2019/02/09 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にイグナスさんが現れました。
イグナス > 「おお、寒ィ……っ。」

ぶるっと身体が冷えた。仕事終わってようやく帰ってきたかと思えば、この強い強い風だ。
低い気温も相まって、実に、さむい。ぶるぶるって軽く震えた。
冷たい鼻を軽く啜りながら空を見上げれば、天気はいいようだった。
月明かりが、きれいだ。おぅ、とかるく感嘆の息を吐いてから――

「……マジかよ。」

うええ、とうめいた。
行こうとしてた店、閉まってるじゃあないか
折角ここであったまろうと思ったのに。
風が吹いて身体を擦る、——ぶえっくし!なんて、大きな大きなくしゃみもひとつ。
なんだかこう、踏んだり蹴ったりな感じだった

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にアラミルさんが現れました。
アラミル > からん、と閉まっているはずの店が開く音。
中から現れたのは、見知りすぎ、また介抱した女性だ。

「…よくあう、ね。…どうしたの?」

手には酒瓶。それは安物ではあるが味はいい銘

「…おつかい。…娼館で使うから、買ってこいって…。」

酒を掲げて…どうせ疑問に思うであろうそこを先に提示する

「あと、このお酒さえ飲まなければ…ゆっくりしてきていい、って言われた…んだけ、ど」

がっくりとうなだれている相手を見て

「…別のところで買って、一緒に、呑む?」

という提案を、投げかけるか

イグナス > 「おう?……アラミルか。」

声にぱちくり、瞬き。確かに最近、よく会うような気はしている。
別にそれを厭うってことはないにしても、なんでそんなとこから現れたのか。
…疑問はそれなりにつきはしないが――。

「ん、……そうだな。それじゃァ、お言葉に甘えるとしようか、な?」

かくりと首を傾けて、彼女の提案に、乗る。
彼女に手を差し出せば握り、歩き出す。
向かう先はまずは酒屋、そのあとは落ち着ける場所でも探すんだろう――

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からアラミルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にカーレルさんが現れました。
カーレル > 賑わう大通りのちょっとした脇。人の流れから外れた場所で並ぶ顔見知りの衛兵の銜えた煙草に火をつける
続けて自分も一本銜えて2人並んで紫煙を吐き出した

王都で人探しの依頼を受けたがこれだけ大きな街で特定の個人を見つけ出すというのは中々難儀な話で
偶然、見かけた顔見知りの衛兵に声をかければ、探し人の特徴を伝えて見かけていないか、と問いかける
衛兵も悪いヤツではないようで煙草を燻らせながらどうだったかなあ、と思いだそうとしていたが、
毎日、警邏で行き来を繰り返していると返って、人の顔をいちいち気にしたりはしないようで
どうやら何も思い出せないようであった

「そうか…まあ、気にかけておいてくれよ
 見かけたら連絡してくれ…ちゃんと礼はするからさ?」

あいよ、と頷く衛兵とこつん、と軽く拳を合わすようにすれば火の付いた煙草を銜えたまま、通りに戻り歩き出す
あてもなく人を探す、というのは至極、面倒で難儀な仕事であったが、かと言って、家でジッとしていても
探し人が出てくるわけもなく…なんとなく気の向くまま、感の働くまま王都を彷徨い、
顔見知りに情報がないか訪ねる事を繰り返す