2018/10/29 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシチューさんが現れました。
■シチュー > 「ちがうよお……!僕は何もしてない、してないのにっ……!
あぅう、しっぽ引っ張らないで……っ……!
だ、だめ、そこ触っちゃ……、
耳ふーふーくすぐったいぃいっ!ふーふーやだあぁ……!」
(昼下がりの広場にて、木製の晒し台が衛兵たちによって設営されていた。
前屈みになって、頭と手を固定されるそれに縛められているのはミレー族のメイド奴隷だった。罪状は「リンゴ泥棒」。
ただお使いで市場に立ち寄っていたのだけれど、悪い人に濡れ衣を着せられて。手提げのバスケットに知らないうちに入れられていたリンゴ故に通報され、現在に至る。盗んだとされるリンゴは1コ。いずれ騒ぎを聞きつけたメイド長が保護しに来るはずだし、軽い窃盗罪なら日が暮れる頃には晒し台からは解放はされるものの……)
「眼の前でねこじゃらしやめてっ!
ねこじゃらしつんつんしたら、僕、ぁ……、
ふ、ぁ、……、ぁぁっ、……、くしょんっっ……!」
(群がる子供たちの格好の的だった。つつかれてめくられて触られてくすぐられて、されるがまま。ねこじゃらし鼻先に押し付けられてくしゃみ。
身動きとれないまま、色んな意味で涙目である。)
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にゼナさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にメヒティルデさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からメヒティルデさんが去りました。
■ゼナ > 「こらぁぁああっ、何してるんですかぁ―――っ!」
そんな声音と共に晒し台へと駆け上がったのは、踏み出す一歩ごとに胸元がばいんばいんと大きく揺れる、淫猥な駄肉を備えた娘であった。
金の短髪と褐色肌、そして妙な眼力の強さを有するぱっちりとした蒼瞳の印象的なその娘は、手にしたバスケットをぶん回し、小柄な少女に群がる悪戯小僧共を追い払う。
『邪魔すんじゃねーよおっぱいお化け』『あっちいけデブ!』
少年たちの心無い言葉にごりごりとHPを削られつつも、その口撃への復讐の気持ちをのせた買い物籠の攻撃がしこたま彼らの頭部を打ち据えて、ついには
『ちくしょう、覚えてやがれ!』『おっぱい爆発させて死ねっ!』
なんて捨てゼリフを残して撃退する事に成功した。
その一連の動作の中、短丈のフリルスカートは捲れ上がってむちむちな太腿やら、ショーツの純白やらを曝け出し、たわわな双乳はこれ以上無いくらいに揺れ撓むサービス精神を発揮していたので、獣少女の悲運をニヤニヤと眺めていた男達からも一応は好意的な拍手を送ってもらえた。
それはともかく――――。
「大丈夫でしたか?」
改めて晒し台に拘束された少女の傍らにしゃがみ込むと、捲りあげられていたメイド服のスカートを下ろしつつ、心配げな表情で彼女の幼顔を覗き込む。
■シチュー > 服の隙間から手が入ってきて、木炭でおでこに「夜露死紅」と悪戯書きがされようとしたその瞬間。もうだめだ――目を閉じた半獣の耳によく通る女の子の声。目をぱちくり、そちらへ見上げ。ひと目見て記憶に残るよな蒼い瞳に小麦色の肌の彼女の活躍に目を見張る。
そして、回りがそれとなく注目していたように――。
自分も、その肉感的な太腿のラインや母性に膨らむ乳房の揺れ弾みに同性ながらも心臓の音が跳ねる気分。少し目元を赤くしながら、時々目線を注いでしまう。
「うん!ありがと、お姉さん……!
もうすこしでおでこに恥ずかしい落書きされて、
体中にトマトを投げられちゃうとこだった……。
お姉さん、とっても強いんだね!」
お尻を覗かせそうになっていたスカートの裾を下ろしてもらえたら少し安心したように息を吐いて。安堵の笑みを相手に見せる。
「僕……、市場でお使いしてたら泥棒と間違えられちゃったんだ……。
濡れ衣なのに……。
お姉さんは、見たとこ冒険者さんだよね……?
