2019/05/14 のログ
■アラミル > そっか、と頷く
男が望めば、少女の姿に戻ったり
あるいは…態度こそ変わらないもののもっと年齢が増した姿にもなれる
聞かれない限りは応えないが、男がそういったことを望めば、そういった変化も起こる
「そんな、こと…♡騎士様、の勘違い、です…♡ぁ、んっ……♡、ぃ…っ、あ…♡」
ぴくん、ぴくん、と身体が跳ねる
多少痛くされた方が反応がいいのはいつもの事で
膝と腰が誘うように震える
「ま、あ…、んっ、く…、は、ぁ…♡、ぅ…♡、く…んっ♡、わるい、騎士様…♡」
直接触れれば、ふにゅん、とどこまでも沈み込むような双丘。
強くされればされるほど、悩ましい吐息が漏れ
クレパスに指が這えば、そこはもう潤み、男が欲しい、と涎を垂らしていて
指が強く締め付けられ、膣肉が絡みつき…
「んちゅ、♡、んぅ…、もう、ばれて、いるのですね…」
現れた逞しい肉槍。
口許に充てられたそれに、リップノイズを響かせながら吸い付き
先走りによって鼻腔に飛び込んでくる雄の匂いにとろ、と表情が蕩け
「も…♡、げん、かい…♡」
ぞく、と背筋が震える。たっぷりと愛撫され、既にある程度火照っていた身体は燃え上がる
演技は剥がれ、素の状態に戻っていき…
くい、と膝を抱え、器用に片手で下着を少し横にずらす
服を脱ぐのももどかしいのか、そのままで。
同時…彼女の捕食の開始を告げる、薄い桃色の瘴気
男ならば耐えることもできるだろうが…効果としては、アラミルを襲いたくなる、媚毒
「おかして、セイン…♡、乱暴、に…激しく…♡」
ひくひくと勝手に震える秘所を晒して
肉槍を迎え入れるため、清楚な姿からは考えられない、おねだりを
■セイン=ディバン > 顧みれば。この少女と男の間に、余計な詮索などはなかった。
あるがまま出会い、肌を重ねては、朝を共にすることなく、どちらともなく部屋を出て。
また、ある時出会う。そんな関係だ。
そして、それがある意味で丁度いい、というのもあった。
「さて勘違いか否か。少なくとも、声は甘くはなっておりますね」
相手の反応を見ながら、愛撫に変化をつけていく。
胸を強く引っ張ったり、クレパスの中を、ぐちゅぐちゅとかき回したり。
相手の腰が震えるのを見ながら、指を引き抜き。絡み付いていた蜜を舐め取る。
「その悪い騎士に、これから犯されるんですよ~?」
くくっ、と喉を鳴らしつつ、相手の体を味わっていく。
バストは、どこまでも柔らかく、しかし、しっかりとした熱がある。
もはや垂れるほどに蜜を溢れさせている膣内。指に吸い付くその淫らな感触に、男の興奮が更に膨れ上がる。
「それはもう。見ればはっきりと分かります」
相手の口元に無理矢理押し付けた肉槍が吸われれば、男の背筋がぞくぞくと震える。
美しく、若く、儚げでありながら幼さと可愛らしさを兼ね備えた美少女が。
中年の肉槍に、吸い付き、蕩けた表情を見せている。
何度見ても興奮する。そして、その更に奥を暴きたいと思ってしまう光景。
「ん……もう、欲しくてたまらない?
