠もった熱気はどうしようもない。
スカートを抑えながら立ち上がると悠然とした足取りで出入り口へと向かい、一つだけある小窓を大きく開け放った。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/魔法具店『ビルスキルニル』」にキュリオさんが現れました。
キュリオ > 本来であれば、相手を呼びつけるのが筋――等と、本気で考えている貴族らしい思想――ではあるのだが。
近場を馬車で通りかかった際に、ふとその店の存在を思い出した。
狭い路地は馬車が進める場所にないが、まぁ、歩く程度は良いだろう。
ある意味では珍しく、自らの足で以て件の店――ビルスキルニルへとメイドを伴いやってくる。

訪れた目的は、ミレー族についてツテがあるかを確かめる為だ。

短い距離を歩いただけで滴る汗に舌打ちを零し、どす、どす、とやや不機嫌そうな足取りで店の出入り口にたどり着き。
丁度そのタイミングで、小窓が開くと相手と目が合うことになる。

「うん?あぁ、丁度いい。
 少し、用がある。時間を寄越せ。」

挨拶もせずに、開口一番の台詞が、尊大な台詞。
相手の都合や、客足の事など微塵も考えていないその態度は、相変わらずだった。

トール > 小窓を開けた瞬間、目があったのはこの店の後ろ盾となって貰っている貴族の顔。
こうやって歩いて来るなど予想外だった為に、思わず目を見開き挨拶が遅れてしまう。

「おや、子爵様。ご機嫌麗しゅう。
 このような場所に直接見えられるとは珍しい。
 呼びつけて貰えばいつでも参りますのに。」

にこりと微笑みを浮かべ、手に持ったボンネット帽を胸に当てて恭しく頭を下げる。
もっとも、笑顔を浮かべながらも目の奥が笑っていないのは、この貴族に散々酷い目に遭わされているせい。
特に背後に控えるメイドとは何かと相性が悪く、人としての尊厳をドブに捨てるような姿を何度も強要されたものだ。

「子爵様の命令とあらばいくらでも時間は取りますが……どちらに参りましょうか?」

店の中で……と言わないのは下手に招き入れて店をめちゃくちゃにされても困るとの判断から。
小窓の下の棚に仕舞ってある『closed』の看板を手にドアを開き、強い日差しの下へと銀色の髪を晒す。
そして、ドアノブに看板を下げると鍵を閉め、ボンネット帽を被って狐耳を隠す。

キュリオ > メイドの方は、軽く頭を下げるに留め。
挨拶を発する事は無いが、意味有り気に微笑みを浮かべていた。
相手の慇懃な態度に、主はと言えばふんと鼻を鳴らし。
その態度は当然だと言った具合。

「何、近場を通ったものだからな。
 ―――まぁ良い。ならば馬車まで来い。」

店の中に入ろうかとも思ったが、人の入りも少ない様だし、連れだした方が此方としても好き勝手が出来る。
元来た道を歩き出すと、手慰みの様に相手の尻へと手を這わせ。
まるで我が物であるかのような態度で、布越しに尻の谷間を穿る所作を成す。

そうして、目立つ豪奢な馬車の中。
相変わらず主人1人の為の造りは狭く、同乗者が座るのは革張りの床だ。
むわりと熱気の籠る車内にて、涼し気な顔をしているメイドは主人のズボンを寛げて。
汗の所為で余計に雄の匂いの濃くなった肉棒を取り出すと、半身をずらし「どうぞ」と相手にその場を譲る。
奉仕をするのが当たり前の行為であると言わんばかりの態度であるのは、主人もメイドも一緒だった。

トール > 変に逆らえば余計に面倒なことになるのは学習済み。
肉付きのいいおしりを揉まれながら馬車へと向かう路地では、近隣の十人や知り合いが奇異の視線を向けてくる。
それを涼しい顔をして受け流しつつ、大通りまで出れば何度も足を踏み入れた見慣れた馬車が一台。
恭しく開かれた扉から男とメイドに続いて乗り込もうとした所で跪いたメイドに邪魔をされる。
目の前、まだ扉が開いているにも関わらず主の股間を寛げたメイドが場所を譲れば、背後の視線を気にしながら馬車へと乗り込み、その床へと腰を下ろす。
誰の目にも明らかな主従関係。
帽子を取って、まだ萎えている肉棒へと顔を寄せるところでようやくメイドが扉を閉じて野次馬の視線が遮断される。

