2018/10/19 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 露店並ぶ大通り」にぼたんさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 露店並ぶ大通り」からぼたんさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 露店並ぶ大通り」にぼたんさんが現れました。
■ぼたん > お昼少し前の大通り。雑多な人で賑わう大通りを荷物を抱えて歩いている。
「えぇっと…」
時折飲食の露店があると近寄って、興味深げに眺める。
■ぼたん > そうしていくつかの露店を見て回って、魅入ってしまった天心のお店。
店先のせいろから上がる湯気が少し寒い空に吸い込まれる様も気に入ってしまう。
■ぼたん > 「ねェさんこれ…」
売り子の娘にいくつか包んでもらう。受け取った包みが暖かくて顔が綻ぶ。
「あァ…ここで食べていいの?」
店のすぐ横にしつらえてある椅子とテーブルを指し示されて、ありがと、と嬉しそうに笑う。
■ぼたん > 買ったばかりの天心の包みと、テーブルの上に抱えてきた荷物を降ろして、ふうっと一息をつく。
肩をぐるぐる回しながら、通りを行きかう人々を少しの間眺める…
■ぼたん > 行き交う人の中にはミレー族もいる。堂々と(と、彼女には見える)耳も尻尾も露わにしている姿を、何となく目で追ってしまっていてはっと自分の耳に手をやる。
■ぼたん > 別段何も変わりない、ヒトの耳がそこにはある。
「なに、やってンだか…」
苦く笑って耳たぶを確認するように触り、気を取り直すように椅子に座って、天心に向き直る
■ぼたん > 包みを開けると、まだ湯気がすこし立ち昇る。
「ど・れ・に・しよっかなァ…」
指さし指差し、緑色の餡が透明な皮に包まれた、何やらむちむちしたものを取り出す
■ぼたん > かぶりつくと、えびとニラのシューマイだとわかる。むぐむぐと二口めで頬張って食べる
■ぼたん > 指に残った皮をなめなめ、ううんと唸って「美味しい…ケド、こお皮どうやって作ってンだろ・・・。
■ぼたん > 残りの天心を袋の上から眺める、少し首を振って、残りはお店で食べよう、と声に出して言う
■ぼたん > また来るね、と売り子の娘と店主に笑いかけ、雑踏の中へと紛れていく…
ご案内:「王都マグメール 平民地区 露店並ぶ大通り」からぼたんさんが去りました。