2019/04/16 のログ
■エウロペ > そうしてのんびりと帰り道を歩いて行った。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からエウロペさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場通り」に黒須さんが現れました。
■黒須 > (あらゆる酒場が並び、騒がしくなっている酒場通り。
そのとある一店舗だけは周りと比べて静かであった。
決して客が居ないというわけでなく、全員ひとつのピアノを眺めていたのであった。)
「...――――♪」
(そこに座っていた大男。
とても音楽趣味といった様子がなく、睨み顔のような険しい顔をして引いていた。
人並みに上手く、周りの演奏者もそれに合わせ楽器を弾き、低くもよく聞こえる歌声で歌い続けていた。)
■黒須 > (いつもなら、皆酒に良い、各々が笑い、喋り、歌い出し、騒がしくなるはずであった。
けれども、皆彼の弾くピアノ演奏と歌声に集中し、音を立てていなかった。
引きつける何かがあったのか、意外性の末に眺めていたのか、それまではわからなかった。)
「――――♪...。」
(しばらくすると、徐々に音を沈めていき、演奏を止めた。
ゆっくりと立ち上がり、自分の腹部に腕を回して、礼儀正しくお辞儀をした。
周りから拍手が送られる。心地の良い拍手喝采。
けれども、彼の顔は変わらず、いつも通りの睨み顔をした三白眼であった。)
■黒須 > (しばらくして、バーのカウンターへ腰を下ろすと、徐々に周りがガヤガヤと騒がしくなり、いつも通りの雰囲気となった。
彼の演奏についての会話はなく、それぞれの思い思いの話を初めて行く)
「...さあな?急に引いてみるかと思っただけだ...。」
(褐色肌で逞しい口ひげをしたマスターがお疲れ様の意を込めてウィスキーを提供してくれた。
珍しく弾いた事について聞かれ、他愛もない答え方をした)
■黒須 > (辛口のウィスキーが口内に広がり、香ばしい酒の香りが鼻を通って行く。
軽く1口飲めば、ふぅっと大きく息を吐いてしっかりと体に染み渡らせた。)
「...あ?最近?別に、どうてことねぇよ。
いつも通りの日でいつも通りに終わるだけだ。」
(最近の様子を聞かれたが特に話すことは無さそうにした。
言葉の通り、いつも通りの日々を過ごし、いつも通りに日を終わらせて行ったので、何気なく過ごせているのであった。)
「...せめての事を言えば、最近仕事が無くてな。このままじゃ、体が訛りそうで、少し気にはしているな...。」
(貧民地区と違い、抗争や喧嘩があまりない為に訓練が怠っているのであった。
最強の名も廃れてしまいそうな気分に襲われるも、それでもいいかと適当なことを考え、1口酒を飲んだ。)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場通り」に黒須さんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場通り」に黒須さんが現れました。
■黒須 > (しばらくすれば酒が体を周り酔いがやってくる。
ボーッと頭がフワフワし、体も暑くなってきた。)
(マスターに代金を支払い、軽く手を振り、そのまま店をあとにした)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場通り」から黒須さんが去りました。