あそこに居る衛兵の人に事情を話して、僕を離してくれるように説得してほしいんだ。お礼、するから。……お願い!」
縛められたまま、困ったようにケモミミ伏せってそう告げる。
広場の端で事の次第をニヤニヤ見つめて……というか、今しがた彼女へ好意的な拍手を送った衛兵への説得を強請った。
――彼女が説得にかかるのなら、彼らはやすやすと了承してミレー族の縛めを解除する鍵を彼女へ放り投げるだろう。
■ゼナ > 何かしらの悪事を成した罪人が、広場の晒し台にて拘束されて罰せられるというのは、街人達の数少ない日常的な娯楽の一つとして認知されている。
鞭打ちの痛みに悲鳴を上げる罪人から目を背けて立ち去った経験は、ゼナにだって何度もあるのだ。
にも関わらずこうした例外を作ったのは、晒されているのが年若い―――否、まだ幼い少女であり、可愛らしい声音が己の無実を切実に訴えていたからだ。
正直、少女に与えられていた責め苦は子供ならではの非常に可愛らしい悪戯に過ぎず、なんならもう少し見ていたいかも……なんて気持ちにさせられたのは心の内にそっと秘め
「―――ふふ、こう見えても冒険者ですからっ。」
感激の声音にぽふんっと胸を叩いて応える。
当然、拳に叩かれた豊乳は盛大に揺れていた。
「やっぱり……。わたしにはどうしてもあなたが悪い子に見えなくて、それでこうして割って入ったんです。」
ポケットから取り出したハンカチで少女の目元を拭いつつ、安心させるために柔らかな笑顔を向けて、黒の髪束を優しく撫でる。
覗き込んだ彼女の瞳は涙膜に潤んでいても捻くれた色などは滲んでおらず、素直で無垢な澄み切った瞳色を見せている。
ゼナにはもう、それだけで彼女を信じるにたる確信が得られた。
「わかった、わたしに任せてください。きっとあなたを助けてみせますっ!」
ぐっと小さく拳を握って頷くと、褐色肌のウェイトレスは雄々しい足取りで衛兵たちに近付いて、大した間も置かずに戻ってきた。
その顔は、なんとも腑に落ちないような『え、ホントにいいんでしょうか…?』みたいな困惑を滲ませてはいたけれど、その手にはしっかりと拘束具のカギが握られており――――ガチャリ。
何の問題もなく、少女の細首を戒めていた拘束具が解かれた。
■シチュー > 晒し者にされている自分に、何か物思うよな彼女の瞳の奥。
きっとそれは、まばゆい肢体揺らして無邪気な私刑執行を続ける悪童たちを払う彼女へ自分が目を注ぐのと同じような意味深さがあったのかもしれない。
おあいこ、みたいな。
「わぁやっぱり!頼もしいや……!
わ、ゎ……、……すごい……。お姉さんのお胸、とっても大きい……」
頼りがいのある仕草ひとつにも、たゆんと揺れる女の子の奇跡。
同性なのに、その艶やかな柔らかさ伴う光景には頬が赤らむ心地がする。
「んっ、……、ふふっ。ほんとに、ありがと……。
僕、ミレー族だから……お屋敷の人以外、街の人にはあんまり優しくされなくて。
でもお姉さんはとっても優しい!うれしい!
――っやほーぃ!自由の身だーー!
お姉さんのおかげー!」」
目元を清めてもらえば、髪を撫でてもらって目元は猫じみて細められる。
ふぁさふぁさとケモミミ震わせながら、通りすがりの良心にひどく嬉しそうに尻尾を動かして。――やがて首の縛めがとけると、それはもうおおはしゃぎ。ぎぅーーーと相手の腰に両手回し。ぴょんぴょん跳ねながら抱きつく有様。
ちなみに衛兵がやすやすとミレー族を解放したのは
「もともと見世物半分での取締だった」「いいものが見れた」
というこの国らしい理由であった。
「ねえねえ!僕はシチュー。お姉さんのお名前聞かせて!?」
抱きつくまま、顔だけ彼女へ向けて。にーっ!と白い歯浮かせて子供の顔で笑いかけ。相手の名前を強請り。
■ゼナ > 「う゛……む、胸は………ま、まぁ、いいじゃないですかっ。あなたのだって、すぐに大きくなると思いますしっ!」
無意味に発育の良い胸やら尻やらの駄肉に小さなコンプレクスを抱く娘は、少女の純粋な褒め言葉に微妙な顔で固まった後、強引に話題を逸らすかの如く囚われ猫の救出という本来の目的に意識を移した
。
その結果、戒めから開放されてはしゃぐ彼女の尻尾の動きの愛らしさに、こちらもふにゃりと相好を崩してしまう。
メイド少女の体躯は、黒髪からぴょこんと突き出た獣耳を含めて尚小柄。
ほっそりとした肢体は、ちゃんとご飯食べれてるのかな……なんて心配になる程に華奢で、どうしようもなく庇護欲を擽られる。
うちに連れ帰って餌付けしたい……なんて衝動すら湧き上がる。
そんな少女の衝動的なハグに応えたのは、小さな頭部をぼふんっと包み込む豊乳の柔らかな圧迫と、その谷間から香る柑橘の匂い。
思わず「ひゃっ!?」なんて声を漏らしてビクつくものの、小さな身体の精一杯の感謝の気持ちに強張りも緩んで
「ふふ、良かったです。」
結局はこちらからも腕を回して抱きしめて、彼女の後頭をよしよしと撫でてしまう。
そして、爆乳の窒息から顔を上げて逃れた少女の名乗りを聞けば、こちらもニッコリ笑みを浮かべて言葉を返す。
「わたしはゼナ。ゼナ=エイルホーンっていいます。よろしくね、シチューちゃん」
■シチュー > 「えっ、あ、……、あんまりそう言われるのイヤだった?
