2018/07/19 のログ
ご案内:「マグメール 平民」に紅月さんが現れました。
ご案内:「マグメール 平民」から紅月さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」に紅月さんが現れました。
■紅月 > ーーートッ、タタッ、しゃら…
魔族の国から早々帰還…折角の月夜散歩だったのに、まさか戦闘になるとは思わなんだ。
時間が時間だからか人っ気のない噴水広場、つまり大通りに面したいつものベンチの広場であるが…そこに黒天馬に跨がったまま降り立つ。
ひょいっと跳んで大地を踏み締めれば、天馬の首に抱き付いて。
「お疲れ様、ありがとうね~?
またお散歩しよう、絶対!」
温い体温とさらさらのたてがみに頬擦りをして。
■紅月 > しばし天馬の翼をもふもふと堪能し癒された後、夜空へ飛び立つ凛々しい姿を見送る。笑顔で、軽く手を振りながらに。
そうして、何気なく…改めて先程鎧姿の人物からの凶刃を受けた爪を見てみる。
…傷が、ついてしまっていた。
「私の爪、結構頑丈なんだけどな…」
思わず苦笑して…近くのベンチへ歩み寄り、座る。
■紅月 > おもむろに、真横に手を出す…すると、虚空の中に揺らぎが生じて腕が消え、再び腕が戻ってきた時には爪のお手入れセットが握られている。
…一応、というか当然。
ただのお手入れセットではない。
魔族仕様の恐ろしく頑丈なそのヤスリは、ちょっとした鉄柵なんかはアッサリと削り切ってしまう。
逆に、そのくらい硬くないと鬼の爪なんか削れない。
「さて、やりますか!」
ざりざり、と、爪にヤスリをかけていく。
中指から丁寧に。
浅いとはいえ横一線についた傷は、消すのに時間がかかりそうで。
…はぁ、と、ため息をつく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」に紅月さんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」に紅月さんが現れました。
■紅月 > そうしてしばし手入れに勤しめば、磨き終えた爪を見た後にコクリと頷いた…満足したらしい。
女は立ち上がり…ひとつ伸びをすると、朝日に照らされる町へ消えていった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」から紅月さんが去りました。