2018/11/15 のログ
ノア > どんなに日頃 揶揄混じりの軽口を叩こうと、こんな風に貴方に組敷かれてしまえば 女は酷く素直で

「 ─── すき…… だい、すき… っ、 んっ♡ ん、 くっ…♡♡ 」

凶悪な欲棒によって 目尻には涙滲ませ、 深い口付けの名残によって 唇は唾液に濡れ。白い頬を紅潮させ、嬌声混じりの短く不規則な呼吸を繰り返す。

「 んぁ、 っ… んっ ! ん、 んっ♡ これ、 おなか… こす、れ… て ─── ン、 ぁ あっ♡ 」

更には腰を掴まれ、腹部側の内壁を激しく擦り上げられては… 只でさえ弱い部分に強過ぎる快楽が与えられ、はしたない鳴き声は淫靡さを増し

「 んっ ! ン、 んぁっ♡♡ だめ、 っ… も、 ───
  ん、 んん♡ ぁ、 あっ… ゃ、 ── 待っ… ん、あっ♡ 」

女の身体を知り尽くした貴方によって 容易く限界へと導かれ、 背筋は震え、 ベッドの上 ふるりと腰を捩らせた。其れでも枕の端を強く握り締めたまま耐えるのは… 貴方と一緒に、達したい から

セイン=ディバン > 相手が素直になるのと同様に、男の仮面。
飄々とした振る舞いなどの一面は剥がれ落ちてしまう。

「あぁ、俺も……。俺も、お前のことが……」

そこで男の言葉が途切れる。元来、男は執着せず、頓着せずを旨として生きてきた、と公言していた。
だが、その実はただの臆病者でありながら、執着心の強い男なのだ……が……。
流石に、面と向かって相手に好きというのは気恥ずかしいらしいが。

「ふ、ぐぅっ……これ、イイだろ……?
 ノア……愛してるぜ」

相手の軽やかな声を聞きながら、男は愛をささやく。
この男にしては随分と珍しいこととも言える。
そのまま、相手が達する直前だと気付けば、男もまた、強く腰を叩き付け。

「く、ぁ、ぅっ……ノア、イくぞ……!
 くっ、~~~~~~っっっ!」

相手の中が震えるのを感じながら、男が、奥深くまでを犯し、精を注ぐ。
全く勢いの衰えない射精。それで相手を汚しながら。
男は、相手の唇を奪い。体全体で、相手を包み込むようにする。

ノア > 自身の嬌声、淫靡な水音、ベッドの軋む音… 其れらに紛れた小さな囁きを、 女は聞き逃さずに。視界を滲ませる程の幸福感に包まれたまま

「 んぁっ、 あ♡ ぁ、んっ…♡♡ ぁ、 あっ ──
  ─── ン、 んっ ! 」

弓形に背を浮かせ、びくんと身体震わせながら絶頂を迎えた。内壁は不規則な締め付けによって、放たれる熱い精を一滴残らず求め

「 …………… っ、 あんなに したのに… また、 いっぱ い… 」

なかなか呼吸は整わず 熱っぽい吐息混じりに呟くと、 愛おしそうに自身の下腹部を撫でた。

セイン=ディバン > 夢中になり、相手の体を貪る男。
まるで導かれるように、興奮と快楽を引き上げられ。

「っ……ぅぅっ……」

相手の絶頂に合わせ、精を注ぐ最高の快楽。
気持ちよさ、なんて言葉では表現できない。
肉体、心、その両方を伴った、まさに『快』そのものに、溺れる男だったが。

「……ま、それがオレの自慢の一つだし?」

相手の呼吸が乱れているのが、イヤに色っぽかった。
男は、一度腰を引き、ペニスを引き抜くと、相手に再度抱きつき。

「……ノア。ま~だまだ愛してやるからな?」

そう耳元で囁き、猛ったままのペニスを見せ付ける。

……そうして。男が何度相手を愛したかは分からないが。
少なくとも、珍しく男がその後、しばらくの間。
『セックスはもうしばらくいいです』などと言う程度には。
たっぷり濃厚に愛し合ったんだとか……。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からノアさんが去りました。
ご案内:「マグメール 平民地区/広場」に紅月さんが現れました。
紅月 > ーーーそよそよ、そよ、ポロロン…

冬の気配も濃くなり始めた平民地区の広場に、紅蓮の冒険者の姿があった。
噴水の縁に腰掛け、瞳を閉じて…夜風に吹かれながら吟遊詩人の奏でる旋律に耳を傾けている。

「……ピンと来る子、見付からなかったなぁ…」

ぽつり、と、ゆっくり睫毛を持ち上げながら残念そうに呟く。
今日は1日フラフラと王都をさ迷い歩き、目についた武器屋や鍛冶屋を片っ端から覗いては悩み、手に取っては素振って具合を確かめて…端的に言えば得物を増やそうかと思っていたのだが。
どうにも、しっくり来ず。
と言うのも先日、喜びヶ原での戦闘中に負傷し…その際に落とした大太刀を探しにいく為で。
どうせ武器を増やすなら付与魔法で強化したいからと、魔法や魔術と親和性のある刃物が無いかと見て回ってはみたものの…すっかり魔剣妖刀の類と化した愛刀じゃあるまいし、仮に希望に近い物を見付けても取り回しが良くなかったりデザインが気に食わなかったりで納得がいかず。
おまけに日も暮れるわで、すっかり草臥れてしまっていた。

はぁ…と、溜め息ひとつ。
ゆるりと空を見上げるも、上弦の月は何も語らない。

紅月 > 「…しゃあない、かぁ。
んぅ、ふぁ…はふ……」

ヤレヤレとでも言いたげな苦笑の後、あくびをひとつ。
何気なく左横をみれば…詩人の歌も、もうじき一区切り。
曲が終わると同時にお捻りをポンと用意すれば、詩人に渡してまたフラリと雑踏へ消えていった。

ご案内:「マグメール 平民地区/広場」から紅月さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にミンティさんが現れました。