2019/04/29 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にミンティさんが現れました。
ミンティ > 表通りからすこし外れたところにある小さな酒場。あまり目立たないところにあるものの、食べるのも飲むのも手ごろな値段で、味もそれほど悪くはないからか、それなりの客入りで賑わっていた。
外出の用事を終えた帰り道、そのまま夕食まで済ませてしまおうと思い立ち寄って、奥まったところにある席に腰かけてから、すこしの時間が経っている。
湯気をたてていた料理のお皿も片付けられて、今はよく冷えた、ほんのり甘い味付けの炭酸水と、干した果物をデザートとしていただいている。
ときどき聞こえてくる冒険者たちの旅の話を、しっかり聞くほどではないものの耳に入れて、またいつか、王都の外に出てみたい、なんて思いながら。

「……っ」

残りわずかになっていた果物の実を口に入れると、それだけ他のものより渋くて、思わず眉を寄せる。舌に残った嫌な刺激を流してしまおうと、あわててコップを手に取り、こくこくと喉を鳴らしながら炭酸水を飲み。

ミンティ > 苦さが甘さで中和されて、かわりに泡の刺激で喉が痛くなる。自業自得ではあるけれど、眉を寄せて拗ねた顔のまま、小さく咳をした。そんな様子を隣の席から見られていたらしくて、笑うのを堪えたような顔をした男性に気づかわれた。
だいじょうぶだと伝えて、頭を下げる。すこし恥ずかしくて、熱くなりそうな頬を手の甲で擦った。

それから席を立つまで、果物を口に入れる時にはかなり慎重になっていた。幸いな事に渋い実は先ほどの一つだけで、同じ目にあわずには済んだけれど…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からミンティさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にガルディさんが現れました。
ガルディ > 今日の仕事を早めに終えた男が向かった先は、左右見回せば目の届く位の規模の酒場。
まだ客の入りは少ないものの、お疲れ顔で入ってくる客が増えてきた辺り賑わいの雰囲気を見せている。

男は全体の見渡せる奥の席へと腰掛けて、とりあえずの酒とつまみを注文。
酒は既に二杯目を迎えたところ。

「……んー……、近頃注文増えてんなぁ……お盛んなことで」

ぺらり、捲ってみるのは裏のお仕事の要望書。
王都内のそれも上の方がめっきりとピンク色なのもあって、その中身もフェチ全開と言った様子らしい。
これからもう一仕事となるか、それともこのまま腹を満たして帰り路となるか。
それは男にもわからない。

時折酒場の中に視線を巡らせながら、また一口酒を傾ける。

ガルディ > そのうち、帰ってきた冒険者からの依頼に応える為に宿のスペースへと消えていった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からガルディさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」に黒須さんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」から黒須さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にルキオラさんが現れました。
ルキオラ > 「いや~、あたくし暇してましてね~。
 今日はお嬢さんと王都を歩いて回れたらいいかなって思ってるんですけど。
 え? 面白い冗談? いえ違くて~。」

急にかわいい女の子と遊びたいなと思ってナンパのようなものに手を出してみるものの
別にそういうのが上手なわけではないルキオラは連戦連敗していた。
いくら得意でも身長10cm程度のちんちくりん以下ではどうしようもないかもしれない。
頭をなでてもらったりはできた。それはそれでうれしいが違う。

「うーんやっぱり大きめのボディの開発が急務かなぁ。
 もしくはおとなしく娼館に行くか……」

ごろごろとカフェのテーブルの上で小さな体を横たえさせる。
物好きか何か面白そうな何かが通りかからないものだろうかと周囲に目をやった。