2019/05/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 雑貨屋」にフィルさんが現れました。
フィル > ポタポタと時折風に混じって落ちる雨と相まって、何時もより肌寒さを感じさせる深夜の夜風。
そのせいだろうか、いつも以上に酒場などが並ぶ区画は賑わいを感じさせ。宿屋や温泉といった場所にも未だ人気があり。
よりそのほかの人気のない区画の静けさが際立っていると言える夜更け。
時折落ちる雨滴が風音に混じって響く人気のない通り。そんな場所に店を構える雑貨屋は未だ、窓から明かりを零し、人影をその中に揺らめかせており。

「雨降ってると…いつも以上に人が来ないね…」

元々人気のない場所にあり、商売熱心とは言えない店主が経営してるお店である。
夜更けの、雨が夜風に軽くとはいえ混ざっているとなれば、いつも以上に人気とは無縁であり。
気がまぎれるようなあるならばまだしも、特に少年に向けて変わった道具などは回されていないのだろう。
暇を持て余すように、時折、店主未鑑定の道具が幾つか入っている棚へと、興味を向けながらも手を出すことはない少年。
幾ら人が来なくても、働いている以上手を抜きすぎることはなく。
フードを目深に被り直し、カウンター裏の椅子に腰を下ろしては、何をするでもなく静まり返った窓の外の小道へと視線をゆらめかせ。

フィル > 時折強まり、そしてまた弱まる。窓をたたきつけるほどの豪雨になることはなく、繰り返すたびに段々弱まっていく雨。
フードの中では、その音に合わせる様に耳はピクピクと揺れ動くが、認識が阻害されていない人からはそれは気づけないものである。
それは揺れ動く尻尾も同じことであり。ローブや椅子を尻尾が叩く音もまた同じこと。
気を抜けば少しずつ忍び寄る眠気に、うつらうつらと船を漕いでしまいそうになりながらも、その度に顔を揺すり。
眠気を振り払っては、店内へと視線を戻して商品に目を滑らせていく少年。

「そろそろ…自分でも道具さがしするのも、いいのかな…」

持ち込まれてくる魔法道具などは主に店主へである。
少年に回ってくることはほとんどなく、ちょっとした程度の能力の物がほとんどであれば、店主からすれば見習いも見習いなのだろう。
まだまだ色々と実力不足過ぎる少年であり。自分で探しに行くというのも危なっかしく、結果的にここで店番するのが一番無難である。
ポツリとそんなことを、誰に言うでもなく零しながらも、雑貨並ぶ店内に特に変わりなければ、また視線を窓の外へと戻していこうとしていくだろうが。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 雑貨屋」にしずくさんが現れました。
しずく > (静かになった通りの中で一人黒い傘を差しながら道を歩いていた女性が居た。
有り余るほどの大きな胸と尻をしながら誰も居ない道を歩き続ける。
途中、明かりが灯る雑貨屋の前に立ち止まり、ふと小さくその様子を眺めると扉を開けて入ってくる)

「…こ、ここ…こんばんは…。」

(一応、店員が居る事を想定にしながら、なぜか詰まっている喋り方をして店の中へ入っていく。
ヒールのある靴を鳴らしながら店内へ入り、棚にある商品を多がめながら、歩き回る)

フィル > 「え…ぁ、はい!」

手始めに町の近く、安全な初心者向けの洞窟などから、場合によってはお手伝いなども募って。
そんな風にボーっと思案を巡らせていれば、人気のない道を通り僅かに視界の端に人影が入ったことに気付かなかったのだろう。
ガタン、と音を立てて椅子から少しバランスを崩しそうになりながら、少年は不意に響いてきた声に反射的に声を響かせてしまい。

「いらっしゃいませ!
えっと…何をお探しでしょうか?」

元々あまり来店の無い雑貨屋である。
そのお客さんである女性の姿に見覚えがなければ、より丁寧にといった様子で対応しようとする少年。
少しだけ深夜に似合う、とでもいうべき様子の彼女とその体躯に目を惹かれながらも、そこは無意識に近いのだろう。
カウンターから歩み出ながら、何を探しているのかと、お客である彼女へとフードを目深に被りなおして尋ねていくが。

しずく > 「えひひ…どうも…。」

(慌てて立ち上がる少年の姿を見つけながら変な笑い方をしてそちらを向く。
長い髪が顔に掛かるそれが少し幽霊のように見えて禍々しく、その奥に見える目の下にも黒いクマが出来ていた。
しかし、それを覗けば顔は少々可愛い方向だと思えるような顔立ちをしていた。)

「えひひ…。えっと…ちょ、ちょっと帰り道に寄ったんですけど…。その…。な、何か…おすすめの物、ありますか…?」

(近寄ってくる少年に対して目線を合わせようと体を前に倒して近寄る。
体を傾ければ、たわわになった胸が垂れ少し揺れる。
少しだけの会話をしていたはずなのに、恥ずかしかったのかほんのり白い肌の頬に赤みを浮かべて気味わるく薄く口を開いて笑いかける)

