2019/04/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にエウロペさんが現れました。
エウロペ > 平民地区、日中の大通りに広がる市場はいつにもまして賑わいを見せている。
少し前から巻き起こったシェンヤンムーブメントの勢いは今のところ収まりを見せず、市井の者たちもこぞって帝国の物品や衣服といったものを楽しんでいる。
そんな賑やかな市場を、じっくり楽しむようにゆるりと歩く一人の女性。
ゆったりとしたローブを身に着けていてもなお目立つ二つの双丘は、一歩歩く度にたゆんと揺れて、それを目にした者は老若男女を問わず息を飲む。
当の本人は、そんな色めき立った視線などどこ吹く風だが。

「はぁ~……良さそうな服、なんだけど…」

彼女が目にした帝国の衣類を取り扱う出店…そこに並べられた、所謂チャイナドレスに目を光らせる。
しかし生憎、その豊満な肉体に会ったサイズなどあるはずがなく、というか普段着る服ですら特注ものなのだから無理もない。
気を取り直して、帝国のお酒とか、美味しいものとかを注目することにしようか。

エウロペ > さて、目についた屋台とか、酒屋なんかは一通り覗いてみた。
中には試食できるところもあったりして、誘惑に勝てず口にしてみたりもあって。
食べてみたところスパイスの効いたものや比較的味の濃いものなど、王都とはまた違った食文化。
そうやってひとしきりめぼしいものを購入したエウロペは、賑わう大通りから離れ、人気の少なくなってくる帰宅の道へと。

「まだ少し、肌寒いかな…」

ゆるやかな風に栗色の髪をたなびかせ、バスケットを片手にゆっくりと水路沿いの道を歩く。
大通りからちょっと外れただけで人気の閑散とした道だが、落ち着いて歩けて良い。