いや、俺もガマンの限界だったり。
……じゃあ、めしあがれ、だな。アラミル」
相手が姿勢を変え、膝を抱えておねだりするのを受ければ。
男は、相手の両足をぐい、と広げさせ。そのまま、猛りを宛がい。
一気に、腰を前へと突き出していく。
潤み、蕩けるようになりながらもキツくしめつける淫らな肉の海に、己を沈めていく感覚。
そのまま、上半身を倒し、がば、と相手に覆いかぶされば。再度唇を奪い、奪ったまま……腰を、激しく動かしていく。
最初から、手加減などない。大きく引いては、激しく打ち付ける。
ぐぐっ、と反り返ったペニス。幹全体で、相手の膣内の腹側を強く擦り上げるように。
「ふ、うぅっ、んむっ、ん、ん……」
一時も唇を離さない。相手の舌を吸い、唾液を流し込み。
息を荒くしたまま、キスはやめず、犯していく。
高級なベッドが、ぎぃ、ぎっ、ぎぃっ、と鳴くのも無視し。男は、相手の体を大きく揺さぶっていく。
何度味わっても、気持ち良い。この少女の中は、とても、とても気持ちよくて。
もはや男は、膣内に白濁の汚液を注ぎ込むことしか考えられずにいた。
■アラミル > 他人から見ればただの身体だけの関係
そういった風にしか見えないような関係でも
二人の間では、それが自然な関係
胸は自在に形を変え、クレパスは涎を垂らしながらむしゃぶりつく
蜜は甘く、男を愉しませて
演技をしながらちゅぱ、と吸い付き…今から犯してくれる肉槍を悦ばせようと
その演技も…おねだりの直前で剥がれてしまい…
「ぃ、ただ、きまぁ…すっ…!♡、ん、ぃ…っ、!♡、あ、ぁぁっ…ふ…っ、あ…♡♡」
脚を大きく広げられ、自分の中心に相手の肉槍が侵入してくる
先端を入れたところで既に、膣肉が蠢き、ミミズが這っているようなぐじゅぐじゅと蕩けた膣で締め付ける
相手が覆いかぶさってくれば、頬を柔らかい手で挟み、深いキスを交わし
大きく、深いストローク。
入り口から最奥まで全て擦りあげられていくその感覚に、キスの合間に少女の喉から嬌声が絞り出されて
手加減なんてしないで、と全身で表しているように腰を反らし、揺らし。
男の肉槍に違う感触を与えていこう
「ふ、ぅ…、ん、む…♡、ぁ…ふ…っ、んっ、あ、んっ♡、ふ…♡♡」
ぐぢゅ、という結合部からの音と。
ちゅぱちゅぱ、と二人の唇が触れ合い、離れ、また深く触れ合う音。
大きく身体を…男の意思で揺さぶられれば、おもちゃにされているような感覚で更に感じてしまい
女もまた、雄の精を受け取りたくて仕方がない、というように…膣肉をざわめかせ、根元から先端まで締め付ける
瘴気は更に濃さを増し。男の中で、注ぎ込みたい、怪我したいという想いが膨れ上がっていくか
「だひ、て…せ、いん……『孕ませ』て…ぇ…♡♡」
キスの合間。少し顔を上げて、囁く
自分はそうなることはないけれど。こういえば、男は喜んでくれるから、と
■セイン=ディバン > そこまでべったりとくっつく関係ではない。
なのに、ここまで縁が続いているということは、この関係が無理のない関係であることの証拠かもしれなかった。
相手の、魅惑のバストを揉み、揺らし、楽しむ。
膣内の熱さ、そして、吸い付きを堪能しつつ、そこに侵入することに思いを馳せる。
こうして少女と触れ合うたびに、間違いなく、少女の存在は男の中で大きくなっていた。
それは、単なる肉欲に関係した話ではなく。
なにか、かけがえの無い存在の一人であるということ。
「んぉ……相変わらず、すっげぇ……!」
一息に貫いた相手の胎内。繊細、かつ激しく蠢き。
侵入した男の槍を求め、絡み、そこから、更に、激しくすることを要求するかのよう。
