2018/09/06 のログ
■ブレイド > 「アンタがアイツのなんなのかしらねーけど…
ま、わりーやつじゃねーならいいよ」
同じくエールを飲み干せば樽ジョッキを置いて。
というか、彼女も騎士団の所属ではなかっただろうか?
少しばかり混乱してしまう。
何かあったのだろうか…守らなくてはならないようなことが。
「わかんねーことはいろいろあるが…オレの知人やオレ自身に害を及ぼさねーなら好きにやれよ。
ロウ…だっけ?アンタがアイツを何から守るかしらねーが…
守るってのは何でも殴って解決できるもんじゃねーんだからな?
腕っぷしなんざ、むしろ役に立たねーことのほうが多いんだぜ?知ってるかもしんねーけどさ」
自身の愛する国のために、身を投げだした少女がいた。
腐った貴族のばかみたいな逆恨みのせいで、望まぬ仕打ちを受けた少女もいた。
暴力で解決できることなど…ほんの些末な出来事しかない。
「それを知りませんでしたじゃ、『守る』なんてただの笑い話でしかねーよ」
■黒須 > 「俺をただの暴力獣人とは思うなよ?」
(まるでジョークを言われたような対応をして返す。
確かに、守るにも手段は多い。しかし、暴力だけで収めるっと言うのは自分流上でもまず無いことである。
相手がしたなら、自分も返すのが自分流である。)
「貧民地区で親父の生き写しの野郎だが、言葉がそれなりに鍛えたからよ?ある意味、手段は増やしてあるさ…。」
(べっと自分の舌を出して指を指す。
口も開けているため、見るとわかるが犬同様の歯並びをしていた。
しばらくして、懐から代金を取り出しカウンターのマスターに差し出すように置く。
そのまま立ち上がり、ポケットへと手を突っ込む)
「ま、どうあれ…俺もあいつをほっとけないよ見だからよ?やんなきゃならねぇ所…あるんだよ。
酒もいい感じで回ったし、俺はここいらで失礼するぜ?じゃあな…。」
(背中を見せ、狼らしい大きな尻尾を小さく振りながら手を振って、店をあとにする。
結局、どういう関係かは明かされずとも、彼の心中にある覚悟程度は伝わったかもしれない。)
■ブレイド > 「少し話しただけだ。
アンタがどういうやつかしらねーんだよ。
心でも読めるように見えるか?」
相手の軽口に乗ったふうに肩をすくめてニヤリと笑ってやる。
「ま、疑わねーだけまだましだと思っといてくれよ。
つか、今度はちゃんと話してほしいもんだな。フワッフワした言葉だけじゃなくてよ」
結局は何が起きたかも、どんな関係かもわからない。
ただ、彼は悪人ではないだろうということだけ。
シャルレ自身に何があったか…なにもなかったのか…それすらも不透明だ。
こちらとしては、不安が増す。
「じゃーな」
去りゆく獣人にひらり手を振って見送る。
ご案内:「王都マグメール 平民地区・酒場」から黒須さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区・酒場」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「王都 冒険者ギルド」にミナさんが現れました。
■ミナ > 【待ち合わせ】
ご案内:「王都 冒険者ギルド」にガウさんが現れました。
ご案内:「王都 冒険者ギルド」からガウさんが去りました。
ご案内:「王都 冒険者ギルド」にガウさんが現れました。
■ミナ > 「……ふぅ、これで完了…遅くなっちゃったなぁ…」
いくつかの難易度は高くない、でも時間のかかるこなして、すっかり暗くなってしまった外を眺めて、家で待っているであろう少女のことを考える
■ミナ > 二人に増えた分以前よりお金が必要になってしまっているから、稼ぐには難易度を上げるか時間をかけるしかない。
より稼ぐには仕方がないのだが、待ってくれている彼女のことを考えると心苦しい。どうにかしなければと思いながら帰路につこうとする…