ごめんなさい……」
微妙な顔つきをした彼女へ慌ててケモミミ伏せって謝罪浮かべた。
褒めたつもりでも相手にとって褒め言葉にならない事もある、とメイド長から聞かされた言葉があった。
悪い事をしたと思ったらすぐ謝りなさい、とも躾けられていた。
けれども、彼女の肉付きと引き締まりの良さは危うい曲線をあちらこちらで形成していて。身軽な服装も相まって、近くにいると何か心音高鳴る気分になってしまうのは抑えきれなくて。
「よろしく、ゼナ!
たすけてくれて、ありがと。
ゼナ、……ゼナ……。ゼナって、あったかいな。柔らかいな。
それにとっても、……うん……ふふっ……!いい匂い……。
ねえねえゼナ……。僕、ゼナにお礼がしたいな。
でも、お金は持って無くて……。
ゼナ。僕にしてほしいことって、何かある……?」
(名前を聞くと、ぱああっと春に芽吹く花のよに笑顔綻ばせて勢いづく。
抱きつく胸元の乳房、その恵みを胸いっぱい吸って。小さな子供にもどってふにふにと頬を緩めた。抱きつきながらも、ミレー族のメイド奴隷の身分にできる事を彼女に尋ねる。答えてくれるならめいっぱいそれに応じたいし、答えに迷うなら、自分なりに彼女へお礼を返すつもりで。とにかく相手に尽くしたくて、と瞳をきらきらさせて)
■ゼナ > 「ぁわっ!? い、いや、そ、そんな事ないですよっ、そんな事ありませんっ! ありがとうございます、おっぱい褒めてもらって嬉しいですーっ!」
へんにょりと獣耳を萎びさせて俯く少女に酷く罪悪感を刺激されたウェイトレスは、大慌てでぶんぶか頭を振り、気づけばなんとも頭の悪そうな言葉を大きな声で言い放っていた。
二人のやり取りを見ていた衛兵が「ぷっ」と小さく噴き出すのを聞きつけて、かぁぁ…っと小麦色の頬に朱が昇る。
「いいえ、そんな、礼にはおよびません。シチューちゃんは悪いことをして捕まったんじゃなくて、無実の罪で、誤解されて捕まっちゃってただけなんですから。」
再びふるふると頭を振るも、『僕にしてほしいことって何かある?』という魅惑の問いかけには心ときめく物があり、しばし思考を巡らせる。
おもちかえりして、一緒にお風呂に入って、ほくほくの細身を抱きまくらにして眠りに付きたい―――なんて考えがよぎるも、出会ったばかりの他所様の子にそんな申し出を投げるのは常識的にありえない。
その合間にも豊胸に顔をうずめて匂いを嗅ぐ獣少女の愛らしさに、なんとも言えない癒やしを受け取り笑顔が緩む。
「――――そう、ですね……わたしとしては、シチューちゃんがわたしのお友達になってくれればそれだけで十分なんですけど……。」
なんて殊勝な事をいいつつもハグする腕を緩めないのは、彼女の抱き心地があまりにいいから。
晒し台の上、メイド服の獣少女とウェイトレス姿の爆乳娘がぎゅっと抱き合う姿が微妙に見物人を集めていた。
■シチュー > 褒めてもらって嬉しいという彼女。それなら、と褒めた自分も嬉しくなって。ケモミミがぴゅくーんと復活したらご機嫌そにふりふり揺れ始めた。何やらやりとりのうちに衛兵さんまで笑わせる事ができたらしく、さっき自分を捕えたのが彼らということも忘れて、どういう意味で吹いたのかも確かめないままにこにこ、笑みかける。
「うんー、ひどい誤解だったよ。
でも、誤解って人にわかってもらえたから僕今ほっとしてるー!
とってもゼナに感謝してるよ!
だからー、遠慮しないでほしいな!
僕のご主人さまのところへ帰るのが少しぐらい遅くなってもいいから。
お世話になった人にちゃんとお礼しなさいって教えられてるから!」
お礼の内容がお持ち帰りでも、抱きまくらでも。相手が望むのなら嬉々として頷くつもりでいる。柑橘の匂いにつつまれ、すぅと胸に吸いながら目元を綻ばせてそう声音を明るくする。
「ゼナにぎゅってされて……ゼナにいい匂いに包まれたら……。
僕、どきどきしてきちゃう……。
ね、……ゼナ……。みんなに、見られてるけど……。
もっとぎゅってしても、いい……?」
彼女のしなやかな腕に包まれると、そして胸に身体を包まれると。
理性がとろりと蕩けてしまいそう。少し悪戯っぽい顔つきになると、姉に懐く妹のようだったハグが少しずつ変化していく。
右手を離して、そっとふくよかな左の乳房を下から支えながら撫で。
首を伸ばせば、彼女の細い顎先に口付けをしてみせ。