男は腰に力を入れ、万が一にも暴発などすることないように気合を入れ。
相手と、激しく交わっていく。唇も、性器も。一つになるように、と。
腰を一度動かすたびに、相手が腰を跳ねさせ、締め付ける箇所などに変化を加えてくる。
その心遣いがまた、男を喜ばせていく。
「ふ、ぁ、あっ。アラミル、相変わらず、イイぜ……。
お前は、本当に最高の女だ……!」
夢中になっていたキスをやめ、そう言う男。
もう少しキスを続けていれば、酸欠でダウンしていたかもしれない。
興奮し、相手の中を何度も何度も往復するうちに。男の中で、射精への渇望が急速に膨れ上がる。
触れる相手の中も、それを望んでいるかのように蠢き。
更に、そこで相手からのおねだりを重ねられてしまえば。
男がガマンを続ける理由など、すぐに消えうせてしまった。
「あぁ、もちろんだぜ、アラミル……んちゅっ……。
このまま、奥で出してやるから。しっかり孕めよ……!」
相手のおねだりに応え、男が笑い。更に激しく腰を打ち付ける。
男の体格に比べれば小柄な相手の体が、壊れてしまうのではないか、というほどの速度と深さのピストン。
男は、再度深い口付けをし、そのまま……相手の頭を、両手で抱きしめ。
ずぐんっ! と、一際深い打ち込みと同時に、精を放つ。
「~~~~~~~~っっっっ」
思わず、男の全身が痙攣するほどの快楽。相手を逃がさないように。
腰の槍で貫き、両手で抱きしめ、キスで口内を汚したままの大量膣内射精。
びくん、びくんっ、と腰が跳ねるのもお構いなし。
最後の一滴。本当に言葉通りのその一滴までも、残らずそそいでやる、とばかりに。
男が、腰に体重をかけ、ぐりぐりと射精したままペニスを奥へと押し込んでいく。
■アラミル > 身体の一番深いところで混じり合い
奪い、奪い合う
そういったこと以外でも
何かしたいと思う関係はいいものだろう。
「ん、ふ…♡、ぁ、あ…♡、淫魔、だから、ね…♡」
相手がよろこんでいると思えば、更に声を上げ、笑って。
見つめ合い、唇を交わし、優しく、しかし逃がさないように締め付けていく
「…んっ、♡、ふ…♡、あ…♡、セインも、さい、こぉ、だよ…♡
おく、ぐり、ぐり、ってしてくれるの、す、き…っ♡」
は、は…♡、と息を吐き
おねだりを続けながら注いでほしいと全身で伝える
蜜音は更に激しさを増し、二人を愉しませて。
ぎゅぅ、と抱きしめた膣内は精を貪欲に取り込もうと最奥を開いて
その奥で肉竿の先端を咥え込んでしまい…
「うんっ、うんっ♡、はらむ、はらむ♡、せいんの、こども…孕むの…っ♡」
まやかしの言葉。
真実ではないおねだり。
けれどそれは二人ともわかっていて、ただ興奮を昂らせるために、言葉を紡ぐ
「あ、ひ、ぁ…♡、ふくれ、て…♡、んっ…―――!、んっ♡、――――っっ!!♡♡♡」
膣内で始まる、大量の射精
ペニスが脈打つのがわかりその度にお腹の奥がじんわりと暖かくなっていく
少女の胎は長大なペニスに塞がれ、注ぎ込まれた液体によって膨らんでしまい
脚を絡ませながら絶頂し…射精したばかりのペニスがまた動き出せば、びくびくと身体を震わせる
残らず注がれるまで、きゅん、きゅん、と健気に締め付けて
キスの合間に、すき、すき…とうわごとのように…相手に伝え。もっと、とねだる腰は浮き上がり、押し付けていって…
■セイン=ディバン > あるいは。ちらり、と。男の中にこの少女に対する何かが芽生えないこともない。
しかしそういう時、この男は酷く臆病になるのだ。
関係を壊したくない、だとか。嫌われたくない、なんてものではなく。
そもそも。相手の中へと、踏み込めない。踏み込み方を知らないのである。