■ガウ > 「・・・・ミナー!」帰路につこうとする少女に家で待っているはずの黒髪の少女が抱き着く、
ずっと家にいて待っていたがなかなか帰ってこないミナに寂しくなって自分でここまでやってきていた
■ミナ > 「わっ!?えっ!?ガウ?」
家で待っていたはずの彼女が突然目の前に現れて驚くように固まり、そのまま抱きつかれる。
周りの冒険者達は真っ白な目の彼女を見て様々な表情を見せるも、特に何をするでもなく遠めに眺めたり完全にスルーしていたり。
「……ここまで迎えに来てくれたの?」
■ガウ > 「みなぁ・・・さびしかったよぉ・・・」
ミナを見つけて安心したのか、涙目になりながらぎゅっと抱きしめて甘える
「うん・・・寂しくてさみしくて、ここに来ればミナ、いるんじゃないかと思って待ってたの」
■ミナ > 「……ごめんね、今日は遅くなっちゃた」
抱きしめてくるガウの頭を、優しく撫でる。
やはり待たせるべきじゃなかったと、後悔しながら撫で続ける。
「…さ、帰ろっか」
■ガウ > 「・・・おかえり、なさい」
撫でられる感触に幸福感を感じて少しづつ寂しさが和らいでいく
「うん、おうち、帰る」
しっかりとミナの腕に抱き着いて甘えながら帰路を歩く
■ミナ > 「…道もう暗いけど、来るとき大丈夫だった?変な人とか居なかった?」
この街は決して治安がいいとは言えないだろう、そんな中を一人で迎えに来てくれたのかと、暗くどこか怪しげな雰囲気の街の中を歩きながら考えて。
結局のところ、リスクを背負うのか、時間をかけるのか、どっちが彼女のためになるのだろうか。リスクを選べば時間は確かに短時間で済むけれど、それは自分が帰れなくなるかもしれないということでもある。
もし自分が出かけて帰ってこなかったら…彼女は、ガウはどうなってしまうのだろうか。
…そんな、自分の仕事の不安定さを改めて認識して、表情が少し暗くなる
■ガウ > 「うゆ・・・変な人いなかった、大丈夫だよ」
そういって胸を張ってみる、
実際は怖がってびくびくしながらギルドまでやってきて
ミナが見えるまでは泣きそうになっていたのを隠している
■ミナ > 「そっかー…でも、あんまり治安よくないし…気を付けてね?」
よく考えれば彼女は元々路地裏に住んでいた、どちらかというと変な人側に入るのかもしれない…と、少し失礼なことを考えてしまう。
ともかく、今日は大丈夫だったが、自分の帰りが遅くなるのは彼女を危険に晒すことにもなりかねないだろう…。
「…ガウは、私が遅くに帰ってくるの…どう思う?」
■ガウ > 「うん、きおつける、のだ」
裏路地の頃みたいにこそこそ来るようにしないとと頭の中で考えてる
「・・・さみしい、のだ」
ぎゅっとミナの腕を抱きしめる力が強くなる
■ミナ > 「………だよね。…じゃあ、早く帰ってこれるように…危ない仕事、するって言ったら…どう思う?」
少し寂しそうな表情で、そう尋ねる。
彼女に働かせるわけにはいかない…そうすると、稼ぐのはどうしても私一人になってしまう。
剣しか知らない私にとって稼ぎが不安定なのはどうしようもなく、どちらかを選んでもらうしかない。
■ガウ > 「っ!や、やだ!ミナ、危ない仕事しちゃダメ!」
腕を抱きしめつ力をさらに強くして必死に止めている
■ミナ > 「大丈夫、私もしたくないから…
でも私、冒険者以外のお仕事は知らないし、今のままだったら…やっぱり遅くなっちゃうかな…」
安心させるために少し笑って見せる。
…今の家を売って、二人で住む小さな家を買うという方法もあるが、親の遺品や昔のものの整理も出来ていない。やるとしても当分先のことになってしまうだろう…
■ガウ > 「・・・私、も、ミナと一緒に、働きたい、」
抱きしめながらぽつりとつぶやく
■ミナ > 「………え?