「では、失礼。」

先端へと仰々しく口付け、そして、先端を唇で挟み持ち上げながらドレスの胸元を寛げ、汗塗れの谷間を晒し、幹をそこへと挟み込む。

「ん……ちゅ……んろ……。」

真綿のように柔らかな膨らみで幹をやわやわと挟み込みつつ、先端へと口付け、舌を這わせ、鈴口を中心にねっとりと執拗な奉仕を始める。

キュリオ > 態々、馬車の扉を閉める前に一連を行ったのは、ただの嫌がらせ。
近所付き合いもあるだろう相手の印象は、さぞ面白い事になるだろうとほの暗く、細やかな愉悦を覚えているのだ。
さて、健全な付き合いであれば決してありえない、肉棒を掃除させるようなその奉仕。
メイドはメイドで、かいがいしく主の服に手を這わせ、其の衣服を脱がしにかかり。
間違っても魅力的とは言えぬだらしのなく緩み、暑い車内で汗ばむ肌を曝け出し。

「まったく、暑くて敵わん。確りと磨いておけよ。
 して、貴様に用があってな。」

勃起はまだ、半ば程。
それでも重量感を見せる肉棒は、刺激を受けて徐々に其の体積を増していく。
馬車が走り出し、揺れる頃には谷間から亀頭が覗くほどに勃起し。
手慰みに伸びた手が、汗塗れの乳をむちゅりと搾り。指の腹が乱暴にぐりぐりと乳首を捏ねていた。

「知り合いから打診があってな。
 ミレー族の雌を都合して欲しいらしい。
 貴様の知り合いに適当な奴はおらんか?
 何、光栄な話だ。選ばれた奴もましな生活を送れるだろうよ。」

ミレー族の相手に対して、ミレー族の知り合いを差し出せという。
すっかりと興奮の度合いを増したペニスは、乳房の挟まれようともびくびくと脈打ちが酷く。
這わせる舌を弾く様、汁を撒き散らしながら暴れていた。自然、相手の顔をねっとりと、特に鼻から下を濡らす事になり。

トール > 嫌がらせをされていることなど百も承知。
それでも涼し気な表情で肉棒へと献身的な奉仕を行うのは目の前の男のチカラを十二分に理解しているが故。
そして、肉棒が沈み込み隠れてしまう程の柔らかさと重量を持つ自慢の膨らみを用いているのは控えるメイドへの当てつけ。
並の胸肉ではこのような奉仕は行えないだろう、と。

「勿論、心得ております。」

だらしのない肉を恥ずかしげもなく晒す男からの命令に恭しく答え、体積を増してきた肉棒の先端を温かな咥内に含み、くちゅくちゅと音を立てて咀嚼するよう舌を這わせ、両手で持ち上げた豊かな膨らみの汗に濡れた谷間で幹を上下に扱き立てる。
視線は男の股間へとじっと向けられ、流れる汗が男の腿や床にぽたぽたと音を立てて垂れる。

「ミレーの女……と申しましても……あまり同族と付き合いは無いもので……。」

娼婦などを中心にいくらかの知り合いはいる……が、差し出さばどのような目に合わされるかなど聞くまでもなくわかりきっていた。
故にとぼけつつ奉仕を続け、暴れる先端からむっとする程の雄の臭いを浴びせかけられながら、先端に吸い付き音を立てて吸い上げる。

キュリオ > 当てつけの様なその奉仕に対し、メイドの態度は穏やかなもの。
どうせこの後、無様に犯されるのだからと薄っすらと微笑みすら浮かべている始末。
目立つ言葉のやり取りはないものの、会う度にこうして水面下で火花を散らしているのはもう、様式美に近い。
尤も、被害にあっているのは相手ばかりなのだけれども。

「くく。恋人の薄いちんぽばかり舐めていても詰まらぬだろう。
 そら、話しているのだ。此方を見ぬか。」

その声に反応するように、メイドが手を伸ばすと、顎と後頭部に手を添えて。
やや上向きに顔の角度を変えてやれば、汗で濡れるその顔が目に入り。
ずりゅ、と飛び出す亀頭から竿の一部が相手の唇から鼻の下までを、ぬた、と擦り付ける形。
確りと目を見て話せと、にたにたと笑いながら相手を見下ろすと、そのまま会話を続け。

「使えぬ奴だな。
 ミレー族の女を孕ませたいそうでな。
 まぁ、妾にはせぬだろうが、面倒も見るつもりの様だ。
 奴隷ではつまらんと言われてなぁ……本当に心当たりはないのか?ん?
 まぁ、思い出したら言うが良い。」

やはり、碌でもない目的。
面倒を見る、と言う台詞も果たしてどこまで信用できるか分かったものではない。
手を伸ばし、耳に揺れるイヤリングを指で撫で、嗤いながら相手を見下ろし。
メイドが薄く笑うと、しゃがみ込んでその手を下肢へと伸ばす。
スカートの裾から手を差し込むと、束ねた指でいきなり、ショーツの隙間に指を差し込んでアナルをぬちぃ、と穿り犯した。
―――さっさと同族を売れば良い、と諭す様に。

