2018/06/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/娼館通り」にサマベルさんが現れました。
サマベル > (部屋を使わせて貰う代わりに場所代として幾ばく
かの金銭を渡す約束で契約している娼館の前。少し退屈そうに
娼館の扉に背中を凭れさせるようにして、口元を隠して小さく
欠伸を一つ零して)

「ふぁ…んっ、いけませんわね。お客様に見られていたらはした
ないと言われるところでしたわ。でも…なんでですかしら、心な
しか人通りが少ないような気が致しますけれど…」

(夜になれば男女で賑わう娼館通りも、今日はどこか人も疎ら
で賑やかさに欠けるようで。噂に聞いた出兵が関係しているの
かしらと不思議そうに首を傾けて、一介の娼婦が考えることで
もないですわねと首を振り道を行く客候補を物色する)

サマベル > 「男性でも女性でも、どちらでも構わないですけ
れど…抱かれて面白い方だと嬉しいですわね。好みの方、でした
らなお嬉しいですけれど…うふふ、娼婦が贅沢を言うものでもあ
りませんけれど」

(娼婦にも客を選好みする権利くらいない訳ではないものの、
それは一部のそれなりに売れている上級娼婦や高級娼婦の話
で、客が取れるならそれだけでもマシという娼婦もいて。
もっとも、客を選好みする、というのも娼婦としての心がけに
欠けていて…仕事というより最近では趣味の領域になりつつある
ための戯言のようなもので)

サマベル > (それから暫くの時が流れ、娼婦は客を得ることが
出来たのか、出来なかったのか。ただその姿は娼館の前から消
えていて、ほんの少しの残り香が揺蕩うのみ…)

ご案内:「王都マグメール 平民地区/娼館通り」からサマベルさんが去りました。