2018/08/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にピングさんが現れました。
■ピング > 相変わらず閑古鳥の無く某所にある雑貨屋。
時折思い出したように罠めいた品揃えを致す日が、本日。
「試供品」とタグをつけた一欠片ずつの小さなチョコと温かなお茶を保温瓶に詰め込みカウンターの上に設置。
次いで、貼り紙を店内にある男女共用の方のトイレの扉へ取り貼り付ける。
「故障中の為使用できません」の文字と共にノブには針金を巻き付ける徹底っぷり。
試供品は媚薬と利尿剤の入ったチョコとお茶――つまりは碌でもない準備は万端に。
最後の仕上げとばかりに、トイレに行く場合は一択となる一室――男用、とでかでかと表示されている――へと足を踏み入れ。
その室内には便器の類は無く、壁の下の床に沿って排水用の溝が掘ってあるという簡素極まるトイレ風景。
しかも男子のみを想定している為か、仕切りの類は一切なく、並んで致せば隣の排泄事情が丸見えの状態だった。
芳香剤の代わりとでも言うように、たっぷりと焚かれた甘ったるい匂いのするお香は思考を緩くさせる効果を持つという念の入りようで。
■ピング > ・客が来る
・試供品を食べて催す
・一つしかないトイレに入る
・媚薬で悶々としながら仕方なく立ちション(※願望)
・満を持してオイラの登場!
・連れション アンド 流れでしっぽり
と言う、自分としては完璧なプランを立てて実行しているつもり。
そもそも試供品に手を出さない可能性もあるし、逃げられる可能性だって非常に高い。
けれども期待するのはタダだし、何よりこういった馬鹿な悪巧みは準備段階だって楽しいのだ。
一人満足そうに頷くと、カウンターへと戻り常の如く店番を。
啜る茶は、当たり前だが媚薬入りでは無く普通のお茶だ。
■ピング > そんな具合で今日も適当な店番の時間が過ぎていく。
訪れる客が居たのかは、さて―――
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」からピングさんが去りました。