「それだけでも、ないと思うけどな……。
淫魔とは、結構肌を重ねたけど。相性、っていうのが、良い気がするぜ……」
相手の優しく、しかししっかりとした締め付けに囚われながら。
男は相手の唇を奪い、解け合うように。
「く、はっ。あぁ、本当に。
最高に、気持ち良いよな……」
それは、問いかけか。あるいは自分への唐突な自問か。
男にもそこは分からなかったが、男は、ただただ腰を振り、相手を喜ばせようと。
深く繋がった奥。子宮口が男の物をくわえ込めば。
ぞぐっ、と冷たく、しかし熱い快楽が男を支配した。
「あぁ、孕めっ。俺の子を孕んで、俺のものになっちまえ」
溢れた言葉は、互いの興奮を呼び起こすもの。
しかし、その言葉が男の脳の奥深くに、まるで枷のように残る。
それは、口にすべきだったのかどうか。いや、きっと気になどしないさ。
そう微かに思う中、相手の奥で精を放つ男。熱が体の外に出るのを感じつつ、相手の唇を奪い続け。
「っ、っっ、ぅっ、ふ、ぁ、ぅっ」
息が漏れ、腰が痙攣し、相手の中に、子種を注ぐ男。
全身を包む、激しい快楽に意識を手放しそうになるものの。
相手の、すき、という言葉が男の意識を繋ぐ。
そうして、相手が腰を押し付けてくる中で、再度、固いままの肉槍を動かし。
相手を犯し始めるのと同時に。
「……アラミル。
一緒に、暮らさないか?」
そんな言葉が。溢れてしまった。
そんな言葉は、口にする気も無かったのに。
瞬間、男は腰を止め、しまった、という表情を見せる。
「……いや、違うんだ、その。
えっと。その、あぁそうだ。俺の家。
俺の、住所。知っておけば、ほら。お腹が空いたときに。
ウチによってさ。食事を。いつでも、そういう意味で」
慌てふためき、言い訳の様に言う男。
その表情は見る見るうちに変化し、泣き出しそうな表情になっていった。
■アラミル > 純粋だからこそ
下手に考える人物より読みづらく
考え込んでしまう男にとっては、逆に踏み込みづらい相手となっていることに
少女は気づかず、ただ、笑って
どくん、どくん。
身体の中が、男に染め上げられていく心地よい感覚
普通の…雌だったなら、子を孕めたのに、なんて益体のない考えを浮かべ
「んっ…っ♡、あ、ふ……♡、あ、あ……っ!」
普通のごはんの倍以上に値する射精をしながらも、未だ硬さを損なわない肉槍に
恍惚として…このまま朝まで交わりたい、と全身で伝えていたが……
「ぁ、ぁ…、…?、ん、あ……」
耳に届いた、不思議な言葉。
恋人に、と告げられた時のように快楽の合間に少し、男の言葉が割り込む
身体を密着させながら、何秒か、驚いたように顔が固まり
その意味を、考えているような、沈黙
「…………。……♡」
そんな沈黙のあと
言い訳のような男の言葉にくす、と笑い、キスを
泣き出しそうな相手の肩に片手を置き
抵抗されなければ、勢いをつけ…意外に強い力で、上下を入れ替えてしまおうと。
男に跨るような形で見下ろして。
その薄い青の瞳からは怒りは感じられないものの
男と同じように、戸惑っている、ような。
「…こんな、バケモノでも、いいの?家に置いたりしたら、大変だよ…?」
ざわざわと緩く膣は蠢いたまま。飢えれば
今度はその意味を、しっかりとわかっているようで。
自分は、飢えれば人を襲うバケモノだ。
それをもう一度、男に告げる
■セイン=ディバン > それがあるいは、もしくは。ただの街娘だったのならば。
あるいは、もしくは、馴染みの娼婦だったのならば。
男は関係を進めるに躊躇もしなかったろう。
だが、そうではなかったのである。
相手の心中の思いを察せぬまま、男もまた、似たようなことを考えてはいる。
