2018/06/19 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 雑貨屋」にフィル=クォーレンスさんが現れました。
フィル=クォーレンス > 昼間は暑さが強まってきたものの、その暑さを吹き飛ばすように、吹き抜ける夜風は涼しい夜。
その肌寒さのせいであろうか、大通りのみならず、酒場などの通りもいつもより人気は少ないようであり。
元々人気の少ない通りともなれば、足音さえ聞こえそうなほどに静まり返っている有様である。
そんな人気のない小道の雑貨屋の中、明かりがうっすらと零れる窓から見える店内で、動き回るのは少年。

「後は…出入り口だけかな」

裏へと向えば、カチリと音を響かせて裏口の鍵を下ろし。
もう今日は使わないであろう、書類などの棚もしっかりしめれば、何度か確認するように引っ張り。
何時でも帰れるように、といった帰り支度を進めているようであり。
やがて表の出入り口以外の戸締りを終えれば、カウンターの椅子に腰を下ろして一息零していき。

フィル=クォーレンス > 夜風が吹くたびに出入り口の掛け看板が揺れ、カタカタと建てる音が響くほどに静まり返っている店内。
店の前の道も耳が痛いほどに静まりかえっていれば、ちょっとの物音でも大きく響きそうなほどである。
そんな静かな中、カウンターの椅子に腰を下ろしたまま、何をするでもなく、時折薄暗い店の外へと視線を向けては、何もなければまた店内へと視線を戻し。

「最近涼しいし…また温泉でもいってみるのもいいかも」

店内はそこまで寒くないものの、外を吹き抜ける夜風は肌寒いほどである。
それを思い返すようにすれば、ぽつりと零れた言葉は何度か入ったことのある、平民地区の温泉の事。
その時の暖かさを思い返しているのであろう、少し目を細めてその時の心地よさを思い出すように、表情は緩み。
少しの間そんな様子でボーっとしていれば、眠気が来たのであろう。
顔を揺すってよってきた眠気を少年は振り払い。

フィル=クォーレンス > そんな事を考え、眠気を適度に振り払いながらもしばらく。
大分夜も更けに更けてしまえば、一つ零れそうになった欠伸を口に手を当てて塞ぎながら、椅子から立ち上がる少年。
ぐっと両手を天井に向けて伸ばし、一つ体をほぐすように伸びをすれば、ローブのフードを引っ張る様にして目深に被り直し。

「帰りは…何か食べ物でも買っていこうかな」

そろそろ、とばかりに向かう方向は出入り口。
ドアを開き、吹き込んでくる涼しい夜風に身震いを一つ行い。
掛け看板を裏返し、しっかりと鍵を掛ければ、何度か揺らして確認していく鍵のかかり具合。
充分といった所で、そのまま帰り途中の寄り道でも考えればぽつりとこぼし。
ゆったりとした足取りで、やがて帰路へとついていったか―

ご案内:「王都マグメール 平民地区 雑貨屋」からフィル=クォーレンスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にしずくさんが現れました。
しずく > 「ふぅ…。」

(少しため息交じりの声を出してへろへろと公園のベンチへ向かう。
猫背のまま、ゆっくりとベンチに座りこむとなんだか疲れ顔をしている)

「はへぇ…なんだか、疲れちゃった…。」

(今日も仕事であったが、少々寝坊してしまい焦っていた。
時間通りには付けた物の、まともな接客も出来ずに少し残念な気分をしており、目の下のクマがより一層目立つ気がする)

しずく > 「・・・。」

(うつらうつらと瞼が重くなる感覚がわかる。
更には頭もフラフラと動いて動いてカクンと人形の様に頭が落ちることもある)

「…んぅ…ちょっと、危ないかも…。」

(睡眠の取りすぎと仕事のダブルパンチでかなり疲れが来ており、このままではまともに誘われても相手をできないと考えては近くにある、隙間に向かい、瞬間的に姿を消していく)

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からしずくさんが去りました。