2018/06/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシエルさんが現れました。
■シエル > 人と人とのざわめきの間をぶらぶらとしている。
暇だなぁ、とそう感じる辺りはまだ若いというか子供なのだろう。
現に父親は忙しく挨拶周りなどしているわけで。
自分も顔見知りの人達には父と一緒に回った。
他の父の知人達にはまだ紹介されていないので、「ごはん食べて帰りなさい」という状態だ。
放課後のようなものである。
「ごはんは美味しいんだけどな。」
ぽつり、と呟く。
ビュッフェ形式の食事だからか、手には空になった皿が1枚。
それを給仕に手渡しつつ、さてどうしようかな、と周囲をきょろきょろ。
もう少し食事をしていくか。はたまた帰るか…考えながら歩く少年は少々あぶなっかしいかもしれない。、
■シエル > 誰かにぶつかりそうになるものの慌ててよける。
平謝りに頭を下げてから、またぶらぶら。
少しの時間の後、少年の姿は会場から消えていただろう。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシエルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 歓楽街」にクウィンさんが現れました。
■クウィン > 賑わいを見せる夜の歓楽街を、長身の男が一人悠々と歩いている。
日没と共に目覚めるこの男にとって、この時間帯は最も活動的になれる頃合いだった。
紅色の瞳は爛々と輝き、同時に本能的な飢えが全身を支配して血潮が煩く騒めく。
「さて…、素敵な出会いがあるといいのですがねえ」
手袋をした手でメガネのフレームを押し上げると期待で口元が歪み、
短い牙と先割れの下がちらと覗いた。
自分の渇きを潤してくれるもの――より上質な精気を求め、軽く鼻を鳴らして辺りを見渡す。