もしもこの相手との間に子が成せたら。そう考えては、すぐにその思考を捨てる。
そんなことを考えるのは、この相手に失礼だ、という思いがあった。
「良い声」
相手の喘ぎ声に感じ入る男であったが。
その心地よさこそが、相手に心根を漏らしてしまう理由となった。
心地よすぎるのである。この相手との逢瀬は。
「……ぁ~」
相手の、疑問交じったかのような声色。
瞬間、男は冷静さを取り戻すが。すぐさま言い訳の嵐。
その間に、相手の表情が二度、くるり、と変わるのに気付いたが。
すぐさま、相手が微笑み、キスをしてくれば。
「……ん、え、あ?」
混乱の極地。雰囲気にそぐわぬのではないか、と言い出そうかとも思うが。
それはどうなのだ、と自問自答。そうまごまごしているうちに肩に手を置かれ。
さて、何を言うべきだ? なんて考えたのが運の尽き。
くるん、と一瞬で上下を反転させられ。見事、上に跨られることになってしまう。
怒らせたか、と思い、恐る恐るに相手の顔色を覗う男であったが。
続く言葉には、呆然とした後、くっ、と微笑み。
「かまうもんか。それに、家にそういうのが居たことだってある。慣れっこだ。
……なぁアラミル? 別に、一緒に無理して暮らさなくてもいいんだよ。
ただ、傍にいて欲しい、っていうか。
いや、一緒に暮らしてくれるなら、それはもう嬉しいんだけど」
言い訳ではないが、今度もまた、口数多い男。
相手の腰を両手で掴み、ぐんっ、と。引き寄せながら腰を突き上げ始める。
一定のリズムで、深く、大きく。相手の中を貫いていく。
「たまに寄るだけでもいいし。一緒に暮らしてもいい。
ただ、アラミルともっともっと仲良くなりたいんだ。
あぁ、うん。そうだな。
俺はアラミルが、好きなんだ」
真っ直ぐな言葉に弱く。真っ直ぐな言葉を告げぬ男の。
酷くまっすぐな一言であった。
■アラミル > 男の懊悩など知らず
その上に跨り、見下ろす
この体勢をとったのは何となく、こちらの方が顔を見やすいから。
「ん…♡」
キスを交わし、突き上げてくる相手に微笑みかける
腰を押し付け、愛液と混ざった精液がかき混ぜられるのを感じながら。
「……すき。…すき……」
繰り返す、その言葉
特に、定住する場所を持たない自分は
今は娼館で寝泊まりしたり
あるいは家に連れ込まれたりと
自由な生活を送っていて。
けれど男の言葉と提案は彼女を揺さぶる
いつでも食べれるごはん、という面もあるが
セインに引っ付きたい、話したい、という欲望
今まで自分にはなかったそんな欲望に戸惑ってはいるが…不快なものではなかった
応えるように腰を上げて、下げて。
男の肉棒を呑み込み…不意に、ぴたり、と止まる
「…そ、っか。…セイン、も…私の事、好きなんだ。」
顔が、近づいてくる
騎乗の体勢のまま身体を倒し…上下逆の状態で先ほどと同じ、優しい口づけ
「ぷ、ぁ……♡、………いいよ。…えっちなこと、以外、なんにもできないけど。
えー、と…」
確か…、と何か記憶を探る仕草
「……こんな、私、ですが…よろしく、おねがいします…♡」
顔を優しく歪めながらの、宣言。
同時、きゅぅぅ、とまた射精をねだるように膣が収縮し
本来の、淫魔としてのエナジードレインにも近い、暴力的な搾精を始めてしまう
■セイン=ディバン > 男にしてみれば、ややそら恐ろしい。
相手を怒らせたのでは、と思っているのだから。
このまま取って食われるのでは、と思ったほどだ。
「ん……」
ゆったりと。あるいは、ねっとりと、とでもいうべきキス。
相手の体を、下から大きく揺らしながら、男は快楽を感じ、享受していく。
「……あの、それ、止めてもらっていい?