トール > メイドに頭を固定されると男へと向けられるのは自慢の巨根を目一杯咥え込み少し歪んだ顔とアメジストのような紫の瞳。
まっすぐ見上げる瞳が濡れていないのはまだ興奮状態ではない故。
むっとする馬車の中の熱気に垂れる汗に前髪がへばりつき、汗の珠が細い顎を伝い滴っていく。

「あむぅ……。」

一度吐き出した肉棒の根本を掴み、角度を下げて頬張り、男の揶揄には反応しないまま、激しく頭を前後に振り始める。
卑猥な音を立てながら上目遣いに男を見つめ、その反応を確かめつつさらに激しさを増す。

「申し訳ありません、心当たりは――んひっ!?」

質問に答えながら、不躾で素っ頓狂な声を上げてしまったのは不意打ちで下半身に与えられた刺激のせい。
憎いメイドの指が不浄の窄まりへと突き刺さり、好き勝手に動き回る刺激にアメジストの瞳が揺れ潤む。
突然の来訪に清める暇もなかった窄まりは、どれくらい弄り回したら達するかをすでに知られてしまっているメイドの指に逆らえず、じわじわと鈍く重い快楽を引き出され、割れ目から溢れる蜜が下着を、窄まりから垂れる腸液がメイドの指をしっとりと濡らしていく。

キュリオ > 差別の対象であるミレー族であるとはいえ、その顔は美しい。
故に汚す行為は、非常に興奮をそそるものだ。
グロテスクな肉棒を咥え、その顔が歪む様は小気味が良い程。

頭を振って奉仕に耽るころになればメイドの手は離れ、今は相手のアナルを責める位置へと変わり。
手慣れたもので、最初から指を三本も使い、その穴を広げ穿り犯し。
本来であればすぐに響く事は無い、腸液を掻き混ぜる粘着質な音が響くのは、その手腕故。

「あぁ、構わんぞ。
 思い出したら言えば良い。何、今日は仕事も無いからな――思い出すまで付き合うぞ♥」

くひ、と喉を鳴らし。
見下ろすに合わせて肉棒を掴み、べちんっ、と相手の顔を肉鞭で叩く。
下肢では、細い指で立てているとは到底思えぬ程に、淫らで大きな音が鳴り響き。
空気を混ぜ込み、ぷぽっ、ぶぽっ♥と業とらしく音を立てるのも手慣れたものだ。

トール > 今口の中にある肉棒はもちろん、数えきれない程の男を咥え込んできた窄まりはゴムのように簡単に拡がり、3本の指でも足りぬとばかりに卑猥に形を変える。
男を受け入れる為に簡単に濡れるようになった窄まりは汗と共に腸液を滴らせ、床に屈辱的な染みを作っていく。

「ふぐ、う、うぅ……んんっ。」

性に長けた元性奴隷の少女ではあるが、女を弄ぶことだけを繰り返してきた男とその従者の前ではただの小娘。
顔中に雄の臭いを塗りたくられ、肉棒をしゃぶらなければならないが故に窄まりへと与えられる刺激に歯を食いしばって耐えることも許されず、だらしない喘ぎを漏らしながら必死に肉棒をしゃぶり、時折突き出したお尻を震わせ、切なげに濡れた瞳で男を見上げる。
それでも達しないのは意地か……それともメイドが手加減しているからか……。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/魔法具店『ビルスキルニル』」からキュリオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/魔法具店『ビルスキルニル』」からトールさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にソウレンさんが現れました。
ソウレン > からら、という音を立てて引き戸を閉める。
送り出しを終え、店内はひとまず客のいない風景に。
さて、と調理場へと入っていけば、水をかけただけで溜まっていた洗い物を始めていく。
茶碗、鍋、端、スプーンやフォークまで。

ざぶざぶ、ざぶざぶ、とひと時店内に水音が響いていく。

赤提灯は灯ったまま。
まだ営業中である事を報せているだろう。
いつも周囲にわずかに漂う香ばしい匂いは潜めてはいるものの、感じ取るモノもいるかもしれない。

ソウレン > 「…ふむ。」

洗い物を終えて、手拭で手を綺麗にすると一息。
たすきを外して店の外へ。
まだ少し、夜は涼しいというよりはひんやりと冷え込む。
一杯やろうか。仕込んだ残り物もある事だし…と考え、

ふっと、赤提灯の灯りを消した。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からソウレンさんが去りました。