フィル > 「オススメの物ですか…店主さん直売の物以外だと…大体は普通に質のいい日用雑貨ですけど…」

店主への直接の持ち込みでなければ、普通に雑貨屋としてのお客であることが大半の店である。
質はそこそこであるものの、そこまで物珍しい物は店内の雑貨スペースには置かれていることはなく。
少しだけ、彼女の言葉に顎に手を当てて少年は思案を巡らせながら、彼女の姿へともう一度、足元から頭まで軽く視線を滑らせていき。

「寝不足とかでしたら…この辺の薬草茶とかもオススメですし。
最近だと…特別入荷したこの細工が細かいランプとかもオススメです…けどっ…!」

目の下のクマに気づけば、一つ目に進めるのは棚に並んでいる手のひらサイズのガラス瓶に入っているお茶葉。
そして、いろいろ教えてくれた人から入荷した、綺麗な細工を施された室内ランプといったもの。
不意に身を少し乗り出すかのようにしてくる彼女と、見せつけられるようなスタイルに、胸の様子にビクりと、少しだけ身を震わせて声を詰まらせかけてしまいながらも、平静を装うように言葉をつづける少年。
少しだけ心地の良い香りを感じたような気がして、少しだけ鼻を利かせてしまいながらも、彼女が紹介した商品に興味を示したのなら。
その笑みへと明るく笑みを返して商品の棚の前に案内しようとするだろうが。

しずく > (少年の視線に気づいてカラカラと人形の様に軽く首を捻って疑問符を頭の中に浮かべるようにして見た。
若干の妖の雰囲気を持った黒ドレスの女性。足元から頭まで見ている通過点で、男の子としては気になる点も多いがそこは喋らない)

「えひひ…寝不足…。た、確かに…色んなバイト…持っているので…欲しいかも…です。
ランプも良いですね…。き、綺麗…ですし…。」

(少年からの説明を普通に聞いた。
何件もバイトを掛け持ちし、更にはほとんどが夜のお仕事、朝だと中々寝付けないためにそう言うのがあると少し助かるような気持がした。
そんなことを聞くと言葉を詰まらせて、体を震わせたように少しぎょろ目のような目を動かして様子を見た。
平静を保っているようだが、その様子は一発でわかるニヤリと満月の様に口が笑う)

「ね、ねぇ?店員さん…?その商品…気になります…どれか、教えてもらえます…?」

(ランプとお茶葉を気に入ったようなそぶりをしながらそれが並んでいる棚に案内してもらおうとする)

()

フィル > 「あ、はい!
気に入ってもらえそうならよかったです!」

寝不足は体に良くない、とばかりであるが、少年も深夜の店員をやっているのでそこはそれなのだろう。
正体を見抜けることがなければ、見た目はただの少年である。
少し何かを見据えるかのような彼女の視線に、またピクっと身を震わせたのは、正体を見抜かれていないかという、不安からのようであり。

「えっと…そこまで種類はないんですけど…。
茶葉は効き目の強さで3種類くらい…ランプは今は2種類のこれとこれです」

少しだけ、無意識に呼吸を整える様に一つ零す深呼吸。
無遠慮に視線を気を抜けば、先ほどの事で目に留まってしまった胸に向けてしまいそうなようであり。
香りも気になってしまうようであれば、平静を装うとするのは尚更であるが、彼女にそちらの意味で見抜かれているとは気付いてはおらず。
彼女の顔と、商品へとしっかり視線をとどめる様にしながら、彼女を先導するように横に並び。
少しだけ前にそのまま出る様にして、案内する近くの棚。
言葉通りに小瓶に入った茶葉は、効き目が強い順に色が濃く。
ランプもまた、灯りをともせば綺麗な光がこぼれそうな様子を、店内の光を反射してるだけでも見せている。

しずく > 「えひ…しゅ、種類が…あるん…ですね…。」

(茶葉やランプにも種類があるらしく、その説明を受けるとなるほどっと思いながら共に棚に近づいて商品を見るようにする。
少しだけ顔を上げながらその商品を眺めていると、前に出ている少年にぎょろ目だけを向けてはニヤリと笑う。
後ろの方からそっと手を伸ばし、少年の腹部辺りで手を重ねると、そっと自分の方に近づける。
軽く屈んでいるために、たわわになった胸が落ち、谷間に少年の後頭部が入り込むように抱き寄せようとする。)

「…ねぇ?ボクぅ?もしよかったら…そのお茶葉っとランプ…それと、ボクも一緒に、お姉さんに頂戴…?」

(しゃがみ込めば、より一層深く頭を埋めるように胸を近づけようとする。
その後、先ほどの喋りとは変わり、色気のあるような声で少年に語り掛け、様子を見てみる)

