2018/12/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシャルレさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」に黒須さんが現れました。
シャルレ > 冷え込んだ夜、酒場通りの明るい通り。
空気は冷たいけど人の声も明るく楽しそうに響いてる場所。

白い猫がとてとてと、通りの端っこを歩いてた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」から黒須さんが去りました。
シャルレ > 周囲をキョロキョロして、耳を動かす…。
小首をかしげるように猫が足を止めたけど、気にせずそのまま人の声を聴きつつ猫は歩いていく。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシャルレさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冬至祭」に紅月さんが現れました。
紅月 > ーーーガヤガヤ、ガヤ…

この国にも冬至の祭りがあると知ったのは、ほんの数日前。
ギルドに朝の日課の薬草採取の報告をして…そのまま、いつもお世話になっている冒険者酒場でお茶を啜ってる時だった。
昼間っから飲んだくれて休日を満喫する傭兵の噂話、真後ろでガハハと景気よく話していたから盗み聞くまでもなく…曰く、屋台がどうの、花火がどうの、と。

その直後に二日掛かりの魔獣討伐依頼が入って、結局仔細はわからないまま…それはそれで"細けェ事ァいいんだよ!"ってヤツだろう、なんて。
昨日の深夜にようやっと家に帰り着き、あれやこれやと雑用を済ませていたら…昇った日も沈み、祭りの会場はすっかり月夜の宴と相成っていた。

「…んく、ん…はふ。
……、…冷えた夜のポットパイ、幸せ~…」

至上の幸福に満ち満ちたような表情で芳ばしく焼けたパイで出来た蓋をザクザクと崩し、中のシチューをハフハフと頬張る紅娘…店前の木箱をベンチ代わりに貸してやったオヤジさんも満更ではないのか、どことなく得意げだ。

「いやぁ…お祭り、間に合ってよかったぁ」

ホクホクと笑みの花を咲かせ、バカ騒ぎと言って差し支えないだろう喧騒を眺める。
オーナメントや魔法の光にキラキラと煌めく街並みは、いつも賑やかな其処を更に華やかに彩っていて。
道行く人々の笑顔まで輝かせているようだった。