すっげぇ恥ずかしいから」
相手が小さく漏らす呟きに、男は赤面する。
これまた、相手が美しい少女であるからこそ気恥ずかしい。
男としては、相手に食事の場を提供するための提案でしかなかった。
しかし、時間が経過するごとに、男は気付く。
自分の本心に。相手に、自分を頼って欲しいという気持ちに。
相手と、もっともっと親密になりたい、という気持ちに。
相手に唇奪われれば、男は驚いたような表情になるが。
「……いや、その。こちらこそだ。
正直に言う。凄く、嬉しい。
キミがその選択をしてくれるなんて、思っていなかったから」
拒絶されると思っていた。だからこそ、嬉しかった。
そのまま、嬉しさに包まれたまま。男は、腰を振り。相手のことを貫いていく。
精を求めるような締め付け、吸い上げに応えるように。
……精を吐くのが、何度だったのか。
それはきっと、分からないくらいに繰り返されたろう。
その後、男は。眠りにつき……。
今度は、朝になっても一人で店は出ず。
相手の寝姿に微笑んだ、とか……。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からアラミルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にロベリアさんが現れました。
■ロベリア > 「最近噂の幽霊船だけど、誰か行ってみた?」
忙しいランチタイムも捌けて一休み中。
尚も居座る顔見知りの常連相手に何となく投げかけてみた。
反応はといえば、顔を見合わせたり軽くざわめく程度で実際に向かった冒険者はここには居ないようだ。
「まぁそうよねぇ。
得体が知れなさ過ぎるし」
微妙な反応を見て頷くロベリア。
皆平均的に腕は立つのだが、本当に幽霊が出てきた場合彼らでは相性が悪そうだし。
ああいった手合は、やはりシスター等の領分になるのだろうか。
最近知り合ったマリーという子は中々便利に使われているようだしこの件にも派遣されていたとしたらご愁傷様である。
そもそも何が出てくるのかもよく分からないのだが。
「それにしても、メアリー・リードねぇ……」
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にゼナさんが現れました。
■ゼナ > 「なんだか感慨深げですけど、もしかしてマスター、そのメアリー・リードと何か因縁とかあったりするんですか?」
冒険者と店主の会話に割って入ったのは、カウンターの片隅に大きなお尻を浅く乗せ、はちみつ入りのミルクをちびちびと啜っていたメイド服の娘。
そのメイド服は、背筋を大きく露出させている事とスカート丈が短めな事以外は品のある長袖のクラシックタイプではあるが、大ぶりのメロンと変わらぬサイズの爆乳は上品とはいい難い。
太陽の如く輝く金髪の活動的な短さといい、健康的に焼けた感じの小麦肌といい、上品なメイド服とはどこかチグハグで、何やらそういったプレイのお店に務めるコスプレ娘といった風情が抜け切らない。
それはこの店が出来てそれなりに早いタイミングで働き始めた癖に、冒険の合間に不定期で務めるという適当なシフトを許してもらっているせいでたまーーーにしか顔を出さない事も要因の一旦だったりするのかも知れないけれど。
そして冒険者であるゼナも興味はあっても未だに幽霊船関係の仕事には出向いてはいなかった。
ともあれ、問いかけを投げたゼナは傾けたハニーミルクのカップで口元を隠しつつ、無駄に眼力の強い蒼瞳を旺盛な好奇心に輝かせつつ店主を見つめる。
■ロベリア > 「因縁なんてあるわけないわよぉ。
私の事幾つだと思ってるのよ。
まあ伝説や与太話は多い人よねぇ」
ゼナの言葉を笑いながら否定する。
本物のメアリー・リードが生きていた頃はそれこそ噂はリアルタイムで耳にしていたが、その程度だ。
それも一体何年前だったか。
本人の噂が途絶えてからはしばしば詐欺まがいの事件で名前を耳にしたが、まさか今になって船の方が化けて出てくるとは。
特に情報を仕入れていないので報道と噂レベルの話ししか知らないし真贋の判別はつかない。
仮に本物だとしたら一体何が起こったのだろう。
「まあ政治がらみのきな臭い動きより、こういう事件の方がわくわくするわよねぇ。
ゼナはどう?幽霊船調査とか行ってみる気ないの?」
彼女も冒険者である以上、こんなおいしいシチュエーション全く興味がないという事はないだろう。
ロベリアとしてはあんまり無理はしてほしくはないのだが。
この美貌、可能ならずっと手元に置いておきたいぐらいだし気立ても良くて一緒にいて楽しい子だ。
特にはちきれんばかりの爆乳は非常に目を引く。
働く彼女の後ろ姿を見つめているだけで癒やされる。