フィル > 「はい、効きすぎても体に悪いですし。
っていっても、開くまでお茶ですけ…ど?!」

ランプはその細工の綺麗さや、灯りの加減で心を安らげたり、ムードを出すのに一役買うもの。
お茶は薬草と言っても、どこまで行ってもお茶であり。
そのためだけに調合されたちゃんとした薬に比べれば、効果は緩い物である。
それでも、寝不足解消で眠れ過ぎても困るわけであれば、そこら辺はしっかりと効果と相まって、お客を気遣って説明するのは、店員としてはしっかりとと心がけている少年らしさなのであるが。
不意に、戯れるかのように抱き寄せられれば、意識を商品に向けていたのもあり。
ポフリと音を立てそうなほどに簡単に、抱き寄せられてしまい。
後頭部に当たる分部分を理解すれば、当然息を詰まらせて目を丸くする様子を見せてしまい。

「え、あ…はい…お買い上げ…って…え。
僕もって…お、お姉さん…それって…どういう…」

慌てていても、それを欲しいと言われれば反射的に、お買い上げへの例を零してしまうのは、むしろ慌てているからこそか。
既にはいと、答えてしまいながらも、その商品に自らをも含んでいるのを少し遅れて理解すれば、尚更目を丸くして返すのは質問に対しての質問。
お客であり女性というのもあって反射的にでも突き飛ばす、といった行動をとることはなく。
柔らかく胸で頭を包まれるようにして、体温を鼓動を感じられてしまえば、その声色と相まって絡め取られるように、彼女へと意識を集中させていってしまうことになり。
聞きかえしながらも、彼女の香りに、肢体に、声色に、その色香に当てられ始めてしまっていれば、胸を高鳴らせながらも、興奮を膨らませ始めてしまっているのが、気恥ずかしそうにしつつも彼女には筒抜けとなってしまうだろうか。

しずく > 「えひひ…♪すごく照れてるね…?」

(体に触れて伝わる心臓の鼓動や震える体。
すでに少年の気は掴んだと思いさらに柔和に笑みを浮かべる。)

「ねぇ?ぼくぅ?サキュバスって知ってる…?
とても性欲が強くて、男の人の精液をいっぱい飲んじゃう悪魔なんだ…。」

(そんな説明をしながらもゆっくりとお腹の辺りで組んでいた手を離してゆっくりと肩に手を当てるように体の上で滑らせながら耳元でサキュバスのことを話す。)

「…ねぇ?お姉さん…そのお茶とランプを買うから…お姉さんと…エッチ…しよ♡」

(そう言って少年と身長を合わせるようにしゃがむと、片手を自分の服の方に近づける。
ドレスの首元の衣類を掴むと少し伸ばしながら胸元を見せるように引っ張る。
露わとなった肩乳。
白い肌に乳首だけを隠すための小さな紫色のビキニをしており、密封していたためかほんのりと汗ばんでおり、強い匂いが漂うだろう)

フィル > 「そ、それは…その、行き成り…」

心臓の鼓動が早くなってしまっている。
それを指摘されるように零されれば、ビクリと身を震わせながら、ド持ってしまうのは気恥ずかしさからであり。
見抜かれていると告げられればそれは尚更か。

「サ、サキュバス…は…名前や…特徴位は…聞いたことありますけど…。
他にも確か…」

淫魔、場合によっては夢魔なども含んだりもする種族の名称。
彼女がささやきかける言葉のほかにも、色々特殊な魔術や能力にも秀でている、淫を根底としている種族。
ある意味で好戦的なのから、友好的なのまで様々であるが、共通してる特徴として。
等と、少年の性格の性か。頭の中で問われたことに対しての知識を掘り起こしていくが。
この状況で何故零したかと、思考を巡らせてしまえば、彼女の種族に対しての半信半疑の答えは一つ浮かびあがったようであり。

「お、お姉さん…こんな場所でいきなり…じゃなくてっ…。
別に商品を買わなくても…っでもなくてっ。
っふ…ぁ…」

彼女の声色が心を擽らせ、直接的なのに優しく攻め込んでくる緩急が危機感などの倫理を緩ませていく。
店内でそんなことをしたら、そもそも買わなくても、なんて場所を気にしながらも、あけっぴろげにはいと肯定の言葉を返せずとも、彼女の色香に飲まれてしまって、抵抗などないに等しいと言える言葉を、慌てふためきながらもこぼしてしまっていれば、手慣れていないその反応は彼女にどう映るものであろうか。
甘くも半ば強引に、それでいて優しく攻め込んでくるような彼女と、包み込まれるような強くなる香りに、人よりもずっと鼻が利くのも相まってスッカリ蕩かされ始め。
惹かれだしてしまえば、彼女の触れる手に自らの手を這わせながらも止める様に力はかかることはなく。
視線をずらせばしっかりとその状態でも視界に入る、彼女の曝け出された胸の様子に視線は釘付けとなってしまい。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 雑貨屋」からしずくさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 雑貨屋」からフィルさんが去りました。