……ガウ、働けるの?」
最初から否定していた選択肢
それを彼女の方から提示されて、思わず歩みが止まる。
「確かに、二人で働けばお金も十分稼げるだろうけど…」
不安そうに呟く、あまり乗り気ではないといった風に
■ガウ > 「あ、あまりわかんないけど、さっきの、お店で、才能あるって言われたの、」
そういいつつ手を前に出した力を籠める
その手から小さい炎と氷が渦を巻いて飛び出し竜が絡み合うようにぐるぐると2重らせんを描いて消える
「泣いてる時おねーさんが見せてくれてきれいだったら真似したら、驚かれて、難しいことなのによくできるね、才能あるって言ってクレタの」
■ミナ > 「さっきのお店って………冒険者ギルド?
……ガウが働きたいって言ってるの…冒険者のこと?」
手から出てくるその力は、恐らく魔法だろう。
確かに彼女の魔力はそれなりにあるのかもしれない…が
「…冒険者ってのは、大変だよ?魔法だけじゃ何ともならないこともたくさんあるし、多くのことを知らなきゃいけないし。
…今、できなくてもいいけど、これからガウはそれができるの?」
否定はしない、しかし、しゃがんで彼女の目を真っすぐと見て、彼女の真意をはかろうとしている。
■ガウ > 「うん、ミナと一緒に働けるかなっとおもったの、です」
長ったらしい詠唱が必要な魔法を手のひらで簡単に出してしまいながらいう
「うん、えっと、ミナみたいに、冒険者になって、ミナと一緒にいろんな場所行って、一緒に戦いたい、それでいっぱいほめてほしい、の」
もじもじしながらしかし一カリと相手の眼を見て話す
どうやらこれが本心のようだ
■ミナ > 「………そっかー。私と一緒に…かぁ…」
複雑な表情を浮かべながら、立ち上がる。
確かに二人で…魔法を使える人が仲間に居れば、もっと違う依頼を行うこともできるだろう。彼女の膨大な魔力と制御をもってすれば、最近大規模な討伐依頼が出されている魔導機兵とやらにも対抗できるのかもしれない。
しかし、ミナの心は別のところで揺れていた。
「………私は、ガウと一緒に依頼に行ったとして、危険な目に会った時に、ガウを守り切る自身がない。だから、私はあまり、ガウにこっちには来て欲しくないな…」
そう、少し小さな声で呟く。思わず彼女から目を逸らしながら。
■ガウ > 「うん、いっしょ、一緒に行きたいの、」
独りぼっちで何もしない時間は淋しさをつのらせ凍えてしまいそうだった
だから、一緒にいたい、そう思って相談している
「ガウ、自分のみは自分で守れるようになるから、お願い、します・・・」
■ミナ > 「……………うん、分かった。でも、いくつか条件。」
彼女の孤独、それを埋めたのは自分で、自分なしではダメなくらいに自分は大きな存在になってしまった。
もしまた、出会ったあの時みたいに暴走したら…いや、させたくない。
そういう気持ちが、戦わせる不安を上回った。
「一つ、一人前になるまでは簡単な依頼を受けること
二つ、依頼をするときは必ず私と一緒にすること
三つ、危なくなったら一人でも逃げること
…これが条件。守れる?」
■ガウ > 「ほんと!?」
ぱあっと表情が明るくなるが条件といわれて少しだけ緊張して顔が引き締まる
「うん、うん・・・うん…ワカッタ、まもる、」
■ミナ > 「…よし!それじゃ明日から頑張ろう!!明日はガウの装備買わないとね~」
気合を入れようと自分の頬をぺしんと叩くと、再び帰り道を歩き出す。
この選択が正しかったのかどうかは、未来が示してくれるだろう。
■ガウ > 「うん!いっぱい頑張って御金稼ぐ、です」
真似をして自分の頬を叩くがぺちっとかわいい音が鳴るだけである
あしたからはじまるミナとのお仕事に向けて緊張しつつも楽しみに笑っている
ご案内:「王都 冒険者ギルド」からミナさんが去りました。
ご案内:「王都 冒険者ギルド」からガウさんが去りました。