小休止中にこうして見つめられるとついついニヤけそうになるが、ほんわかと笑う程度に留めて。
■ゼナ > 「…………………」
苦笑する店主の言葉に『―――見た目よりは年齢重ねてるんだろうなぁ…』なんて失礼な感想を抱きつつも、流石にそれを口にしてしまう程デリカシーが無いわけではない。曖昧な笑みでとりあえずスルーしつつも、とりあえずは幽霊船の話の方に思考をシフトさせる。
数年前までは南方の国で冒険者活動をしていたゼナは、メアリー・リードという人名を聞いても有名な海賊の1人といった程度の情報しか持ち合わせていない。今は既に死んでいる昔の有名人だということは知っていても、何年前に生きていたのかなんて知りもしない。
「―――あ、それは確かにそうですよねっ! わたしも王城絡みのあれこれだと多少護衛関係の仕事があった程度であまり関わる事もありませんでしたけど、こういう噂ならまさに冒険者向きって感じで好奇心をツンツンされちゃいますっ」
水を向ける彼女の言葉にこくこくと勢いよく頷けば、側頭で細くひとつ結びにした三つ編みが動きに合わせて揺れた。ついでにメイド服の黒に包まれた豊乳が重たげにたゆんたゆんする。
「駆け出しの方とは違ってわたしの方は堅実で安定して稼げるお仕事なんかも回してもらえてますしあまり無理するつもりはないんですけど、一度くらいは調査隊に参加してみたいとは思ってます。わたしは練気も出来ますから相手がおばけでも問題なく斬れますし」
見た目的には生きるのに必至な"駆け出しの方"の方がよっぽど強そうだが、こう見えてゼナは竜とも渡り合える凄腕の1人。割りのいい指名依頼なんかも貰える事が多いので、ギャンブル要素の強い一攫千金を狙う必要もなく、日々の冒険もかなりの安全マージンをとっている。
それでもこうした噂を聞けば、未知を求める冒険者の血が疼くのかどうしようもなく興味を引かれはするのである。
■ロベリア > 「まあこういう訳の分からないものこそベテランが先導したいわよねぇ。
アンデッドだけじゃなくて財宝を守るドラゴン的なのもいるかもしれないし」
直接戦っている姿を見たわけではないが、ゼナの言う事は驕りではない程度に強いのだろう。
伊達に仕事中隙あらば視姦していた訳ではない。
挙動の癖や動作の安定性でおおまかな練度は予想出来る。
「もし調査に行ったら面白い土産話をお願いねぇ。
興味なら私もあるし」
これはゼナだけでなくこの場にいる冒険者全員に向けてだ。
彼らなら中堅どころだし、無理をしなければ無事に帰って来られるだろう。
ゼナの言う練気やそれに類する技を持っている者も中にはいるかもしれない。
「……さて、それじゃあゼナ、そろそろ厨房手伝ってくれる?
夜用の仕込み終わらせちゃいましょう」
いちいち魅力的に跳ねる爆乳や、若々しい素肌。
仕事中も背中やパンツをちらちらと見ていてちょっとムラムラきていた。
仕込みだけなら一人でも大丈夫なのだが、ゼナも呼んでちょっと皆の視線から逃れて二人きりになりたいなという下心で。
■ゼナ > 「確かにありそうですよね! 幽霊船に乗って至る謎の無人島! 襲い来るモンスターを倒した後にたどり着く大海賊のお宝が眠る洞窟! そしてそれを守るドラゴン! わくわくしますねっ!」
空になったカップをカウンターに乗せ、恐らくは雑魚モンスターをなぎ倒し、ドラゴンレベルの大物を相手取っているのだろうと思われる無手の素振りを披露する。
メイド服に包み込まれたたわわな肉果実が二の腕に押されて拉げ、フォロースルーに合わせて柔らかく揺れ動く。大半の冒険者はそちらの方に目を奪われてほっこりするのだけれど、一部の実力者は何気ない素振りの理に叶った動きに瞠目していたりもする。
淑やかな顔を維持したままゼナの身体を視姦したりしている女店主は今回どちらに目を向けているのか。他者の性的な視線に無頓着な所のあるゼナは、未だにマスターのそうした残念な本質に気付いていない。気付いてしまえば色々と爛れた関係になってしまいそうで、それはそれで仕事に支障をきたしてしまうのだろうけれど。
「はい、お任せくださいっ」
と切り返すゼナと共に、周囲の荒くれ冒険者達も力強い返答を女店主に返す。
そんなやり取りの後で向けられたお仕事再開の知らせにも、ハニーミルクでやる気を補充した戦士娘は「はいっ!」と元気のいい声音を返して腰掛けていた席から降りて、空になったカップを軽く水洗いした後、女店主のお尻を追いかけ厨房へ。跳ねる様な足取りが短丈スカートをふわふわさせて、小麦色の太腿とそれを包み込むガーターストッキングの白をチラ見せさせて、取り残される冒険者達に無自覚で無料のサービスを提供した。
■ロベリア > 無自覚に誘惑してくるゼナにそろそろ辛抱の限界。
今までは純真な視線に抗えず手を出しあぐねていたが、そろそろ関係を深めていいのでは?
と勝手に決意を固める。
幸い好感度は悪くないみたいだし、こんなおいしそうに熟れた体に手を出さないのもかえって失礼などと身勝手な言い訳を重ね。
「それじゃあまずは根菜切っちゃうから、暫く焦がさないように大鍋で炒めておいてくれる?」
しかし焦りすぎもいけない。
まずは二人きりの作業を続けてそれとなく切り出していこう。
鍋とかまどの準備はゼナに任せてまずは野菜を適当な大きさに切ってザルに上げていく。
鍋は保温性を優先して結構分厚く重たいのだが、ゼナなら大丈夫だろう。
切った野菜は揃い次第炒めて貰うと作業の効率も良い。
下心を抱えながらもやるべき仕事はきっちりとやっていて。
「火加減は大丈夫かな?
あんまり大きくしないで、鍋の底が焦げ付かないように気をつけてくれれば大丈夫だけど」
暫く分担作業をして一通り野菜を切り終わるとゼナの様子を見に。
そして後ろから鍋を混ぜるヘラを一緒に握ると、密着して自分の胸を押し当てる。
そのままコツを教えるように、一緒に鍋を混ぜる。
こういう作業をする以上腕がゼナの横乳に当たってしまうのは不可抗力だ。
なので堂々と、時折腕に当たる弾力を楽しんでいて。
「普通の鍋より大分大きいから、慣れない内は勝手が違って焦がしやすいのよねぇ」
暫くそうして二人で大鍋を混ぜていく事に。
■ゼナ > 「はいっ」
外面の淑やかさに些かの翳りも見せぬまま、いかがわしい決意を固める女店主の内心に気付くこともなく、手慣れた所作で薪をセットし竈に火を付ける。その際に前屈した体躯がガーターストッキングと同じく純白のショーツをチラリと覗かせたりもするのだが、当然それにも気付いていない。
そんな無自覚で隙だらけな所作に今日まで耐えて来た女店主の忍耐は、ある意味で褒められてもいい物なのかも知れない。
ともあれ、火加減が程よくなれば、彼女の予想に反する事なく一抱え程もあろうかという鍋を片手でひょいと持ち上げ竈に置いて、女店主が刻んだ野菜を炒め始めた。
今にも鼻歌でも飛び出しそうな風情でヘラを扱い、野菜が焦げ付かないようにしていたゼナだったが、メイド服から大胆に露出した背筋に不意打ちめいて密着する柔肉の感触と、背後から抱きしめるかの様な女店主の体温、そしてふわりと香るいい匂いに
「――――あ…」
小さな声音を零して一瞬ピクッと総身を震わせた。同性の恋人と爛れた日々を過ごすゼナにとってはロベリアもまた情欲の対象となる。そんな相手からの大胆な触れ合いは、そこにいやらしい意図があろうとなかろうとゼナの挙動をぎこちなくさせるに十分な物だった。
出来るだけ妙な意識などしていませんよといった風を装いつつも、頑なに鍋に向けたままの顔が小麦の頬をじわじわと赤らめていくのはどうしようもない。
女店主の二の腕に押しのけられる爆乳が、時折ぞくっとした甘痺を走らせ、思わず妙な声音を漏らしそうになる唇を閉ざすだけで精一杯。
「そ、そうですよね。あはは…」
もそもそと揺れるお尻は、もしも彼女が陰茎を有していたならふんにゅりと柔らかな尻肉でそれを淡く刺激する様な動きを見せるも、そこに誘惑の意図は無い。気恥ずかしさに端を発する居心地の悪さが動きに出てしまっているだけの事である。
とはいえ今の状態が嫌というわけでもない。頬の赤みが強まるのに合わせて早まる鼓動だとか、じわじわと高まっていく体温、更には代謝の良いゼナであるため本日のここまでの労働でかいた汗の匂い―――若い娘に特有の柑橘めいた香りも彼女に伝わってしまうのでは…と気が気でないだけである。